組織神学
組織神学(そしきしんがく、英語: Systematic Theology)は聖書学、歴史神学、組織神学、弁証学、実践神学、のキリスト教神学の科目の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である信条などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と伝道の働きに用いることを目的とする学問である。おもに、英米系の神学者によって用いられる名称である。序論、神論、人間論、キリスト論、聖霊論、救済論、教会論、終末論によって構成される。誤りない神のことばとしての聖書の客観的な権威を認めない自由主義神学や新正統主義の神学者は教義学(ドイツ語: Dogmatik)を用いることが多い。