キアラ・アドヴァニ

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キアラ・アドヴァニ
Kiara Advani
Kiara Advani
本名 Alia Advani[1]
生年月日 (1992-07-31) 1992年7月31日(29歳)
出生地 インドの旗 インド マハーラーシュトラ州ボンベイ
職業 女優
活動期間 2014年 -
著名な家族 サイード・ジャフリー (大叔父)[2]
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キアラ・アドヴァニ(Kiara Advani、1992年7月31日[2] - )は、インドボリウッドで活動する女優。本名はアリア・アドヴァニ(Alia Advani)。

2014年、コメディ映画『Fugly』で映画デビュー。その後、2016年のスポーツ伝記映画M.S. Dhoni: The Untold Story』に脇役で出演。2018年にはNetflixアンソロジー映画慕情のアンソロジー英語版』で主演を務める。また、興行収入が最も高いテルグ語映画のひとつである政治映画Bharat Ane Nenu』(2018年)、さらに興行収入が最も高いインド映画のひとつであるロマンス映画『Kabir Singh』(2019年)にヒロイン役として出演を果たした。

生い立ち[編集]

キアラ・アドヴァニは、シンド・ヒンドゥーの実業家であるジャグディープ・アドヴァニと、シンド人スコットランド人アイルランド人ポルトガル人、およびスペイン人の祖先の教師であるジュヌビエーブ・ジャフリーとの間に生まれた[3][4][5][6]

アリア・アドヴァニとして生まれたアドヴァニは、自身初の出演映画『Fugly』の公開前にファーストネームをキアラに改名[1]。彼女は、2019年のフィルムフェアのインタビューで、「《キアラ》という名前は、『Anjaana Anjaani』という映画でプリヤンカー・チョープラーが演じるキアラという登場人物から思いついた」と答えた[7][8]

長女のアドヴァニにはミシャールという弟がいる。また、母親の家族を介していくつかの有名人と関係がある。俳優のアショーク・クマール英語版サイード・ジャフリーは、それぞれ彼女の義理の祖父と大叔父であり、モデルのシャヒーン・ジャフリーと女優のジューヒー・チャーウラーは彼女の叔母である[9]

キャリア[編集]

2014年 - 2017年[編集]

2016年の『M.S. Dhoni: The Untold Story』のイベントでのアドヴァニ

2014年にカビール・サダナンド英語版のコメディ映画『Fugly』で映画デビューし、モーヒト・マルワー英語版アルフィ・ラムバ英語版ビジェンデル・シンジミー・シェルギル英語版と共演した。 アドヴァニの演技について、ボリウッド・ハンガマタラン・アダルシュは「キアラ・アドヴァニは人を無意識に惹きつけるルックスと才能を兼ね備えている」と批評した[10]デカン・クロニクル英語版のメフル・S・タッカーは、彼女の女優としての多才さと幅を称賛するとともに、彼女の演技は「とても印象的」とし、「大いに将来性がある」と批評している[11]。しかし、この映画は賛否両論を受け、大々的なキャンペーンが行われたにも関わらず、1億8,000万ルピーの予算で興行収入は1億4,800万ルピーであり、商業的には失敗に終わった。

2016年にクリケットインド代表の元キャプテンであるインド人クリケット選手MSドーニの半生を描いたニーラジ・パーンデー英語版のスポーツ伝記映画M.S. Dhoni: The Untold Story』に出演した。アドヴァニはスシャント・シン・ラージプートの相手役に抜擢され、実在の人物サクシ・ラワット(ドーニと恋に落ち、後に結婚するホテルのマネージャー)を演じた。 彼女の演技とラージプートとの相性は批評家から高く評価された。全世界の累計興行収入2億1,600万ルピーを超え、『M.S. Dhoni: The Untold Story』は興行的成功を収めた。また、この映画はその年の最も売れたインド映画のひとつになった。

2017年、アドヴァニは新人俳優のムスタファ・バーマワラの相手役として、アッバス=ムスタン英語版のアクション・ロマンス・スリラー映画『Machine』(2017年)に出演する。この映画は2人のレーシング愛好家サラとランシュ(それぞれアドヴァニとバーマワラが演じた)の物語で、彼らはサラの友人の死後に結婚する。 『Machine』は様々な不評に遭い、アドヴァニの演技も強く批判された。

2018年以降[編集]

