松風町停留場

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松風町停留場
松風町停留場(2009年5月)
まつかぜちょう
MATSUKAZE-CHO
所在地 北海道函館市松風町12-4先、11-15先
北緯41度46分17.18秒 東経140度43分59.08秒 / 北緯41.7714389度 東経140.7330778度 / 41.7714389; 140.7330778 (松風町停留場)
駅番号 DY16
所属事業者 函館市企業局交通部
駅構造 地上駅(停留場)
ホーム 2面2線
開業年月日 1913年10月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 湯の川線
キロ程 6.0 km(湯の川起点)
DY15 新川町 (0.4km[1] km)
所属路線 大森線
キロ程 0.0 km(松風町起点)
(0.5km[1] km) 函館駅前 DY17
備考 湯の川線・大森線は直通運転を実施
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松風町停留場(まつかぜちょうていりゅうじょう)は、北海道函館市松風町11番地先、12番地先にある、函館市企業局交通部(函館市電)の停留場である。

利用可能な鉄道路線

  • 函館市企業局交通部

両線は直通運転を行う。また、1992年3月31日までは東雲線も乗り入れていた[1]

構造

往線・復線ホーム共にホーム上屋が設置されている2面2線の相対式ホームである。往線側(函館駅前駅側)には電車専用信号を操作をする為停車時間が長い、復線ホームには電車接近表示機が設置されている。駅の南側に横断歩道あり、歩道とホーム間はここを通って行き来する。線路は駅南側の交差点で線路が右に曲がる。新川町停留場側に渡り線があるがポイントのトングレールにスプリングが装着されていない為、脱線の危険がある事から函館港まつり等の特別な事情がない限り、折返し運転時以外はほとんど使われていない。駅北側は、約20m離れた交差点までゴムポールにより車道と軌道敷が分離されておりセンターリザベーション化されている。

周辺

歴史

前身の電力会社函館水電(現・北海道電力)の大型ボギー車函館水電50形電車1921年(大正10年)から1924年(大正13年)の導入)と複線化で当駅と新川町停留場間の道路の拡幅を行っている。なお、50形の路面電車は中心部にも走らせる予定であったが、車体の大きさを考えるとカーブが厳しく、その改良には多額の費用がかかるので断念した。この形式は後に函館市交通局500形電車の見本となった(530号が若干の改造されながらも予備車扱いとして現存している)。

隣の停留場

函館市企業局交通部
湯の川線
新川町停留場 (DY15) - 松風町停留場 (DY16)
大森線
松風町停留場 (DY16) - 函館駅前駅 (DY17)

廃止路線

函館市交通局
東雲線(1992年4月1日廃止)
労働会館前停留場 - 松風町停留場

脚注

  1. ^ a b c d e f g 今尾恵介 編『日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道』新潮社、2008年、25頁。ISBN 978-4-10-790019-7 

関連項目

参考文献

  • 続函館市史資料集(第1号) 函館市総務部市史編さん室 1971年

外部リンク