「第19代総選挙 (大韓民国)」の版間の差分

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予備候補登録について脚注で説明。冒頭に1948年5月の初代総選挙から数えて19回目となることを加筆。
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第19代総選挙に候補擁立を予定している主要政党についての紹介を加筆
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** 地域区:[[小選挙区]]、最多得票を得た候補が当選
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** [[比例代表]]:政党に投じられた得票に比例して議席配分。阻止条項あり(得票率3%未満もしくは地域区5議席未満の政党)
** [[比例代表]]:政党に投じられた得票に比例して議席配分。阻止条項あり(得票率3%未満もしくは地域区5議席未満の政党)
== 主要政党 ==

第19代総選挙に予備候補あるいは候補擁立を予定している主要政党を紹介する<ref>[http://info.nec.go.kr/electioninfo/electionInfo_report.xhtml?electionId=0020120411&requestURI=%2Felectioninfo%2F0020120411%2Fpc%2Fpcri05.jsp&topMenuId=PC&secondMenuId=PCRI05&menuId=PCRI05&statementId=PCRI05_%231_2&searchType=1&electionCode=2&cityCode=0&maxMinCode=-1&genderCode=0&x=15&y=14 정당별 예비후보자수(政党別 予備候補者数)]。歴代選挙情報システム</ref>。
=== 与党 ===
;[[ハンナラ党]] 
:1997年11月、[[新韓国党]]([[金泳三]]政権与党)と[[民主党 (1996)|民主党]](1995年12月結成)が合同して結成。院内第一党で政治的立場は中道保守。
=== 野党 ===
;[[民主統合党]] 
:2011年12月、最大野党である[[民主党 (韓国 2008)|民主党]]と市民統合党(故・[[盧武鉉]]大統領に近い所謂「親盧派」の政治家と市民団体が結成)及び[[韓国労働組合総連盟]]が合同して結成。院内第二党で政治的立場は中道進歩。
;[[自由先進党]] 
:2008年2月、[[李会昌]](前年12月の大統領選候補で元ハンナラ党総裁)が結成。直後に国民中心党と統合。院内第三党で政治的立場は新保守主義。
;[[未来希望連帯]]  
:2008年3月、ハンナラ党元代表であった[[朴槿恵]]に近い所謂「親朴派」の政治家が結成した「親朴連帯」を前身とする。
;[[統合進歩党]] 
:2011年12月、左派政党である[[民主労働党 (韓国)|民主労働党]]と[[国民参与党]](故・盧武鉉大統領の側近であった[[柳時敏]]が2010年1月に結成)及び新しい進歩統合連帯(進歩新党を離党した[[魯会燦]]や[[シム・サンジョン]]が結成した政治グループ)が統合して結成。政治的立場は左派。
== 在外投票 ==
== 在外投票 ==
今回の総選挙から韓国国外に居住する在外国民でも投票することが可能となる。対象となる選挙は比例代表選挙のみであるが、住民登録または国内居所申告をした在外国民の場合は地域区選挙においても投票ができる<ref>[http://www.nec.go.kr/nec_new2009/information/info_sg_abroad.jsp 재외선거안내(在外選挙案内)]。中央選挙管理委員会選挙情報(2012年1月1日閲覧)</ref>。選挙人登録は2011年11月13日から2012年2月11日までの期間に107カ国158箇所の在外公館で行われ、在外国民と国外不在者の投票は3月28日から4月2日まで居住国の公館に設置される投票所で行われる予定である<ref>{{cite news |title= 4月総選挙で初の在外投票 13日から選挙人登録|author= |newspaper= [[聯合ニュース]]|date= 2011-11-11|url= http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/11/0200000000AJP20111111000800882.HTML|accessdate=2012-1-1}}</ref>。登録開始から2ヶ月近くが経過した1月9日時点における選挙登録率は1.9%に留まっている<ref>{{cite news |title= 4月総選挙、在外韓国人の選挙登録率1.9%|author= |newspaper= [[朝鮮日報]]|date= 2012-1-10|url= http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/10/2012011000780.html|accessdate=2012-1-11}}</ref>。
今回の総選挙から韓国国外に居住する在外国民でも投票することが可能となる。対象となる選挙は比例代表選挙のみであるが、住民登録または国内居所申告をした在外国民の場合は地域区選挙においても投票ができる<ref>[http://www.nec.go.kr/nec_new2009/information/info_sg_abroad.jsp 재외선거안내(在外選挙案内)]。中央選挙管理委員会選挙情報(2012年1月1日閲覧)</ref>。選挙人登録は2011年11月13日から2012年2月11日までの期間に107カ国158箇所の在外公館で行われ、在外国民と国外不在者の投票は3月28日から4月2日まで居住国の公館に設置される投票所で行われる予定である<ref>{{cite news |title= 4月総選挙で初の在外投票 13日から選挙人登録|author= |newspaper= [[聯合ニュース]]|date= 2011-11-11|url= http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/11/0200000000AJP20111111000800882.HTML|accessdate=2012-1-1}}</ref>。登録開始から2ヶ月近くが経過した1月9日時点における選挙登録率は1.9%に留まっている<ref>{{cite news |title= 4月総選挙、在外韓国人の選挙登録率1.9%|author= |newspaper= [[朝鮮日報]]|date= 2012-1-10|url= http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/10/2012011000780.html|accessdate=2012-1-11}}</ref>。
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* 中央選挙管理委員会
* 中央選挙管理委員会
** [http://info.nec.go.kr/main/main_load.xhtml 역대선거정보시스템(歴代選挙情報システム)] 
** [http://info.nec.go.kr/main/main_load.xhtml 역대선거정보시스템(歴代選挙情報システム)] 
** [http://ok.nec.go.kr/usr/Index.do?lang=ko 재외선거(在外選挙)] 
** [http://ok.nec.go.kr/usr/Index.do?lang=ko 재외선거(在外選挙)]
* [http://japanese.yonhapnews.co.kr/ 聯合ニュース] 
* [http://rki.kbs.co.kr/japanese/ KBSワールドラジオ]  
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[大韓民国の政党]] 
* [[大韓民国の政党]] 

