フィルムフェア

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フィルムフェア
Filmfare
Jitesh Pillai, Ajay Devgan and Bipasha Basu at the launch of Filmfare (9).jpg
フィルムフェア誌を持つジテーシュ・ピラーイ、ビパシャ・バスーアジャイ・デーヴガン英語版
ジャンル 映画
刊行頻度 隔週
発売国 インドの旗 インド
言語 英語
ヒンディー語
出版社 ワールドワイド・メディア
編集長 ジテーシュ・ピラーイ英語版
刊行期間 1952年 -
発行部数 14万部(自社調べ)
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フィルムフェア』(Filmfare)は、インドボリウッド関連の記事を英語で取り扱う映画雑誌。1952年に創刊され、インド最大のメディア・コングロマリットであるザ・タイムズ・グループ英語版の子会社ワールドワイド・メディアが発行している[1]。1954年からはフィルムフェア賞フィルムフェア賞 南インド映画部門フィルムフェア賞 東インド映画部門英語版を主催している。

歴史[編集]

1952年にザ・タイムズ・オブ・インディアを経営しているザ・タイムズ・グループ英語版によって創刊された[2]。フィルムフェアが創刊されたのはインディアン・エクスプレス英語版スクリーン英語版を創刊した翌年のことだった[3]。フィルムフェアはザ・タイムズ・オブ・インディアのイメージから離れてシリアスな映画ジャーナリズム路線をとり、誌面では若手人材の搾取問題や映画製作の裏側、イタリア映画ドイツ映画日本映画などの著名な作品の特集記事を扱っている。また、新聞の広範囲なネットワークを活用して全国展開し、富裕層からの人気を集めた[4][5]

1953年にフィルムフェアは2つの映画賞を創設してインド映画界での地位を高めた。ヒンディー語映画を受賞対象としたフィルムフェア賞カンナダ語映画マラヤーラム語映画タミル語映画テルグ語映画を受賞対象としたフィルムフェア賞 南インド映画部門であり[6]、これらの映画賞はアカデミー賞をベースとしているが、読者投票によって受賞者を選考するため「大衆賞」として知られている[5]。授賞式はムンバイで毎年開催され、この授賞式はインドで最も歴史が古く、そして最も有名な映画イベントの一つに挙げられている[7][8]。2014年にはベンガル語映画英語版オリヤー語映画英語版アッサム語映画英語版を受賞対象としたフィルムフェア賞 東インド映画部門英語版を創設した[9][10]

1990年代に入るとフィルムフェアの購読数は減少し、対策として石鹸やシャンプーを雑誌に付属した。また、マラヤーラム語映画、タミル語映画、テルグ語映画に特化した数ページの特別月刊誌も刊行するようになった[11]

2005年にフィルムフェアを含むフェミア英語版ハロー!英語版、グッドフード、トップギア英語版、グッドホームズを子会社に分離させた。フィルムフェアの新しい所有者となったワールドワイド・メディアは、ザ・タイムズ・グループとBBCマガジン(BBCワールドワイドの出版部門)の合弁事業(株式所有率50:50)である。2011年10月にワールドワイド・メディアは、ザ・タイムズ・グループの完全子会社となった[12][13]。同年からヒンディー語版が発行されるようになった[13]

出典[編集]

  1. ^ Idea Filmfare Awards to be held in Mumbai on January 24”. The Times of India (2013年12月18日). 2014年8月18日閲覧。
  2. ^ Press in India, Issue 33. Office of the Registrar of Newspapers for India (RNI). (1989). pp. 75. 
  3. ^ Anandam P. Kavoori; Aswin Punathambekar (1 August 2008). Global Bollywood. NYU Press. p. 243. ISBN 978-0-8147-2944-1. https://books.google.com/books?id=2CqERCzWn5gC&pg=PA244 2015年9月30日閲覧。. 
  4. ^ Sumita S. Chakravarty (2011). National Identity in Indian Popular Cinema, 1947-1987. University of Texas Press. p. 69. ISBN 978-0-292-78985-2. https://books.google.com/books?id=l8T0uwJtMxkC&pg=PA69. 
  5. ^ a b Aswin Punathambekar; Anandam P. Kavoori; Rachel Dwer. Global Bollywood. NYU Press. pp. 243–244. ISBN 978-0-8147-2944-1. https://books.google.com/books?id=2CqERCzWn5gC&pg=PA244. 
  6. ^ Tapan Kumar Panda (2004). Building Brands in the Indian Market. Excel Books India. p. 138. ISBN 978-81-7446-391-3. https://books.google.com/books?id=zLsxQ7BXk9cC&pg=PA138. 
  7. ^ Vijay Mishra, Bollywood Cinema: A Critical Genealogy, Victoria University of Wellington, p. 9, http://www.victoria.ac.nz/slc/asi/publications/17-bollywood.pdf 2011年2月24日閲覧。 
  8. ^ Monika Mehta (2005), “Globalizing Bombay Cinema: Reproducing the Indian State and Family”, Cultural Dynamics 17 (2): 135–154 [145], doi:10.1177/0921374005058583 
  9. ^ “Filmfare to toast east's revival”. The Times of India. TNN (Kolkata). (2014年3月9日). http://timesofindia.indiatimes.com/city/kolkata/Filmfare-to-toast-easts-revival/articleshow/31698297.cms 2014年3月9日閲覧。 
  10. ^ “Filmfare steps into eastern turf”. The Indian Express. Press Trust of India (Kolkata). (2014年3月9日). http://indianexpress.com/article/entertainment/bollywood/filmfare-steps-into-eastern-turf/ 2014年3月9日閲覧。 
  11. ^ Mohamed, Khalid (2019年3月5日). “Filmindia to Blitz: The Inside Story & Spice of B’wood Magazines” (英語). The Quint. 2019年6月13日閲覧。
  12. ^ About us”. Worldwide Media. 2014年8月18日閲覧。
  13. ^ a b Anushree Bhattacharyya (2011年4月27日). “Filmfare goes desi; launches Hindi edition”. afaqs!. 2014年8月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]