おれ、夕子

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漫画:おれ、夕子
作者 藤子不二雄
藤子・F・不二雄
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
1975年4月15日増刊号
レーベル てんとう虫コミックス
#書誌情報を参照
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

おれ、夕子』(おれ、ゆうこ)、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の漫画短編。バイオテクノロジー脳科学をテーマとしたSF短編[1]

週刊少年サンデー』4月15日増刊号初出。1984年の『藤子不二雄少年SF短編集』〈てんとう虫コミックス〉第2巻に初収録。以降2010年現在までに7つの短編集に収録され、1989年の『少年SF短篇』〈藤子不二雄ランド〉4巻では表題作となっている(#書誌情報を参照)。1990年代には『藤子・F・不二雄のSF短編シアター』内の一編としてOVA化されている(#アニメを参照)。

ストーリー[編集]

ある日、主人公佐藤弘和が目覚めると、彼は死んだクラスメートの夕子のネックレスを首にかけていた。なぜ自分がネックレスを持っていたのかは皆目見当がつかなかったが、彼はネックレスを夕子の父親に届けに行った。ネックレスを受け取った夕子の父はなぜか佐藤の顔を食い入るように見つめていた。実は過去にも同じようなことがあり、それは夕子の葬式の後の翌々日、夕子の父が佐藤を家に招きいれ、夕子が彼のことを好きであったことを話した時の目と同じだったのである。

そのころから、夜中に夕子の幽霊が目撃されたり、佐藤が起きたら女物の服を着ていたりと、おかしな事件が起こるようになった。彼は真相を究明しようとする。

登場人物[編集]

佐藤 弘和(さとう ひろかず)
主人公。平凡な学生だったがクラスメート・夕子の死をきっかけに、彼自身や周囲に次々と不思議な出来事が起こる。
夕子(ゆうこ)
弘和に想いを寄せていた女の子。交通事故で夭折。
夕子の父
昔は大学の教授だったが、夕子の死後はいい噂を聞かない。
刈野 勉吉(かりの べんきち)
おしゃべりなため「解説者」とあだ名が付いている。

アニメ[編集]

「藤子・F・不二雄のSF短編シアター」第5巻収録。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督、コンテ:望月智充
  • 脚本:辻真先
  • キャラクターデザイン、作画監督:後藤真砂子
  • 美術監督:加藤賢司
  • 原画:青嶋克己、時永宣幸、澤田正人、中村あゆみ
  • 背景:小林プロダクション
  • 色彩設計:吉野記通
  • 特殊効果:田崎正夫、完甘幸隆
  • 仕上:スタジオマリーン、仙台アニメーション
  • 撮影監督:枝光弘明
  • 撮影:羽山泰功、小堤勝哉、風村久生、小林徹、中富広志、飯島裕規子、飯利綾子、清水泰宏、田村洋、赤沢賢二、荒川智志、筒井義明、長谷川裕、菊川秀夫
  • 編集:瀬山武司、足立浩
  • 音響監督:明田川進
  • 音楽:都留教博
  • 効果:倉橋静男(サウンドボックス
  • 録音:安藤邦男
  • 録音スタジオ:アオイスタジオ
  • 音響制作:マジックカプセル
  • 音響担当:三間雅文
  • 制作協力:綿引勝美、メモリーバンク
  • 音楽制作:小学館プロダクション、サウンドスタッフ
  • 現像:東京現像所
  • タイトル:マキ・プロ
  • アシスタントプロデューサー:大塚義雄
  • プロデューサー:浅見勇(小学館)、清松信夫(東宝)、徳永元嘉(スタジオぎゃろっぷ)
  • アニメーション制作:スタジオぎゃろっぷ
  • 制作:小学館、東宝

主題歌[編集]

書誌情報[編集]

以下の短編集に収録されている。特記のない限り藤子・F・不二雄名義、小学館刊。

脚注[編集]

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  1. ^ 大森望「〝すこし・ふしぎ〟を濃縮パックしたSFの玉手箱」『少年SF短編1』小学館〈藤子・F・不二雄大全集〉352頁
  2. ^ 『少年SF短編集 2』” (n.d.). 2010年8月22日閲覧。
  3. ^ 『藤子・F・不二雄SF短編集〈PERFECT版〉3 俺と俺と俺』” (n.d.). 2010年8月22日閲覧。
  4. ^ 『藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編1』” (n.d.). 2010年9月24日閲覧。

関連項目[編集]