長野県道55号大町麻績インター千曲線

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主要地方道
長野県道55号標識
長野県道55号
大町麻績インター千曲線
開通年 1982年
起点 長野県大町市大町
旭町交差点
終点 長野県千曲市戸倉
戸倉交差点
接続する
主な道路
記法
国道147号
国道19号
国道403号
長野自動車道
国道18号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

長野県道55号大町麻績インター千曲線(ながのけんどう55ごう おおまちおみインターちくません)は、長野県大町市大町の国道147号交点から、東筑摩郡麻績村長野自動車道麻績ICを経由して千曲市戸倉の国道18号交点に至る県道主要地方道)である。2003年平成15年)8月31日までは、大町麻績インター戸倉線(おおまちおみインターとぐらせん)という名称であったが、市町村合併により名称変更となった。

概要[編集]

路線データ[編集]

主要構造物[編集]

犀川(平ダム)に架かる山清路大橋。
  • 山清路大橋(さんせいじおおはし)
    • 橋長:135 m
    山清路橋及び付近をバイパスし犀川を渡る橋。2020年令和2年)12月13日開通[1]
  • 差切トンネル(さしきりトンネル=筑北村坂北差切)
    筑北村の景勝地・差切峡にあるトンネル。2004年(平成16年)開通。
    • 全長:215 m
  • 坂上トンネル(さかがみトンネル=筑北村坂井 - 千曲市新山)
    その名の通り急カーブの続く難所であった四十八曲峠を迂回する長大トンネル。2005年(平成17年)開通。
    • 全長:1,513 m
    • 幅員:7.0 m
    • 標高:810 m
千曲川に架かる大正橋。
大正橋の上から佐良志奈神社方向を観る。
  • 大正橋(たいしょうばし=千曲市若宮 - 戸倉)
    千曲川に架かる橋梁。初代は大正橋株式会社により1914年大正3年)に有料木橋として架橋(1922年(大正11年)に県に移管)。2代目は1931年昭和6年)に永久橋として架橋された。3代目となる現在の橋は2002年(平成14年)に開通。「恋し(小石)の湯」伝説[2]に基づき、99個の赤い小石が歩道に埋め込まれているほか、『千曲小唄』(竹久夢二1928年(昭和3年))にちなんで、欄干には竹久夢二の美人画のパネルがはめられている。津村信夫志賀直哉などの作品にも登場する。
    • 全長:345 m
    • 幅員:17.0 m

沿革[編集]

  • 1982年(昭和57年)4月1日:舟場大町線の一部、新田坂北停車場線の一部、更埴明科線の一部、丸子信州新線の一部、坂井戸倉線を主要地方道大町麻績インター戸倉線へ指定[3]
  • 1982年(昭和57年)9月13日:大町麻績インター戸倉線の認定。
  • 2003年(平成15年)9月1日更埴市更級郡上山田町埴科郡戸倉町が合併し、千曲市を設置。大町麻績インター戸倉線を大町麻績インター千曲線へ変更。
  • 2020年令和2年)12月13日:山清路バイパス(山清路大橋)が開通[1]

重複区間[編集]

通過する自治体[編集]

交差・接続する道路[編集]

大町市[編集]

生坂村[編集]

麻績村[編集]

筑北村[編集]

千曲市[編集]

周辺[編集]

差切峡(差切4号隧道)

周辺には、犀川などがある。

脚注[編集]

  1. ^ a b 主要地方道 大町麻績インター千曲線 山清路バイパス(山清路大橋)が12月13日(日)午後1時から供用開始となります” (PDF). 長野県 (2020年12月7日). 2020年12月13日閲覧。
  2. ^ 大正橋 < 小石の湯伝説 > - 千曲市観光協会
  3. ^ 昭和57年建設省告示第935号

関連項目[編集]

外部リンク[編集]