ウタツサウルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ウタツサウルス
ウタツサウルス
ウタツサウルス
地質時代
三畳紀前期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: 魚竜目 Ichthyosauria
: ウタツサウルス科 Utatsusauridae
: ウタツサウルス属 Utatsusaurus
学名
Utatsusaurus
Shikama, Kamei & Murata, 1978

ウタツサウルス歌津魚竜Utatsusaurus)は中生代三畳紀前期に生息していた水棲爬虫類で、初期の魚竜の一つ。魚竜目 - ウタツサウルス科に属する。

宮城県歌津町(現在の南三陸町)館崎の海岸に露出した地層稲井層群大沢累層で最初の化石が発見されており、属名はそれにちなむ[1]模式種 U. hataii は発見者である東北大学名誉教授・畑井小虎にちなむ[2]

形態[編集]

全長1.4 - 4メートル。体幹はトカゲのように細長い。肢は状に変化していたが、尾鰭は未発達、背鰭は化石からは確認されていないなど祖先的な形態を持つ。しかし、 第一指の縮小と他の指の指骨の増加といった特殊化も見られる[3]

おそらくはウナギのように身体をくねらせて泳いでいたと推定されている。

発掘地[編集]

ウタツサウルス(Utatsusaurus hataii)の化石(国立科学博物館の展示)

宮城県南三陸町の他、同県雄勝町(現石巻市)の小島から2体分の略完全な骨格が発見されている[4]。また、カナダブリティッシュコロンビア州からも良好な頭部の化石が発見されている[3]

歌津町館崎の発掘現場は化石と共に国の天然記念物に指定されているが、1990年2月、何者かによって化石の一部が盗掘された[5]

脚注[編集]

[ヘルプ]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]