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ジェイミー・ドーナン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイミー・ドーナン
Jamie Dornan
Jamie Dornan
2013年
生年月日 (1982-05-01) 1982年5月1日(42歳)
出生地 北アイルランドの旗 北アイルランドベルファスト
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
イギリスの旗 イギリス
身長 178cm
職業 モデル・俳優・ミュージシャン
ジャンル 映画・テレビ
活動期間 2006年 -
配偶者 アメリア・ワーナー(2013年 - )
主な作品
映画
フィフティ・シェイズ』シリーズ
ベルファスト
テレビドラマ
ワンス・アポン・ア・タイム
THE FALL 警視ステラ・ギブソン
『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』
 
受賞
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2021年ベルファスト
ゴールデンラズベリー賞
最低主演男優賞
2015年フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
その他の賞
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ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan, 1982年5月1日 - )は、北アイルランド出身のファッションモデルミュージシャン俳優

略歴

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産科学の博士である父のもとに生まれる。女優のグリア・ガーソンとは血縁関係にある。学生時代はラグビーと演劇に夢中になっていた。

カルバン・クラインアルマーニクリスチャン・ディオールアクアスキュータムドルチェ&ガッバーナなどのブランドをはじめ様々なブランドのモデルとして活躍する人気モデルとなった。トラヴィス・フィメルの後を継ぎ、ケイト・モスエヴァ・メンデスと共演したカルバン・クラインのキャンペーンが有名。2005年に俳優業でアメリカのロサンゼルスに渡った。その時のルームメイトが2015年のアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインだった。ドーナンは、テレビや雑誌のインタビューでエディ・レッドメインとは、役に恵まれない時代の苦楽を共にした友人であることを公言している。2006年にソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』のフェルセン役で映画初出演を果たす。ミュージシャンとしても活動しており、ケイティ・タンストールのツアーにも帯同していた。

2011年秋に放送開始となった『ワンス・アポン・ア・タイム』の第1シーズンにレギュラー出演した。

2015年2月に公開された映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の若富豪のクリスチャン・グレイ役で注目された。ドーナンは元々この作品に最初から出演する予定ではなく、当初決まっていたイギリス人俳優のチャーリー・ハナムが降板した為、代役としてその他5人の俳優がトップ候補として名が上がり(アレクサンダー・スカルスガルドテオ・ジェームズ、 François Arnaud、スコット・イーストウッド、Luke Bracey、Billy Magnussen)ドーナンは、オーディションを受けてこの役を獲得した。映画が公開されてからドーナンは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の第二続編である『フィフティ・シェイズ・ダーカー』に続けて出演することを発表した。

私生活

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ドーナンは、女優のキーラ・ナイトレイと2003年から2005年まで交際をしていたが、ナイトレイとは別れ、2010年から女優でシンガー・ソングライターのアメリア・ワーナーと交際をはじめ、2012年末に婚約した。 翌年2013年4月27日結婚、11月に女児を出産。 ダルシーと名づけられた。 2016年3月に第2子であるエルヴァが、 2019年3月に第3子が誕生した。[1]

フィルモグラフィー

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映画

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邦題/原題 役名 備考 吹き替え
2006 マリー・アントワネット
Marie Antoinette
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
2008 Beyond the Rave エド
2009 Shadows in the Sun ジョー
2014 不都合な契約
Flying Home
コリン・モンゴメリー 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
2015 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
Fifty Shades of Grey
クリスチャン・グレイ 津田健次郎
2016 ジャドヴィル包囲戦 -6日間の戦い-
The Siege of Jadotville
クインラン中隊長 Netflix独占配信 綱島郷太郎
ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
Anthropoid
ヤン・クビシュ 山本兼平
ルイの9番目の人生
The 9th Life of Louis Drax
アラン・パスカル医師 前田一世
2017 フィフティ・シェイズ・ダーカー
Fifty Shades Darker
クリスチャン・グレイ 津田健次郎
2018 フィフティ・シェイズ・フリード
Fifty Shades Freed
ラブ・ストーリーズ
Untogether
ニック 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
プライベート・ウォー
A Private War
ポール・コンロイ 佐々木啓夫
エルヴェとの晩餐 ある映画スターの数奇な人生
My Dinner with Hervé
ダニー・テイト テレビ映画 (吹き替え版なし)
フッド: ザ・ビギニング
Robin Hood
ウィル・スカーレット 津田健次郎
2019 シンクロニック
Synchronic
デニス・ダネリー 不明
Endings, Beginnings ジャック
2020 トロールズ ミュージック★パワー
Trolls World Tour
チャズ 声の出演 浪川大輔
Wild Mountain Thyme Anthony Reilly
2021 バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く
Barb and Star Go to Vista Del Mar
エドガー (吹き替え版なし)
ベルファスト
Belfast
パー ゴールデングローブ賞助演男優賞 ノミネート[2][3] 津田健次郎
2023 ハート・オブ・ストーン
Heart of Stone
パーカー Netflixオリジナル映画
名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
A Haunting in Venice
ドクター・レスリー・フェリエ (吹き替え版なし)

テレビ

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邦題/原題 役名 備考 吹き替え
2011-2013 ワンス・アポン・ア・タイム
Once Upon a Time
狩人 / グレアム・ハンバート シーズン1: メインキャスト
シーズン2: ゲスト
計9話出演
津田健次郎
2013-2016 THE FALL 警視ステラ・ギブソン
The Fall
ポール・スペクター メインキャスト
計17話出演
藤真秀
2018 Death and Nightingales Liam Ward 計3話出演
2022-2024 ザ・ツーリスト 俺は誰だ?
The Tourist
“男” / エリオット・スタンリー 計12話出演
兼製作総指揮(シーズン2)
(吹き替え版なし)
TBA The Undertow Adam and Lee 兼製作総指揮

日本語吹き替え

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ワンス・アポン・ア・タイム』以降、津田健次郎が大半の作品で担当している[4]

このほかにも、藤真秀綱島郷太郎山本兼平前田一世佐々木啓夫なども声を当てたことがある。

脚注

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外部リンク

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