アフリカ女子選手権

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アフリカ女子選手権
開始年 1991年
主催 アフリカサッカー連盟
参加チーム数 8(本大会)
前回優勝  ナイジェリア(10回目)
最多優勝  ナイジェリア(10回)
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アフリカ女子選手権: African Women Championship[1]: Coupes d'Afrique des Nations Femme[2])は、アフリカサッカー連盟(CAF)が主催する、ナショナルチームによる女子サッカーの大陸選手権大会である。

1991年にFIFA女子ワールドカップが設立されたのに伴い、CAF地区における予選大会として設立された。当初はワールドカップ開催年に合わせて開催されていたが、1998年大会より2年に1回の開催となり、ワールドカップ開催年の前年に行われる大会が予選大会を兼ねるようになった。

歴史[編集]

1991年に開催された第1回大会は、特定の開催国を決めずエントリーした国で試合を行う形式で当初8ヶ国で戦われる予定であったが、コンゴ共和国ジンバブエセネガル・の3ヶ国、その後ザンビアが棄権したため、ガーナギニアナイジェリアカメルーンの4ヶ国で試合が行われた[3]。決勝戦にはカメルーンとナイジェリアが進出し、計2試合行った結果、ナイジェリアが初のアフリカ王者となった。

1998年の第3回大会より予選大会が行われるようになり、本大会は加盟国の中から開催国を決めてセントラル方式で開催されるようになった。第3回大会はナイジェリアで、その後南アフリカとナイジェリアが交互に開催国となった。2008年に開催された第8回大会では、赤道ギニアが初めて開催国となり、同大会初優勝を飾った。

エピソード[編集]

決勝戦の中断と乱闘事件[編集]

2000年に開催された第4回大会の決勝戦で、開催国の南アフリカと過去3度同大会で優勝しているナイジェリアが対戦した。ナイジェリアは1-0で前半を折り返し、後半戦、72分にステラ・ムバチュが2点目を挙げたが、これを南アフリカを応援する観客はオフサイドによるノーゴールだと思い、判定に抗議して運営やナイジェリア代表の選手たちに対して瓶やごみなどを投げ始めた。3度にわたり試合を再開しようとしたが、更なる妨害により73分で中止された。

警察と瓶を投げるサポーターたちとの間で乱闘が発生、2得点目の後約40分間に渡って続いたが、妨害をやめさせるために催涙ガスが群集に投じられるという事態となった。なお大会結果は2-0でリードしていたナイジェリアが優勝とされた。

南アフリカ代表に起きた悲劇[編集]

大会開催7ヶ月前の2008年4月、南アフリカ代表ミッドフィールダー、エウディ・シメラネ (Eudy Simelane) がヨハネスブルク近郊にて強姦の末殺害されるという事件が発生した[4][5]

結果[編集]

開催年 開催国 決勝戦 3位決定戦 出場
国数
優勝 結果 準優勝 3位 結果 4位
1 1991年 ホーム&アウェー方式  ナイジェリア 2 - 0
4 - 0
 カメルーン  ギニア [注 1] 4
2 1995年 ホーム&アウェー方式  ナイジェリア 4 - 1
7 - 1
 南アフリカ共和国  ガーナ
 アンゴラ
[注 2] 6
3 1998年 ナイジェリアの旗 ナイジェリア  ナイジェリア 2 - 0  ガーナ  コンゴ民主共和国 3 - 3 aet
(PK 3 - 1)
 カメルーン 7
4 2000年  南アフリカ共和国  ナイジェリア 2 - 0[注 3]  南アフリカ共和国  ガーナ 6 - 3  ジンバブエ 8
5 2002年 ナイジェリアの旗 ナイジェリア  ナイジェリア 2 - 0  ガーナ  カメルーン 3 - 0  南アフリカ共和国 8
6 2004年  南アフリカ共和国  ナイジェリア 5 - 0  カメルーン  ガーナ 0 - 0 aet
(PK 6 - 5)
 エチオピア 8
7 2006年 ナイジェリアの旗 ナイジェリア  ナイジェリア 1 - 0  ガーナ  南アフリカ共和国 2 - 2 aet
(PK 5 - 4)
 カメルーン 8
8 2008年 赤道ギニアの旗 赤道ギニア  赤道ギニア 2 - 1  南アフリカ共和国  ナイジェリア 1 - 1 aet
(PK 4 - 3)
 カメルーン 8
9 2010年  南アフリカ共和国  ナイジェリア 4 - 2  赤道ギニア  南アフリカ共和国 2 - 0  カメルーン 8
10 2012年 赤道ギニアの旗 赤道ギニア  赤道ギニア 4 - 0  南アフリカ共和国  カメルーン 1 - 0  ナイジェリア 8
11 2014年 ナミビアの旗 ナミビア  ナイジェリア 2 - 0  カメルーン  コートジボワール 1 - 0  南アフリカ共和国 8
12 2016年 カメルーンの旗 カメルーン  ナイジェリア 1 - 0  カメルーン  ガーナ 1 - 0  南アフリカ共和国 8
13 2018年  ガーナ 8

