白鳥大珠

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白鳥 大珠
基本情報
本名 白鳥 大珠(しらとり たいじゅ)
通称 The Prince
階級 ライト級
身長 180cm[1]
体重 63kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1996-02-02) 1996年2月2日(28歳)
出身地 日本の旗 日本
東京都西多摩郡瑞穂町[2]
スタイル 空手キックボクシングボクシング
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白鳥 大珠(しらとり たいじゅ、1996年2月2日 - )は、日本キックボクサー、元プロボクサー東京都西多摩郡出身。TEPPEN GYM所属。ボクシング時代は八王子中屋ボクシングジムに所属していた。第5代RISEライト級王者。 RIZIN KICKワンナイトトーナメント-61kg 優勝。RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 優勝。プロキックボクサーでありながら、モデル業などもしている。

来歴

11歳の時に日本テレビの人気番組『世界の果てまでイッテQ!』に出演し、日本の空手少年代表として少林拳ムエタイとの戦いを繰り広げて話題を呼ぶ[3]。高校3年生でWPMF日本王座を獲得。2015年にボクシングへ転向。2018年にキックボクシングへ復帰した。

キックボクシング時代

2011年2月20日、「ムエローク2011~1st~」でプロデビュー。

2012年7月29日、東京・ディファ有明で行われた「REBELS.12」の2012 NEXT HERORS CUP決勝戦で、倉科大地(藤原ジム)に勝ち優勝した。

2013年12月1日、神奈川・横浜大さん橋ホールで行われた「M-FIGHT The Battle of Muaythai III」でのWPMF日本スーパーフェザー級王座決定戦で藤牧孝仁(はまっこムエタイジム)に勝ち、王座獲得に成功した。

2014年7月13日、「ムエローク2014 2nd」でのツヨシM16ムエタイスタイル(M-16ムエタイスタイル)との試合を最後にプロボクシングに転向した[4]

ボクシング転向

2015年3月30日、八王子中屋ボクシングジムにてプロボクシング転向を表明、プロテストを受験し合格 [5]

2015年5月6日、大田区体育館にてREBOOTジムの須賀原直雄とのデビュー戦を戦い、1R0分59秒でKO勝ちを収めた[6]

2016年5月31日、のちに2018年全日本ライト級新人王を獲得する橘ジョージから判定勝利を収める。

キックボクシング復帰

2018年4月12日、キックボクシングへの復帰と、キックボクシングデビュー時の所属がTEAM TEPPENであったことから、TEPPEN GYM所属となることが発表された[7]

2018年6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催されたRISE 125にて、一馬と対戦し1RKO勝ち。華々しくキックボクシング復帰戦を飾った[8]

2018年11月17日、東京・両国国技館で開催されたRISE 129にて、階級を1つ上げたライト級で、Krushでも活躍した北井智大からダウンを奪い判定勝利。

2018年12月31日、RIZIN 平成最後のやれんのか!にて、ウザ強ヨシヤと対戦し、飛び膝蹴りで3回1分43秒TKO勝ち[9]

2019年2月3日、後楽園ホールで開催されたRISE130で、秀樹とRISEライト級王座決定戦を行い、3Rに秀樹が左スネに裂傷を負い試合続行不能となったため、白鳥がドクターストップによるTKO勝利を収め、第5代RISEライト級王座に就くとともに、世界トーナメントのRISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournamentへの出場権を獲得した[10]

2019年3月10日、東京・大田区総合体育館で開催されたRISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournamentの1回戦でヘクター・サンチアゴと対戦し、延長にもつれる接戦の末、判定勝ちを収め準決勝へ進出した。

2019年7月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第1競技場で開催されたRISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournamentの準決勝で、現役ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者のセクサン・オー・クワンムアンと対戦し、2度ダウンを奪って判定勝ちを収め決勝へ進出した[11]

2019年9月16日、千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催されたRISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournamentの決勝で、梅野源治と対戦し、左ストレートでダウンを奪うと、立ち上がった梅野を再び左ストレートで倒し1RKO勝ちを収め、RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament優勝を果たした。

2019年12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN.20で元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅と再戦し、白鳥の膝蹴りでカットした大雅の左目上の出血がひどくなり、3R開始時にドクターストップにより白鳥がTKO勝ちを収めた。

2021年2月28日、RISE ELDORADO 2021で原口健飛と64.0kg契約で対戦し、バックスピンキックとハイキックで計2度ダウンを奪われ判定負け[12]

