ジョルジョ・アミトラーノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ジョルジョ・アミトラーノGiorgio Amitrano1957年10月31日 - )は、イタリア共和国マルケ州アンコーナ県イェージ生まれの日本文学者、翻訳家。

人物[編集]

ナポリ東洋大学を卒業。同大学政治科学部で、近現代における日本語・日本文化・日本文学の教授を務める。2010年11月より同学部長[1]。2012年、イタリア外務省よりイタリア文化会館東京の館長に任命され[2]、翌年着任。

よしもとばなな村上春樹川端康成井上靖らの作品を翻訳しており、2008年のグリンツァーネ・カヴール賞(Premio Grinzane Cavour)翻訳賞、第12回野間文芸翻訳賞を受賞している。

雑誌Poeticaの副編集長を務め、2004年からは造形芸術と文芸をテーマとする月刊誌Paragoneに寄稿。このほか、コリエーレ・デラ・セララ・レプッブリカイル・マニフェストAlias(イル・マニフェスト社が出している週刊新聞)、 L'indice dei libri del meseNuovi argomentiといったイタリアの主要な新聞・雑誌に文化記事を書いている。また2011年まで11年間、ヴィアレッジョ賞の選考委員を務めた。

Italian School of East Asian Studies 『The New Japanese Novel: Popular Culture and Literary Tradition in the Work of Murakami Haruki and Yoshimoto Banana』(1996年)、および『Il mondo di Banana Yoshimoto』(Feltrinelli1999年2007年増補)を監修。ジョゼッタ・フィオローニ(Giosetta Fioroni)の画集『I miei cani』(2007年)に序文を、DVDボックス『須賀敦子 静かなる魂の旅』(2010年)にエッセイを寄せている。

訳書[編集]

論集・論攷[編集]

  • The New Japanese Novel: Popular Culture and Literary Tradition in the Work of Murakami Haruki and Yoshimoto Banana、Italian School of East Asian Studies、1996年
  • Il mondo di Banana Yoshimoto、Feltrinelli、1999年(2007年新版)
  • 『「山の音」こわれゆく家族』 みすず書房2007年

映画出演[編集]

マリオ・マルトーネ(Mario Martone)ら5人の監督による連作映画『I vesuviani』(1997年)の第5話 La Salita に、観光ガイド役でゲスト出演している。

脚注[編集]

外部リンク[編集]