注:

  1. ^ 3位決定戦は実施されなかった。また準決勝は「ナイジェリア - ギニア」「カメルーン - ザンビア」の組み合わせで行われることとされていたが、ザンビアは辞退している。[3]
  2. ^ 3位決定戦は実施せず。
  3. ^ 73分で中止となった。詳細は本記事の歴史節を参照のこと。

統計・記録[編集]

代表別通算成績[編集]

国・地域名
1  ナイジェリア 12 10 0 1 1 62 53 5 4 164 208 28 +180
2  ガーナ 11 0 3 4 0 42 23 5 14 74 67 47 +20
3  カメルーン 11 0 4 2 4 49 22 8 19 74 66 74 -8
4  南アフリカ共和国 11 0 4 2 3 51 21 5 25 68 77 84 -7
5  赤道ギニア 4 2 1 0 0 18 12 2 4 38 45 24 +21
6  ジンバブエ 4 0 0 0 1 14 2 5 7 11 13 28 -15
7  マリ 6 0 0 0 0 18 3 2 13 11 17 48 -31
8  コートジボワール 2 0 0 1 0 8 3 1 4 10 15 15 0
9  コンゴ民主共和国 3 0 0 1 0 11 2 3 6 9 14 31 -17
10  エチオピア 3 0 0 0 1 11 1 4 6 7 6 24 -18
11  アルジェリア 4 0 0 0 0 12 2 1 9 7 11 32 -21
12  ウガンダ 1 0 0 0 0 3 1 1 1 4 4 6 -2
13  モロッコ 2 0 0 0 0 6 1 1 4 4 5 22 -17
14  ナミビア 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 3 5 -2
15  アンゴラ 2 0 0 1 0 5 0 3 2 3 6 9 -3
16  コンゴ共和国 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 3 6 -3
17  エジプト 2 0 0 0 0 3 1 0 5 3 3 21 -18
18  チュニジア 1 0 0 0 0 3 0 1 2 1 3 5 -2
19  ザンビア 2 0 0 0 0 5 0 1 4 1 6 20 -14
20  タンザニア 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 3 8 -5
21  レユニオン 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 2 7 -5
22  ギニア 1 0 0 1 0 2 0 0 2 0 0 7 -7
22  セネガル 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0 7 -7
24  ケニア 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 2 10 -8
25  シエラレオネ 1 0 0 0 0 2 0 0 2 0 0 11 -11
  • データは2016年大会終了時点
  • 太字は優勝経験のある国・地域で、太数字は最多記録
  • 国・地域名は現在の名称で統一した
  • 順位は通算勝点の多い順で、通算勝点が同数の場合は得失点差の優れた方を、得失点差も同数の場合は総得点の多い方を上にした
  • PK戦で決着がついた試合は記録上引分となる

優勝回数[編集]

回数 国名
10回  ナイジェリア 1991,1995,1998,2000,2002,2004,2006,2010,2014,2016
2回  赤道ギニア 2008,2012

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]