2021年6月27日、RIZIN.29の「BODYMAKER presents RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」に出場し、1回戦で高橋亮と対戦し1RにKO勝ちを収め、決勝では1回戦ノーコンテストに終わった皇治との対戦を承諾し対戦すると、1Rにダウンを奪い3-0(30-27×2、30-25)の判定勝ちを収めトーナメント優勝を果たした[13]

2021年9月23日、RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMAで直樹英語版と再戦し、延長1Rで0-3の判定負けを喫した[14]

戦績

プロキックボクシング

キックボクシング 戦績
33 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
24 10 14 0 1 0
9 6 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
YA-MAN 3R終了判定3-0 RISE WORLD SERIES 2022 2022年10月15日
× ゴンナパー・ウィラサクレック英語版 1R 2:42 TKO(右フック) THE MATCH 2022 2022年6月19日
秀樹 3R+延長1R終了 判定3-0 RISE ELDORADO 2022 2022年4月2日
× 直樹英語版 3R+延長1R終了 判定0-3 RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA 2021年9月23日
皇治 3R終了 判定3-0 RIZIN.29
【RIZIN KICK ワンナイトトーナメント 決勝】
2021年6月27日
高橋亮 1R 1:38 KO(スタンドパンチ) RIZIN.29
【RIZIN KICK ワンナイトトーナメント 1回戦】
2021年6月27日
× 原口健飛 3R終了 判定0-3 RISE ELDORADO 2021 2021年2月28日
× 直樹英語版 1R 1:30 TKO (ドクターストップ) RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA
【RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント準決勝】
2020年10月11日
小川翔 3R+延長1R終了 判定3-0 RISE on ABEMA 2020年7月12日
大雅 3R開始時 TKO(ドクターストップ:負傷) RIZIN.20 2019年12月31日
大雅 3R終了 判定3-0 RIZIN.19 2019年10月12日
梅野源治 1R 2:53 KO(左ストレート) RISE WORLD SERIES 2019 Final Round
【RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament決勝】
2019年9月16日
セクサン・オー・クワンムアン 3R終了 判定3-0 RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA
【RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament準決勝】
2019年7月21日
山口裕人 3R終了 判定3-0 RIZIN.16 2019年6月2日
ヘクター・サンチアゴ 3R+延長1R終了 判定3-0 RISE WORLD SERIES 1st Round
【RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament1回戦】
2019年3月10日
秀樹 3R 1:41 TKO(ドクターストップ) RISE 130
【第5代RISEライト級王座決定戦】
2019年2月3日
ウザ強ヨシヤ 3R 1:43 TKO(右飛び膝蹴り) RIZIN 平成最後のやれんのか! 2018年12月31日
北井智大 3R終了 判定3-0 RISE 129 2018年11月17日
嶋田将典 1R 1:38 KO(左ハイキック) RISE 127 2018年9月16日
一馬 1R 2:59 KO(左ストレート) RISE 125 2018年6月17日
× ツヨシM16ムエタイスタイル 4R 2:23 TKO ムエローク2014 -2nd- 2014年7月13日
× ソル・ドンポン 3R 0:48 TKO ムエローク2014 -1st- 2014年4月27日
藤牧孝仁 5R終了 判定3-0 M-FIGHT The Battle of Muaythai III
【WPMF日本スーパーフェザー級王座決定戦】
2013年12月1日
拓郎 3R+延長1R終了 判定3-0 M-FIGHT The Battle of Muaythai II 2013年9月8日
タイ人 1R KO タイ・ルンピニースタジアム   2013年8月10日
エム・ラジャサクレック 3R終了 判定1-0 ムエローク2013 -1st- 2013年4月28日
× 拓郎 2R 0:21 TKO ムエローク2012 -3rd- 2012年10月21日
倉科大地 3R終了 判定3-0 REBELS.12 2012年7月29日
渡久山佑太 1R 0:35 KO ムエローク2012 -2nd- 2012年6月17日
岩下文耶 1R終了時 TKO M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.1 Part1 2012年3月25日
× 齋藤拓也 3R 2:50 KO J-NETWORK J-FIGHT in SHINJUKU -vol.24- 2012年2月19日
安保瑠輝也 3R終了 判定3-0 ムエローク2011 -3rd- 2011年8月7日
ピエロ大塚 3R終了 判定3-0 ムエローク2011 -2nd- 2011年4月2日
× 将軍 3R終了 判定0-3 ムエローク2011 -1st- 2011年2月20日

