プライベート・ウォー

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プライベート・ウォー
A Private War
監督 マシュー・ハイネマン英語版
脚本 アラッシュ・アメル英語版
原作 マリー・ブレナー英語版
Marie Colvin's Private War
製作 マシュー・ハイネマン
マシュー・ジョージ英語版
ベイジル・イヴァニク英語版
メリッサ・マクマーン
シャーリーズ・セロン
製作総指揮 マリー・ブレナー
リー・ブロダ
ベス・コノ
ジェイソン・レズニック
デヴィッド・ダイナースタイン
A・J・ディックス
ジョナサン・ファーマン
ジョー・ゲルキオン
ウェイン・マーク・ゴッドフリー
エリカ・リー
ロバート・ジョーンズ
マイケル・ルーター
ジェフ・ライス
ウィリアム・サドライエ
アシュレイ・シュライファー
ニコール・アレクサンドラ・シプリー
ジェフリー・ソブラト
出演者 ロザムンド・パイク
ジェイミー・ドーナン
スタンリー・トゥッチ
トム・ホランダー
音楽 H・スコット・サリーナス英語版
主題歌 アニー・レノックス
Requiem for A Private War[1]
撮影 ロバート・リチャードソン
編集 ニック・フェントン英語版
製作会社 アカシア・フィルムド・エンターテインメント
サヴィ・メディア・ホールディングス
サンダー・ロード・ピクチャーズ英語版
デンヴァー・アンド・デリラ・プロダクションズ英語版
配給 アメリカ合衆国の旗 アヴィロン・ピクチャーズ英語版
日本の旗 ポニーキャニオン
公開 アメリカ合衆国の旗 2018年11月2日
日本の旗 2019年9月13日
上映時間 110分[2]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 (正確には旗ではありません)世界の旗 $3,915,207[3]
日本の旗 3000万円[4]
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プライベート・ウォー』(A Private War)は2018年アメリカ合衆国伝記映画。監督はマシュー・ハイネマン英語版、出演はロザムンド・パイクジェイミー・ドーナンなど。マリー・ブレナー英語版2012年に『ヴァニティ・フェア』に発表した記事「Marie Colvin's Private War(メリー・コルヴィンの個人的な戦い)」を原作とし、2012年シリアで取材中に死亡した戦場記者メリー・コルヴィンを描いている。

ストーリー[編集]

ジャーナリストのコルヴィンは、戦場の最前線で命がけの取材を続けていた。2001年に向かったスリランカ内戦の取材中、爆発に巻き込まれて左目を失う重傷を負った。失った片目を眼帯で隠し、表向きは気丈に振る舞っていたが、トラウマに苦しめられる。それでもなおイラクアフガニスタンなどに渡り、戦場での取材をやめることはなかった。2012年、コルヴィンはシリア政府の監視の目をかいくぐり、同国で起きている内戦の取材に赴いたが、そこで彼女は命を落とすことになった。

コルヴィンは戦場ジャーナリストとしての活動を続けるに当たって、数多くのものを犠牲にしてきた。彼女をそこまで駆り立てたものは何だったのか。本作はその謎を解き明かしていく。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

製作[編集]

2017年4月18日、ロザムンド・パイクが本作に出演するとの報道があった[5]。10月26日、ジェイミー・ドーナンの出演が決まったと報じられた[6]。11月21日、トム・ホランダーの起用が発表された[7]。2018年1月、スタンリー・トゥッチがキャスト入りした[8]

本作の主要撮影レバノンロンドンで行われた[9][10]

公開・興行収入[編集]

2018年2月、アヴィロン・ピクチャーズが本作の全米配給権を購入したと報じられた[11]。9月7日、本作は第43回トロント国際映画祭英語版でプレミア上映された[12]。本作の上映はミルバレー映画祭英語版(10月4日)とウッドストック映画祭英語版(10月14日)でも行われた[13][14]

2018年11月2日、本作は全米4館で限定公開され、公開初週末に6万491ドル(1館当たり1万5123ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場38位となった[15]。11月16日には、公開規模が865館にまで拡大され、週末に70万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング16位となった[16]

評価[編集]

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには143件のレビューがあり、批評家支持率は88%、平均点は10点満点で7.1点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『プライベート・ウォー』は前線に立つジャーナリストに求められる自己犠牲を評価しつつ、メリー・コルヴィンを称えているが、その称え方には抑制が効いている。また、ロザムンド・パイクの演技はキャリア最高のものである。」となっている[17]。また、Metacriticには32件のレビューがあり、加重平均値は75/100となっている[18]

