カール・ウェザース

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カール・ウェザース
Carl Weathers
Carl Weathers
2017年
生年月日 (1948-01-14) 1948年1月14日(75歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州ニューオーリンズ
職業 元アメフト選手、俳優
主な作品
映画
ロッキー』シリーズ
プレデター
アクション・ジャクソン/大都会最前線
テレビドラマ
マンダロリアン
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カール・ウェザース
Carl Weathers
基本情報
ポジション ラインバッカー
生年月日 (1948-01-14) 1948年1月14日(75歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州ニューオーリンズ
身長: 6' 2" =約188cm
体重: 220 lb =約99.8kg
経歴
大学 サンディエゴ州立大学
初出場年 1970年
初出場チーム オークランド・レイダース
所属歴

受賞歴・記録
NFL 通算成績
出場試合数 8試合
Player stats at PFR

カール・ウェザースCarl Weathers, 1948年1月14日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の俳優である。俳優になる前はフットボールの選手であった。

経歴[編集]

ロングビーチ工業高校在籍時からフットボールの名選手として名を馳せ、奨学金を経てサンディエゴ州立大学へ進学。大学卒業後にオークランド・レイダースブリティッシュ・コロンビア・ライオンズラインバッカーとしてプレーした。1974年に本格的に俳優に転進するために引退。

俳優として数本のテレビドラマに出演した後、『女記者フライデー/謎の暗殺計画』で映画デビューを果たす。ウェザースの名が有名になったのは1976年公開の映画『ロッキー』である。無敵のヘビー級チャンピオンであるアポロ・クリードを演じたウェザースの演技と身体能力は高く評価され、『ロッキー4/炎の友情』で壮絶な最期を遂げるまでの以後3本の続編において、主人公のライバルにして親友という重要な役どころを演じきった。

主演と脚本を兼任したシルヴェスター・スタローンとのオーディションを兼ねた本格的な打ち合いの中で、主役のスタローンの頭にコブができるほどパンチを当てたうえ、「もっと本格的なボクサーならきちんとしたボクシングができた」と言い放ったが、監督のジョン・G・アヴィルドセンが「彼が主役で、脚本も彼が書いたんだ」と説明するとウェザースは「大丈夫。きっと回復するさ」と開き直り現場の笑いを誘ったというエピソードがある。このウェザースの人柄がアポロ役に相応しいとスタローンは考え、ウェザースが役を勝ち取る事となった。このエピソードやウェザースによる作品解説(一部)などは『ロッキー』のDVDで聴くことができる。

1987年の映画『プレデター』では、ディロン役でアーノルド・シュワルツェネッガーと共演を果たす。その後はアクションサスペンスSFコメディなど幅広いジャンルの作品に出演し実績を重ねている。

また、俳優以外にもBig Brothers Big Sisters of Americaアメリカオリンピック委員会の委員としても活動している。

出演作品[編集]

2015年

映画[編集]

テレビ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]