2019年の「Kabir Singh」のイベントでのアドヴァニと共演者のシャーヒド・カプール

2018年は、アドヴァニがそのキャリアの中で批評的にも商業的にも成功した1年だった。 彼女は2作のヒット映画に出演した。最初はNetflixアンソロジー映画慕情のアンソロジー英語版』だが、本作は女性の性欲を扱う4つの話からなる。彼女はカラン・ジョーハルの映画に主演し、ヴィッキー・コウシャルの妻役を演じた。この映画は興行的に成功し、アドヴァニの役柄は批評家から好意的な評価を得た。 同年、彼女はコラタラ・シヴァ英語版のスリラー政治映画『Bharat Ane Nenu』でテルグ語映画デビューを果たした。 同作の世界興行収入は2億2,500万ルピーに上り、最も売れたテルグ語映画のひとつに数えられている。しかし、アドヴァニの演技には賛否両論が起きた[12]。ただし、彼女と彼の相性は批評家からも好評を得た[13][14]。 また、アドヴァニはヨー・ヨー・ハニー・シン英語版の「Urvashi」という曲のミュージックビデオシャーヒド・カプールの相手役として出演した。

2019年にボーヤパティ・スリヌ英語版のテルグ語アクション映画『Vinaya Vidheya Rama』に出演したが、インド国内と海外の両方で興行的に失敗した[15]。その後、アドヴァニはボリウッドに戻り、アビシェーク・ヴァルマン英語版の『Kalank』の劇中歌「First Class」に遊女ラージョとして特別出演するが、興行的に失敗している。

サンディープ・ヴァンガ英語版のロマンス映画『Kabir Singh』でシャーヒド・カプールと共演した。同作はヴァンガが2017年に監督した『Arjun Reddy』のリメイク作品である。美化されたミソジニートキシック・マスカリニティのために賛否両論を受けたが、『Kabir Singh』はアドヴァニにとっての最も興行収入が高いボリウッド作品であり、同時に今年最も興行収入が高いボリウッド映画となり、世界中で35億5,000万ルピーの興行収入を記録し、史上最高の売上を誇るインド映画のひとつになった。

2019年6月現在、アドヴァニは4つの企画に参加している。彼女は、ラジ・メフタの監督デビュー作『Good News』にアクシャイ・クマールカリーナ・カプールディルジット・ドサンジ英語版と共に出演する[16]。また、ラガヴァ・ローレンス英語版のホラーコメディ『Laxmmi Bomb』(2011年のタミル語映画Muni 2: Kanchana』のリメイク作品)で再びアクシャイ・クマールと共演する。さらに彼女は、ヴィシュヌヴァルダン英語版の『Shershaah』でシッダールト・マルホートラと共演する。また、アビール・セングプタの監督デビュー作『Indu ki Jawani』では主役に起用された。

作品リスト[編集]

記号
Films that have not yet been released まだ公開されていない映画を意味します
映画 配役 備考
2014年 Fugly デヴィ
2016年 M.S. Dhoni: The Untold Story サクシ・シン・ラワット
2017年 Machine サラ・サパー
2018年 Lust Stories メガ カラン・ジョハール監督作品、Netflixアンソロジー映画を構成する4話のうちの1話
Bharat Ane Nenu ヴァスマティ テルグ語映画デビュー作品
2019年 Vinaya Vidheya Rama シータ テルグ語映画
Kalank ラージョ
Kabir Singh プレティ・シッカ
Good News dagger モニカ・ドソウザ 撮影済[17]
2020年 Laxmmi Bomb dagger ジータ・ヴァルマ 撮影中[18]
Shershaahdagger ディンプル・チーマ 撮影中[19]
Indoo Ki Jawanidagger インドー 撮影中
イングリッシュ・ミディアム

ミュージックビデオ[編集]

タイトル 出演者 共演者 脚注
Urvashi 2018年 ヨーヨー・ハニー・シン] シャーヒド・カプール [20]

受賞歴[編集]

カテゴリー 映画 脚注
2019年 ジー・シネ・アワード ベスト・オブ・ザ・イヤー Bharat Ane Nenu [21]
アジアビジョン・アワード 今年の新星 N/A [22]

出典[編集]

