猿ヶ京温泉
猿ヶ京温泉 | |
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赤谷湖から温泉街を望む | |
温泉情報 | |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉 |
交通 | 鉄道:上越新幹線上毛高原駅よりバスで約30分 |
泉質 | 塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 42 - 58 °C |
外部リンク | 猿ヶ京温泉旅館協同組合 |
猿ヶ京温泉(さるがきょうおんせん)は、群馬県利根郡みなかみ町(旧国上野国)にある温泉である。
アクセス
- 飛行機:新潟空港より新潟駅南口まで新潟交通リムジンバスで約25分[1]。
- 鉄道:上越新幹線上毛高原駅・上越線後閑駅から関越交通バスで約30分[2][3]。
- 乗用車:関越自動車道月夜野ICより国道17号で約25分。
泉質
- ナトリウム・カルシウム - 硫酸塩塩化物泉
- 源泉温度42 - 58℃
温泉街
ダム湖である赤谷湖のほとりに16軒のホテル、旅館が存在する。それ以外にも温泉民宿が多数存在し、それらを含めると約40軒の施設が存在する。
日帰り入浴専用施設は2軒存在する。「まんてん星の湯」と「猿ヶ京温泉センター」である。
歴史
温泉の発見は約400年前とされる。開湯伝説によれば、猿が大やけどを負った子供を温泉に入れて助けた、とされる。また、猿ヶ京の地名は上杉謙信の命名とされる。唐申の年、申の月、申の日に、申年である謙信が縁起の良い夢を見たことにちなんで地名を「申ヶ今日」と改め、後に漢字が現在のものに変わったとされる。ただし、温泉の名前は笹の湯、または湯島温泉と呼ばれていた。1631年(寛永8年)、三国街道の関所として、沼田藩によって猿ヶ京関所が設置された。
1958年(昭和33年)、相俣ダム建設により温泉地がダムの湖底に沈むことになり、現在の温泉街が存在する場所へ移転した。その時から温泉名も猿ヶ京温泉を名乗るようになった。ダムに沈んだことがある温泉地は、他にも日中温泉、鶴の湯温泉、入之波温泉、大牧温泉、大塩温泉などが存在する。
2005年(平成17年)10月1日のみなかみ町成立に際し、大字が「猿ヶ京」から「猿ヶ京温泉」へ変更となった。
脚注
- ^ “新潟駅南口~急行~新潟空港”. 新潟交通. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “沼田市・たんばら・老神温泉・猿ヶ京温泉”. 関越交通. 2015年4月21日閲覧。
- ^ “沼田駅2番のりば、上毛高原駅3番のりば時刻表”. 関越交通. 2015年4月21日閲覧。