ミライノベート

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株式会社ミライノベート
Mirainovate Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 3528
1962年4月16日 - 2023年1月30日
本社所在地 日本の旗 日本
東京都品川区西五反田七丁目17番7号
設立 1937年12月1日
業種 不動産業
法人番号 6011001005923 ウィキデータを編集
事業内容 不動産の販売・賃貸
代表者 代表取締役社長 CEO 泉信彦
資本金 1億円
(2022年3月31日現在)
売上高 連結:72億4,391万2千円
単独:31億5,773万円
(2022年3月期)[1]
営業利益 連結:1,113万1千円
単独:2億2,370万4千円
(2022年3月期)[1]
純利益 連結:14億1,575万3千円
単独:13億6,715万1千円
(2022年3月期)[1]
純資産 連結:198億2,170万円
単独:201億3,823万4千円
(2022年3月31日現在)[1]
総資産 連結:290億1,330万2千円
単独:203億9,740万7千円
(2022年3月31日現在)[1]
従業員数 単独:13名(2022年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
主要株主 NLHD(株) 18.44%
西村浩 4.34%
ジャパンポケット(株) 3.81%
藤澤 信義 1.62%
(2022年3月31日現在)[1]
主要子会社 グローベルス
プロスペクト・アセット・マネージメント・インク
オータス
外部リンク https://www.mirainovate.co.jp/
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株式会社ミライノベートはかつて存在した日本の不動産会社。首都圏を中心に「グローベルマンション」シリーズを展開。

大京グループに属していた時期もあったが、2007年に大京が保有株式を投資ファンドに譲渡したために現在は同グループを離脱した[2]2008年アゼルとの合併が発表されたが、不動産市況の変化などを理由に中止となった[3]

2023年2月1日付でJトラスト株式会社に吸収合併され解散。

沿革[編集]

  • 1937年12月 - 繊維事業を目的として富山県井波町(現・南砺市)に井波機業株式會社設立。
  • 1961年7月 - カロリナ株式会社に社名変更。
  • 1961年9月 - 大阪証券取引所2部上場(現在は上場廃止)。
  • 1962年4月 - 東京証券取引所2部上場。
  • 1990年12月 - かろりーな株式会社に社名変更。
  • 1991年5月 - 大京と提携。不動産事業進出。
  • 1994年3月 - 繊維事業撤退。創業地富山県の工場閉鎖(現在は解体し、跡地は特別養護老人ホームが建っている)。
  • 2001年9月 - 株式会社グローベルスに社名変更。
  • 2007年5月 - 大京グループから離脱[2]
  • 2008年
    • 8月 - アゼルとの合併を発表[4]
    • 11月 - アゼルとの合併中止を発表[5]
  • 2012年11月 - ササキハウスを子会社化[6]
  • 2013年8月 - (旧)プロスペクトの全株式を取得し子会社化。
  • 2014年
    • 3月 - 機動建設工業を子会社化[7]
    • 10月 - 子会社の(旧)プロスペクトを吸収合併し、株式会社プロスペクトに社名変更[8]
  • 2018年
    • 11月 - 2019年3月期第2四半期報告書が提出期限である11月14日までに提出できなかったことから、監理銘柄(確認中)に指定[9]
    • 12月 - 2019年3月期第2四半期報告書並びに、訂正処理を行った2017年3月期から2019年3月期第1四半期報告書までの有価証券報告書と四半期報告書を提出。同時に監理銘柄(確認中)の指定を解除[10]
  • 2019年
    • 3月 - 機動建設工業の全保有株式を譲渡。
  • 2020年
    • 6月 - 藤澤信義が取締役に就任。
    • 7月 - 藤澤信義が取締役から代表取締役会長CEOに就任。
    • 9月
      • 当社を株式交換完全親会社、キーノート株式会社を株式交換完全子会社とする簡易株式交換を実施し完全子会社化[11]
      • 子会社のキーノートが株式会社Robot Home(現:株式会社Residence kit)とIoT製品の供給に関して業務提携[12]
    • 10月
      • キーノート株式会社を株式会社グローベルスに商号変更[13]
      • 子会社の株式会社グローベルスが株式会社日本保証と不動産投資型クラウドファンディング事業に関する業務提携[14]
      • 藤澤信義が代表取締役会長CEOから取締役会長に就任。
    • 11月
      • 株式会社プロスペクト・エナジー・マネジメントの全株式をJトラスト株式会社に譲渡[15]
      • 子会社の株式会社プロスペクトバイオマスが株式会社日本エネライズに商号変更[16]
  • 2021年
    • 3月 - 子会社の株式会社オータスがJトラスト株式会社からNexus Bank株式会社の新株予約権50,000個を取得[17]
    • 7月 - 株式会社ミライノベートに社名変更。
  • 2022年9月 - 株式会社ササキハウスの全株式を譲渡[18]
  • 2023年
    • 1月 - 株式会社日本エネライズの全株式を譲渡。
    • 1月30日 - 東証スタンダード株式の上場を廃止。
    • 2月1日 - Jトラストに吸収合併され解散となり85年の歴史に幕を閉じた。

