ソユーズ-1

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ソユーズ 1 (ソユーズ 2.1v)
Soyuz-1.svg
機能 衛星打ち上げロケット
製造 TsSKB-プログレス
開発国 ロシア
大きさ
全高 44メートル (144 ft)
直径 3メートル (9.8 ft)
重量 158,000キログラム (350,000 lb)
段数 2段
積載量
LEOへのペイロード 2,850キログラム (6,300 lb)
関連するロケット
シリーズ R-7 (ソユーズ2)
打ち上げ実績
状態 2013年12月から使用開始
射場 LC-31/6&LC-1/5, バイコヌール(対応改造未実施)
LC-43, プレセツク
ボストチヌイ宇宙基地(建設中)

ソユーズ-1、別名ソユーズ 2.1vはロシアで開発されたソユーズシリーズの新型ロケットであり、2013年12月28日にプレセツク宇宙基地から初打ち上げに成功した[1]

ソユーズ 2.1vはソユーズ2.1bを元に開発されたが、ほぼ全面改良に近い状態になっている。第1段の4基のノズルを有するRD-108エンジンを強力なNK-33エンジン1基に換装する代わりに、4本のブースターを廃した軽量型ロケットであり、1段の直径も2mから2.7mに拡大されている。誘導制御機器と2段(RD-0124エンジン)はソユーズ2.1bのものを引き継いでいるが、上段(オプション)にはFregatに代わり新型のVolgaステージを採用している。 発射台は従来型のソユーズロケットと同じものを改良することで使用できる。打ち上げ能力は低軌道へ2.8tで、小型・中型衛星の打ち上げ用として使われているロコットの後継機にすることも考えられている[2]

開発は2008年に始まり、2012年に初打ち上げを予定していたが、2012年8月に地上での燃焼試験中に、NK-33の周りに装備している姿勢制御用エンジンRD-110Rの4基のうちの1基が爆発事故を起こしたため、打ち上げは2013年に延期された[2]


なお、ソユーズ2.1vロケットの初期の打上げでは、1970年代にN-1月ロケット用に開発された古いNK-33エンジンが使用されるが、このエンジンは既に製造を終了しているため、約20基の在庫を使い切れば利用できなくなる。このため、在庫がなくなった時点で、RD-193エンジンに切替えられる予定であり、この新しいエンジンの燃焼試験も2013年4月に終了した[3]

ブースタを取り去ったソユーズ 2-1vロケットは、ブースタを追加することで打ち上げ能力を拡張することが出来る。このブースターを再装着したタイプは、ソユーズ 2-3と呼ばれることになっる。またソユーズ2.1bから引き継いだRD-0124を液体酸素と液体水素を使用するエンジンに置き換えてソユーズ 3とする構想もある[4]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]