コールドダークマター
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コールドダークマター(英: cold dark matter; CDM)とは、運動エネルギーが質量エネルギーに比べて小さく、粒子の運動速度が遅い暗黒物質であり、宇宙の構造形成を説明するために仮説的に導入された物質である。冷たいダークマター(つめたいダークマター)[1]や冷たい暗黒物質[2](つめたいあんこくぶっしつ)、冷暗黒物質(れいあんこくぶっしつ)[3]とも呼ばれる。
コールドダークマターは、Λ-CDMモデルにおいて、宇宙の密度揺らぎを成長させ、宇宙の大規模構造に大きく関与したとされる[4]。SUSY粒子、ヒッグシーノ、アクシオン等の未発見の素粒子が候補として挙げられている[5]。
脚注
[編集]- ^ “冷たいダークマター”. 天文学辞典. 日本天文学会. 2025年12月10日閲覧。
- ^ 文部省、日本天文学会編『学術用語集 天文学編』(増訂版)日本学術振興会、1994年。ISBN 4-8181-9404-2。
- ^ 「冷暗黒物質」『デジタル大辞泉』小学館。コトバンクより2025年12月10日閲覧。
- ^ 嶋作一大 著「第4章 宇宙の大規模構造」、谷口義明監修 編『新・天文学事典』(初版)講談社〈ブルーバックス〉、2013年3月20日、152-154頁。ISBN 978-4-06-257806-6。
- ^ 松原隆彦 著「第3章 ダークマター」、谷口義明監修 編『新・天文学事典』(初版)講談社〈ブルーバックス〉、2013年3月20日、122-124頁。ISBN 978-4-06-257806-6。
参考文献
[編集]- Peter, A. H. G.. Dark Matter: A Brief Review. arXiv:1201.3942. Bibcode: 2012arXiv1201.3942P.[要ページ番号]