炒麺

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炒麺
繁体字 炒麪 / 炒麵
簡体字 炒面
発音記号
標準中国語
漢語拼音chǎo miàn
粤語
イェール粤拼cháau mihn
粤拼caau2 min6
閩南語
閩南語白話字chhá-mī
広東風炒麺 (炸麺の料理)

炒麺(ちゃおめん、チャオミェン)はを使った中華料理の一つである。日本では中華焼きそばとも呼ばれる。

中国香港台湾などの中華圏以外にも中華系移民の多い地域で見かける料理である。アメリカの中華料理として一般的である。

中国大陸の炒麺は、油でパリパリに揚げた麺に餡をかけた皿うどんのような炸麺(チャーミェン)が一般的であり、炒麺と炸麺は厳密には別の料理である。

中華麺を炒め具と混ぜた日本の焼きそばに一番近い料理は福建料理の炒麺で、福建料理の流れを汲む台湾料理には日本人のイメージする焼きそばが多く存在する。中華圏の炒麺は塩や醤とスープで味付けられている。

インドネパールにおいてもチョウメン (chowmien) として食べられており、様々な香辛料と食材を一緒に煮込んで作られるいわゆるカレー常食のインドにおいてとても珍しい麺料理である。都市から田舎まで、インド中のあらゆるレストランで取り扱われている。レストランなどでは vege chowmien, egg chowmien, cheese chowmien などといった呼称が使われており、それぞれ表記どおりの組み合わせである。味は日本で食されている焼そばとほぼ変わらず、現地に住むインド人よりも外国人旅行者に好まれる。そのためか、他の料理に比べ値段設定も若干高い[要出典]

関連項目