出典[編集]

  1. ^ Ramos, Dino-Ray (2018年9月12日). “Annie Lennox Writes And Performs Original Song For ‘A Private War’ – Toronto” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2018/09/annie-lennox-requiem-for-a-private-war-toronto-international-film-festival-a-private-war-1202463604/ 2021年1月30日閲覧。 
  2. ^ プライベート・ウォー”. 映画.com. 2019年5月29日閲覧。
  3. ^ A Private War” (英語). Box Office Mojo. 2021年1月29日閲覧。
  4. ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 68頁。
  5. ^ Kroll, Justin (2017年4月18日). “Rosamund Pike to Play War Reporter Marie Colvin in Biopic” (英語). Variety. https://variety.com/2017/film/news/rosamund-pike-marie-colvin-movie-1202033711/ 2018年11月4日閲覧。 
  6. ^ Kroll, Justin (2017年10月26日). “‘Fifty Shades’ Actor Jamie Dornan to Star With Rosamund Pike in Marie Colvin Biopic (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. https://variety.com/2017/film/news/jamie-dornan-rosamund-pike-marie-colvin-movie-1202600201/ 2018年11月4日閲覧。 
  7. ^ McNary, Dave (2017年11月21日). “Tom Hollander Joins Rosamund Pike, Jamie Dornan in ‘A Private War’” (英語). Variety. https://variety.com/2017/film/news/tom-hollander-rosamund-pike-a-private-war-1202620889/ 2018年11月4日閲覧。 
  8. ^ Sommers, Kat (2018年1月19日). “Stanley Tucci Joins Rosamund Pike, Tom Hollander and Jamie Dornan for ‘A Private War’” (英語). BBC America. http://www.bbcamerica.com/anglophenia/2018/01/stanley-tucci-joins-rosamund-pike-tom-hollander-and-jamie-dornan-for-a-private-war 2018年11月4日閲覧。 
  9. ^ Clarke, Stewart (2018年1月18日). “Stanley Tucci Joins Rosamund Pike, Jamie Dornan in ‘A Private War’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. https://variety.com/2018/film/news/stanley-tucci-rosamund-pike-jamie-dornan-a-private-war-1202666799/ 2018年11月4日閲覧。 
  10. ^ Tartaglione, Nancy (2017年11月14日). “Oscar-Winning DP Robert Richardson To Lens ‘A Private War’ With Rosamund Pike” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2017/11/robert-richardson-cinematographer-a-private-war-rosamund-pike-jamie-dornan-1202207693/ 2018年11月4日閲覧。 
  11. ^ Lang, Brent (2018年2月2日). “Aviron Buys ‘Serenity’ With Matthew McConaughey, ‘A Private War’ With Rosamund Pike (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. https://variety.com/2018/film/news/serenity-matthew-mcconaughey-private-war-rosamund-pike-1202685855/ 2018年11月4日閲覧。 
  12. ^ Hipes, Patrick (2018年9月4日). “‘Galveston’ Removed From Toronto Film Festival Lineup; ‘A Private War’ Takes Its Slot” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2018/09/galveston-toronto-film-festival-lineup-removed-a-private-war-1202456640/ 2018年11月4日閲覧。 
  13. ^ McNary, Dave (2018年8月22日). “Rosamund Pike’s ‘A Private War’ to Open Mill Valley Film Festival” (英語). Variety. https://variety.com/2018/film/news/rosamund-pike-private-war-mill-valley-film-festival-1202914698/ 2018年11月4日閲覧。 
  14. ^ “Matthew Heineman’s A PRIVATE WAR to Close 2018 Woodstock Film Festival” (英語). VIMOOZ. (2018年8月24日). https://www.vimooz.com/2018/08/24/matthew-heinemans-a-private-war-to-close-2018-woodstock-film-festival-31586/ 2018年11月4日閲覧。 
  15. ^ Domestic 2018 Weekend 44 / November 2-4, 2018” (英語). Box Office Mojo. 2019年5月29日閲覧。
  16. ^ Domestic 2018 Weekend 46 / November 16-18, 2018” (英語). Box Office Mojo. 2019年5月29日閲覧。
  17. ^ A Private War (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年1月29日閲覧。
  18. ^ A Private War Reviews” (英語). Metacritic. 2021年1月29日閲覧。

外部リンク[編集]