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 第121期有価証券報告書]プロスペクト 2022年6月29日
  2. ^ a b 持分法適用会社の異動に関するお知らせ”. 大京 (2007年5月15日). 2014年10月23日閲覧。
  3. ^ アゼルとグローベルス、環境激変で合併を中止”. ロイター (2008年11月6日). 2014年10月23日閲覧。
  4. ^ アゼルとグローベルスが合併へ、マンション分譲事業を強化”. ロイター (2008年8月20日). 2014年10月23日閲覧。
  5. ^ 株式会社アゼルと株式会社グローベルスの合併中止に関するお知らせ”. グローベルス (2008年11月6日). 2014年10月23日閲覧。
  6. ^ 株式会社ササキハウスの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ”. グローベルス (2012年11月29日). 2014年10月23日閲覧。
  7. ^ 機動建設工業株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ”. グローベルス (2014年3月30日). 2014年10月23日閲覧。
  8. ^ 100%子会社の吸収合併および商号変更等に伴う定款一部変更に関するお知らせ”. グローベルス (2014年5月23日). 2014年10月23日閲覧。
  9. ^ 2019年3月期第2四半期報告書の提出遅延及び監理銘柄(確認中)への指定見込みに関するお知らせプロスペクト 2018年11月14日
  10. ^ 監理銘柄(確認中)の指定解除:(株)プロスペクト東京証券取引所 2018年12月13日
  11. ^ 「簡易株式交換によるキーノート株式会社の完全子会社化並びに 主要株主の異動に関するお知らせ」を掲載しました。”. 株式会社プロスペクト (2020年8月12日). 2023年2月4日閲覧。
  12. ^ 「当社子会社における業務提携に関するお知らせ」を掲載しました。”. 株式会社プロスペクト (2020年9月9日). 2023年2月4日閲覧。
  13. ^ 「当社子会社の商号変更及び役員の異動に関するお知らせ」を掲載しました。”. 株式会社プロスペクト (2020年9月9日). 2023年2月4日閲覧。
  14. ^ 「当社連結子会社における業務提携に関するお知らせ」を掲載しました。”. 株式会社プロスペクト (2020年10月29日). 2023年2月4日閲覧。
  15. ^ 「当社連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」を掲載しました。”. 株式会社プロスペクト (2020年10月21日). 2023年2月4日閲覧。
  16. ^ 「当社子会社の商号変更及びホームページ開設に関するお知らせ」を掲載しました。”. 株式会社プロスペクト (2020年11月30日). 2023年2月4日閲覧。
  17. ^ 当社が保有するNexus Bank株式会社の新株予約権の一部譲渡及び 金融収益の計上に関するお知らせ”. J Trust株式会社 (2021年3月5日). 2022年10月23日閲覧。
  18. ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ”. 株式会社ミライノベート (2022年9月27日). 2023年2月4日閲覧。

外部リンク[編集]