2012年1月24日 (火) 23:09時点における版

第19代総選挙
各種表記
ハングル 제19대 총선
漢字 第19代總選
発音 ジェ シプク デ チョンソン
日本語読み: だい19だい そうせん
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第19代総選挙は、韓国立法府である国会を構成する議員を改選するため2012年4月11日に投票予定の選挙で、1948年5月の初代総選挙から数えて19回目となる。韓国では、選挙回数について「第○回」ではなく「第○代」と数え、名称も「総選挙」(총선거)ではなく「総選」(총선)と表記するのが一般的である。

概要

国会議員の任期4年が満了したことに伴い行われる選挙である。任期最終年となる李明博大統領に対する評価だけでなく、同年12月に行われる大統領選挙の行方を占う選挙としても注目される。また海外に居住する韓国国民の投票も可能となる。

日程

  • 2011年12月13日:予備候補[1]登録開始
  • 2012年3月22日-23日:立候補者登録。午前6時~午後6時
  • 2012年3月29日:選挙期間開始日
  • 2012年4月4日-5日:不在者投票
  • 2012年4月11日:投票日。午前6時~午後6時

基礎データ

  • 選挙事由:任期満了
  • 有権者:満19歳以上の大韓民国国民
  • 被選挙権:満25歳以上の大韓民国国民
  • 議員定数:299議席
    • 地域区:245議席
    • 比例代表:54議席
  • 投票:2票制。候補者(地域区)と政党(比例代表)へ票を投じる(記号式
  • 選挙制度:小選挙区比例代表並立制 
    • 地域区:小選挙区、最多得票を得た候補が当選
    • 比例代表:政党に投じられた得票に比例して議席配分。阻止条項あり(得票率3%未満もしくは地域区5議席未満の政党)

主要政党

第19代総選挙に予備候補あるいは候補擁立を予定している主要政党を紹介する[2]

与党

ハンナラ党 
1997年11月、新韓国党金泳三政権与党)と民主党(1995年12月結成)が合同して結成。院内第一党で政治的立場は中道保守。

野党

民主統合党 
2011年12月、最大野党である民主党と市民統合党(故・盧武鉉大統領に近い所謂「親盧派」の政治家と市民団体が結成)及び韓国労働組合総連盟が合同して結成。院内第二党で政治的立場は中道進歩。
自由先進党 
2008年2月、李会昌(前年12月の大統領選候補で元ハンナラ党総裁)が結成。直後に国民中心党と統合。院内第三党で政治的立場は新保守主義。
未来希望連帯  
2008年3月、ハンナラ党元代表であった朴槿恵に近い所謂「親朴派」の政治家が結成した「親朴連帯」を前身とする。
統合進歩党 
2011年12月、左派政党である民主労働党国民参与党(故・盧武鉉大統領の側近であった柳時敏が2010年1月に結成)及び新しい進歩統合連帯(進歩新党を離党した魯会燦シム・サンジョンが結成した政治グループ)が統合して結成。政治的立場は左派。

在外投票

今回の総選挙から韓国国外に居住する在外国民でも投票することが可能となる。対象となる選挙は比例代表選挙のみであるが、住民登録または国内居所申告をした在外国民の場合は地域区選挙においても投票ができる[3]。選挙人登録は2011年11月13日から2012年2月11日までの期間に107カ国158箇所の在外公館で行われ、在外国民と国外不在者の投票は3月28日から4月2日まで居住国の公館に設置される投票所で行われる予定である[4]。登録開始から2ヶ月近くが経過した1月9日時点における選挙登録率は1.9%に留まっている[5]

  • 国外不在者
    • 対象者:住民登録者と国内居所申告をした韓国国民
    • 申告期間:選挙日150日前から60日前まで。市・郡・区で申請を行う(国外にいる場合は在外公館経由)。
    • 選挙:地域区選挙および比例代表
  • 在外選挙人
    • 対象者:住民登録または国内居所申告をしていない韓国国民
    • 申告期間:選挙日150日前から60日前まで。在外公館で申請を行う。
    • 選挙:比例代表のみ

脚注

  1. ^ 新人立候補予定者による選挙公示前の選挙運動を一定の範囲内に限って可能とする制度。詳細は韓国の選挙#予備候補を参照
  2. ^ 정당별 예비후보자수(政党別 予備候補者数)。歴代選挙情報システム
  3. ^ 재외선거안내(在外選挙案内)。中央選挙管理委員会選挙情報(2012年1月1日閲覧)
  4. ^ “4月総選挙で初の在外投票 13日から選挙人登録”. 聯合ニュース. (2011年11月11日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/11/0200000000AJP20111111000800882.HTML 2012年1月1日閲覧。 
  5. ^ “4月総選挙、在外韓国人の選挙登録率1.9%”. 朝鮮日報. (2012年1月10日). http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/10/2012011000780.html 2012年1月11日閲覧。 

参考文献

関連項目