向井寛史
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | 向井 寛史 |
| 階級 | スーパーフライ級 |
| 身長 | 171cm |
| 国籍 |
 日本 |
| 誕生日 | 1985年12月4日（38歳） |
| 出身地 | 大阪府 |
| スタイル | サウスポー |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 13 |
| 勝ち | 9 |
| KO勝ち | 1 |
| 敗け | 3 |
| 引き分け | 1 |
向井 寛史（むかい ひろふみ、男性、1985年12月4日 - ）は、日本のプロボクサー。大阪府枚方市出身。
六島ボクシングジム所属。
来歴
ボクシングを始めたのは南京都高等学校在学中で、ボクシング部では3年次に副将を務め、主将は後のロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太だった[1]。
その後、日本大学に進み全日本選手権3位、国体準優勝（決勝で大学の1年後輩上林巨人に敗戦）などの実績を残す[2]。
大学卒業後、六島ジムに入門。高校・大学の先輩でもある藤原俊志トレーナーの指導を受ける。
2009年8月1日、住吉区民センターでプロデビュー戦を行い上村徹（ワイルドビート）を相手に6回判定勝利でデビュー戦を白星スタートで飾った[3]。
2009年9月30日、大阪府立体育会館で大前健太（クラトキ）に6回判定勝ちでプロ2勝目[4]。
2010年5月8日、大阪府立体育会館でOPBF東洋太平洋フライ級１位の全鎮萬（
韓国）を相手に2回に右フックでダウンを奪い8回判定勝利で3勝目。
2010年10月11日、住吉区民センターでアニス・セウフィン（
インドネシア）を相手にKOは逃すものの2回3回と計3度のダウンを奪い8回判定勝利で4勝目[5]。
2011年2月5日、ジムの先輩である名城信男の世界タイトル戦の前座で、後のWBC世界フライ級王者ソニー・ボーイ・ハロ（
フィリピン）とノンタイトル戦を戦い、3-0で判定勝ちを収めデビューから無傷の5連勝を達成した。
2011年8月20日、OPBF東洋太平洋フライ級王者ロッキー・フエンテス（フィリピン）と対戦し0-3の判定負けでプロ初黒星[6]。
2011年12月24日、タイ・バンコクの国王警護隊第11駐屯地内特設会場にてWBC世界フライ級王王者ポンサクレック・ウォンジョンカム（タイ）と対戦。デビュー7戦での世界王座挑戦は井岡一翔に並ぶ当時の国内最速タイ記録だったが、1回47秒に偶然のバッティングで流血し、負傷引き分けで王座獲得に失敗した[7]。
2012年4月15日、住吉区民センターでクーンキリ・ウォーウィサルット（
タイ）を相手に5回TKO勝利で再起戦を白星で飾ると同時に自身初のKO勝利[8]。
2012年9月1日、住吉区民センターでセンムアンルーイ・ゴーキャットジム（ タイ）と戦い3-0の判定勝利[9]。
2013年4月7日、大阪・住吉区民センターでWBO世界スーパーフライ級2位のマーク・アンソニー・ヘラルド（フィリピン）と対戦し、2回に2度のダウンを奪われそのまま10カウントを数えられ、自身初となるKO負けでキャリア2敗目となった[10]。
2013年8月23日、タイ・バンコクのサイアム・パーク・シティで、OPBF東洋太平洋スーパーフライ級4位で韓国王者の李ボンヨン（韓国）と53kg契約6回戦を行い、判定勝ちを収めた[11]。
2013年11月15日、タイ・ナコーンラーチャシーマー県のプロヴィンシャル・スタジアムにてWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソー・ルンヴィサイ（タイ）に挑戦[12]、またこの試合はジャッジ3人中2人が女性ジャッジという稀なケースで行われ[13]、試合は2回に早くも挑戦者がダウンを喫し、4回終了時点の採点公開ではジャッジ3者ともに40-35で王者を支持、中盤以降も防戦一方の展開が続き、9回に連打を浴びたところでセコンドがタオルを投げ入れそのまま試合が終了した9回1分44秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[14]。
戦績
- アマチュアボクシング：77戦51勝26敗
- プロボクシング：13戦9勝（1KO）3敗1分
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2009年8月1日 | 勝利 | 6R | 判定(2-0) | 上村徹（ワイルドビート） | 日本 |
プロデビュー戦 |
| 2 | 2009年9月30日 | 勝利 | 6R | 判定(3-0) | 大前健太（クラトキ） | 日本 |
|
| 3 | 2010年5月8日 | 勝利 | 8R | 判定(3-0) | 全鎮萬 | 韓国 |
|
| 4 | 2010年10月11日 | 勝利 | 8R | 判定(3-0) | アニス・センフィン | インドネシア |
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| 5 | 2011年2月5日 | 勝利 | 10R | 判定(3-0) | ソニー・ボーイ・ハロ | フィリピン |
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| 6 | 2011年8月20日 | 敗北 | 12R | 判定(0-3) | ロッキー・フエンテス | フィリピン |
OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ |
| 7 | 2011年12月23日 | 引分 | 1R 0:47 | 負傷 | ポンサクレック・ウォンジョンカム | タイ |
WBC世界フライ級タイトルマッチ |
| 8 | 2012年4月15日 | 勝利 | 5R 1:14 | TKO | クーンキリ・ウォーウィサルット | タイ |
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| 9 | 2012年6月10日 | 勝利 | 6R | 判定(3-0) | ワッチャラポン・ギャットプラパット | タイ |
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| 10 | 2012年9月1日 | 勝利 | 8R | 判定(3-0) | センムアンルーイ・ゴーキャットジム | タイ |
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| 11 | 2013年4月7日 | 敗北 | 2R 3:04 | KO | マーク・アンソニー・ヘラルド | フィリピン |
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| 12 | 2013年8月23日 | 勝利 | 6R | 判定(3-0) | 李ボンヨン | 韓国 |
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| 13 | 2013年11月15日 | 敗北 | 9R 1:44 | TKO | シーサケット・ソー・ルンヴィサイ | タイ |
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ |
| テンプレート | |||||||
人物
脚注
- ^ 村田の同級生・向井がタイで世界挑戦 デイリースポーツ 2013年9月25日
- ^ “［ボクシング］向井７戦目で海外世界戦…ＷＢＣフライ級”. スポーツ報知大阪版. (2011年12月3日)
- ^ 強打者対決、安田が宮城を92秒でほうむる ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月2日
- ^ 安田がメッグン倒す ボクシングニュース「Box-on!」 2009年10月1日
- ^ 前世界王者名城、再起戦でＫＯ勝ち 安田もＫＯ復帰 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年10月12日
- ^ 向井６戦目の王者ならず フエンテスに完敗 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年8月21日
- ^ 向井バッティングで負傷、初回47秒でドロー ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月24日
- ^ 向井、再起戦を５回ＴＫＯ勝ちで飾る デイリースポーツ 2011年4月16日
- ^ ＢＯＸ「金」村田の親友・向井判定勝ち デイリースポーツ 2012年9月1日
- ^ 名城ＫＯで再起、向井は苦杯 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年4月7日
- ^ 向井、タイで韓国王者に判定勝ち ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月25日
- ^ 向井、１１月に世界挑戦＝タイでシーサケットと－ＷＢＣ・Ｓフライ 時事ドットコム 2013年9月24日
- ^ 向井、女性ジャッジ２人“オトす” デイリースポーツ 2013年11月6日
- ^ 向井はシーサケットに完敗、9回TKO Boxing News（ボクシングニュース） 2013年11月15日