日野神社 (西宮市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ネイ (会話 | 投稿記録) による 2021年6月12日 (土) 13:34個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (廃止されたパラメータ修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日野神社
所在地 兵庫県西宮市日野町2-51
位置 北緯34度44分57.秒 東経135度22分12.637秒 / 北緯34.74917度 東経135.37017694度 / 34.74917; 135.37017694座標: 北緯34度44分57.秒 東経135度22分12.637秒 / 北緯34.74917度 東経135.37017694度 / 34.74917; 135.37017694
主祭神 天照大神
豊受大神
春日大神
創建 康安年間
地図
日野神社の位置(兵庫県内)
日野神社
日野神社
日野神社 (兵庫県)
テンプレートを表示

日野神社(ひのじんじゃ)は、兵庫県西宮市日野町にある神社である。

天照大神豊受大神春日大明神を祀る。

概要

神社のある土地は、古くは瓦林(河原林)荘と呼ばれ、さらに古くは廣井荘と称し、摂津国廣井連(百済王避流王の後裔)と関係のある土地であったらしい。当神社の周囲は建武3年(1336年)に赤松則村の家臣・貴志義氏によって築城された瓦林城の城跡とされる。貴志五郎四郎義氏は、現在の三田市にあった貴志荘を母体とする武将である。その後、菅原道真の子の右馬之介を家祖とし、足利尊氏の家臣として三河から移住して来た、瓦林(河原林)氏が居城とした。北朝の康安年間(1361年 - 1362年)、瓦林弾正左衛門が瓦林城の鎮守として城内に日野神社を創建した。

日野神社の参道

神仏分離以前は虎爪林(こつめばやし)神宮寺が併設され、本尊は観世音菩薩であった。周囲の森は「日野神社社叢」としてひょうごの森百選に選ばれている。境内社に愛宕神社、琴平神社、厳島神社等。

平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災で社殿が全壊。永らく仮殿のままであったが、平成22年(2010年)に再建された。