  1. ^ a b “Salman Khan renamed Fugly actress as Kiara Advani” (英語). India Today. (2014年6月3日). https://www.indiatoday.in/movies/bollywood/story/salman-khan-kiara-advani-alia-advani-alia-bhatt-fugly-195562-2014-06-03 2018年8月7日閲覧。 
  2. ^ a b Gupta, Priya (5 May 2014). “My father saw '3 Idiots' and decided to let me do what I wanted to: Kiara Advani”. Times of India. 2014年5月11日閲覧。
  3. ^ Kiara Advani's Unknown Facts Photos” (英語). indiatimes.com (2016年9月27日). 2019年6月16日閲覧。
  4. ^ Agrawal. “Having a film background can only get you to meet the right people: Kiara Advani” (英語). Times of India. 2014年6月1日閲覧。
  5. ^ Yeh Fugly Fugly kya hai? | The Lucknow Observer” (英語). lucknowobserver.com. 2015年9月22日閲覧。
  6. ^ Gene Junction: Kiara Alia Advani” (英語). Verve Magazine (2016年2月2日). 2016年2月2日閲覧。
  7. ^ Kiara Advani says her name is inspired by Priyanka Chopra’s character in Anjana Anjani” (英語). Hindustan Times (2019年7月24日). 2019年7月27日閲覧。
  8. ^ Deshmukh (2019年7月23日). “Kiara Advani on rejection, love and upcoming films” (英語). Filmfare. 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ Gupta (2014年5月5日). “My father saw '3 Idiots' and decided to let me do what I wanted to: Kiara Advani” (英語). Times of India. 2019年9月25日閲覧。
  10. ^ Taran Adarsh (2014年6月13日). “Movie Review: 'Fugly' (2014)” (英語). Bollywood Hungama. 2014年6月15日閲覧。
  11. ^ Mehul S Thakkar (2014年6月13日). “Movie Review 'Fugly': Raises disturbing and thought provoking questions” (英語). Deccan Chronicle. 2014年6月15日閲覧。
  12. ^ Jonnalagedda, Pranita (2017年6月28日). “Kiara Advani stars work on 'Bharat Ane Nenu'” (英語). Deccan Chronicle. 2019年9月25日閲覧。
  13. ^ Lust Stories: Men? Who needs them when in Bollywood”. 2019年9月25日閲覧。
  14. ^ How Veere Di Wedding and Lust Stories spearhead the sexual revolution of Bollywood's women” (2018年6月19日). 2019年9月25日閲覧。
  15. ^ “Ram Charan-Boyapati Srinu’s upcoming film is slated for a Pongal release” (英語). The Times of India. (2018年6月16日). https://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/telugu/movies/news/ram-charan-boyapati-srinus-upcoming-film-is-slated-for-a-pongal-release/articleshow/65009545.cms 2018年8月7日閲覧。 
  16. ^ “Here's so!e 'Good News' for Akshay Kumar and Kareena Kapoor Khan fans” (英語). Mumbai Mirror. (2018年8月2日). https://mumbaimirror.indiatimes.com/entertainment/bollywood/heres-some-good-news-for-akshay-kumar-and-kareena-kapoor-khan-fans/articleshow/65239662.cms 2018年8月2日閲覧。 
  17. ^ “Dharma Productions on Twitter” (英語). Twitter. (2018年11月30日). https://twitter.com/DharmaMovies/status/1068356864608362496 2018年11月30日閲覧。 
  18. ^ “Akshay Kumar and Raghava Lawrence begin shooting of Kanchana Hindi remake Lakshmi” (英語). India Today. (2018年11月30日). https://www.indiatoday.in/movies/regional-cinema/story/akshay-kumar-and-raghava-lawrence-begin-shooting-of-kanchana-hindi-remake-lakshmi-1509243-2019-04-24 2019年4月26日閲覧。 
  19. ^ Sidharth Malhotra and Kiara Advani... #Shershaah goes on floors, filming begins... Directed by Vishnu Varadhan.” (英語). 2019年5月7日閲覧。
  20. ^ Watch: The teaser of Yo Yo Honey Singh's music video 'Urvashi' starring Shahid Kapoor and Kiara Advani out” (英語). The Times of India (2018年9月26日). 2018年9月26日閲覧。
  21. ^ Kiara Advani bags 'Best Find of Year Award'” (英語). Gulf News. 2018年8月7日閲覧。
  22. ^ Ranveer Singh, Ayushmann Khurrana and Kiara Advani win at the Asiavision Movie Awards 2018 in Dubai” (英語). Times Now. 2018年8月7日閲覧。

外部リンク[編集]