プロボクシング

プロボクシング 戦績
11 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
8 5 3 0 0 0
3 2 0 0
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年5月6日 勝利 1R 0:59 KO 須賀原直雄(REBOOT) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2015年8月7日 勝利 4R 判定3-0 中野亮(川崎新田) 日本の旗 日本
3 2015年11月7日 敗北 3R 2:07 TKO 有岡康輔(ヨネクラ) 日本の旗 日本
4 2016年1月27日 勝利 1R 2:55 TKO 高田朋城(ワールドS) 日本の旗 日本
5 2016年3月28日 勝利 4R 判定3-0 キングペッチ・ソーキングペッチ タイ王国の旗 タイ
6 2016年5月31日 勝利 4R 判定3-0 橘ジョージ(協栄) 日本の旗 日本 東日本新人王ライト級
7 2016年7月21日 敗北 3R 1:52 TKO 森田陽(M・T) 日本の旗 日本 東日本新人王ライト級
8 2016年12月24日 勝利 1R 1:55 TKO 花香雅治(渡嘉敷) 日本の旗 日本
9 2017年3月10日 勝利 2R 2:48 TKO ジャムジュット・サイトーンジム タイ王国の旗 タイ
10 2017年6月13日 勝利 7R 2:59 TKO プレル・トゥパズ フィリピンの旗 フィリピン
11 2017年11月11日 敗北 8R 判定3-0 富岡樹(REBOOT) 日本の旗 日本 日本ユースライト級タイトルマッチ
テンプレート

獲得タイトル

  • 空手
    • 極真空手小学6年全日本40kg 優勝
    • 新空手K-3GP中学生50kg 優勝
  • プロキックボクシング
    • 2012 NEXT HERORS CUP王座
    • WPMF日本スーパーフェザー級王座
    • 第5代RISEライト級王座
    • RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 優勝(2019年)
    • RIZIN KICK ワンナイトトーナメント -61kg 優勝(2021年)

出演

テレビ

脚注

  1. ^ RISE公式プロフィール
  2. ^ 八王子中屋ボクシングジム Official Website | 白鳥大珠プロフィール”. www.8nakaya.co.jp. 2020年9月19日閲覧。
  3. ^ a b “放送内容”. (2007年9月16日). http://www.ntv.co.jp/q/oa/20070916/01.html 
  4. ^ “ツヨシ、白鳥大珠との王者対決制す。紅絹×伊藤紗弥はドロー:7.13 新宿”. (2014年7月16日). http://www.boutreview.com/2/reports/muaylok/140713muaylok.html 
  5. ^ “プロボクサーテスト合格発表”. (2015年3月30日). https://www.jbc.or.jp/web/test/2015/03.pdf 
  6. ^ “試合結果2015年5月”. (2015年8月13日). http://boxingnews.jp/result/29135/ 
  7. ^ 【RISE】ボクシングから白鳥大珠がカムバック、那須川天心も実力認めるeFight 2018年4月12日
  8. ^ “【RISE】キック復帰戦の白鳥が1RKO勝利”. (2018年6月17日). http://efight.jp/result_s-20180617_293984 
  9. ^ “白鳥大珠RIZIN初勝利も反省「ねらいすぎた」”. (2018年12月31日). https://www.nikkansports.com/battle/news/201812310000355.html 
  10. ^ “秀樹が無念のドクターストップで白鳥大珠がTKO勝ち”. (2019年2月3日). https://efight.jp/result-20190203_320172 
  11. ^ 【RISE】白鳥大珠がセクサンをパンチで圧倒、二度のダウンを奪い決勝へ進出イーファイト 2019年7月21日
  12. ^ 【RISE】原口健飛がハイキックで2度のダウン奪い白鳥大珠に勝利イーファイト 2021年2月28日
  13. ^ 【RIZIN】白鳥大珠が決勝で皇治を破り優勝! バンタム級GP大阪ラウンドは激闘の金太郎、ボンサイ柔術ヤマニハ、大塚隆史、瀧澤謙太が2回戦進出 ゴング格闘技 2021年6月27日
  14. ^ 【RISE】白鳥大珠が痛恨の延長負け、返り討ちの“ジョーカー”直樹に、“人獣”中村寛がリング乱入で宣戦布告イーファイト 2021年9月23日
  15. ^ “放送内容”. (2007年5月6日). http://www.ntv.co.jp/q/oa/20070506/01.html 
  16. ^ “過去の放送内容”. (2017年9月5日). https://www.tbs.co.jp/konosa/archive/20170905.html 

関連項目

外部リンク