松井優征

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松井 優征
生誕 (1979-01-31) 1979年1月31日(45歳)
日本の旗 日本 埼玉県入間市
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 2004年 -
ジャンル 少年漫画
代表作魔人探偵脳噛ネウロ
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松井 優征(まつい ゆうせい、1979年1月31日[1] - )は、日本漫画家埼玉県入間市出身[1][2]。男性。

2004年、読切「魔人探偵脳噛ネウロ」がジャンプ十二傑新人漫画賞で準入選、漫画家デビューを果たす。2005年、『魔人探偵脳噛ネウロ』で連載デビュー。

経歴

概要

ベタ(王道)が大好きで、トリッキーなことをやるのはあくまでベタを光らせるためとも語っている[3]

基本的な画力に関しては未熟なところもあり、多くが「ドアの開く方向がコマごとに逆になっている」・「手の指が6本になっている」・「物の持ち手が逆になっている」等、典型的な作画ミスを起こしている(大半は単行本収録の際に修正されている)。

『魔人探偵脳噛ネウロ』の連載に際して、「商品として成立する責任ある終わらせ方」を第一目標にしたという[4][5]。そのために、何巻分まで連載がもらえればどのように終わらせるかという概要を予め何パターンか考えて連載に臨んだらしい。

デビュー前の評価

魔人探偵脳噛ネウロ
第12回(2004年3月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞(審査員:河下水希) 準入選作。
その独創性と演出力の高さからキャラクター・オリジナリティに◎、ストーリー・演出に○と高い評価を得、十二傑新人漫画賞初の準入選を受賞した。
結果的にこの作品がデビュー作・初連載となり、ヒットに繋がった。
『サッカー』
第4回(2003年8月期)十二傑新人漫画賞(審査員:許斐剛) 最終候補作。
オリジナリティに◯。主人公への魅力と設定のアイディアを評価されていたが、一方画力に関しては「まだまだ」との評価に留まっていた。
ラビングデッド
第51回(2000年10月期)天下一漫画賞 審査員(鈴木央)特別賞受賞作。
構成力・演出力・オリジナリティに◯。「読ませる力」やセンスを高く評価されているが、ラストのストーリーの暗さと画力が弱点という評価を受けていた。なお、副編集長(現:編集長)・佐々木尚のコメントとして「絵は全然ダメだしコマ割は適当だが、強烈に光る才能がある。個人的には入選に推した」と評価されていた。

作品リスト

  • 魔人探偵脳噛ネウロ - デビュー作、読切2話+連載全202話、単行本全23巻(読切版未収録)
  • 離婚調停 - ジャンプスクエアSUPREME読切シリーズ、センターカラー37P(2009年7月号掲載) 『魔人探偵脳噛ネウロ』23巻に収録
  • 松井優征がウーパールーパーを食べる企画 - ルポ読切、9P
  • 東京デパート戦争体験記 - 『少年ジャンプNEXT!2011SUMMER』に掲載された。読切、35P。

師匠

アシスタント

脚注

  1. ^ a b 「新人紹介」『赤マルジャンプ』2004SUMMER号244頁、集英社
  2. ^ 「巻末コメント」における「麻生周一と同郷」発言、『週刊少年ジャンプ』2008年9号460頁、集英社
  3. ^ ジャンプスクエア 松井優征先生 インタビュー 完全版 http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/topic-matsui/index.html
  4. ^ ジャンプスクエア 松井優征先生 インタビュー 完全版 http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/topic-matsui/index.html
  5. ^ 単行本23巻あとがき
  6. ^ 「アシさんのページ」澤井啓夫著『ボボボーボ・ボーボボ』1巻72頁、集英社〈ジャンプ・コミックス〉 2001年7月4日発売 ISBN 4-08-873138-7