元気 (ゲーム会社)

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元気株式会社
Genki Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 164-8721
東京都中野区本町1-32-2
ハーモニータワー
設立 1990年10月16日(旧社)
2008年2月26日(現法人)
業種 情報・通信業
法人番号 4011201013892 ウィキデータを編集
事業内容 ゲームソフトの企画・開発・販売
オンラインゲームの企画・開発・サービス
パチンコ・パチスロの企画・開発
代表者 栢森秀行(代表取締役社長)
資本金 2億円(2010年3月現在)
売上高 14億円(2010年3月期)
従業員数 146名(2010年3月31日現在)
主要株主 ダイコク電機 100%
外部リンク http://www.genki.co.jp/
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元気株式会社(げんき、ブランド名:GENKI) は、日本東京都中野区に本社を置くゲームソフト・パチンコ・パチスロ開発メーカー。

概要

1990年に設立。翌1991年ゲームギア用ソフト『デビリッシュ』を自社ブランドで発売。以降しばらくは他社の下請けで各種ゲームの開発を行っていた。

2002年にコナミと業務・資本提携を行った。

2005年2月1日に、「元気モバイル」を設立。携帯電話アプリ、携帯型ゲーム機向けゲームの開発を移管する。

2005年3月31日に、コナミが保有する元気株式をダイコク電機に売却。これによりコナミグループからは外れたが、業務提携は継続している。

2009年10月26日に、ダイコク電機の出資により元気ネットワークスを設立。ソーシャルネットワーク向けゲームの開発を移管する。

2009年11月22日に、本社を新宿、大久保から中野区中野坂上に移転する。

2011年4月1日に、コンテンツ事業部を設立 元気ARGと証する代替現実ゲームの企画・製作と業務受託の開始を発表。


代表作に『首都高バトルシリーズ』、『街道バトルシリーズ』、『剣豪シリーズ』などがあり、コンシューマーゲームソフトの他に、携帯電話向けコンテンツを提供している。

レースゲームに強い会社で、元気レーシングプロジェクト(GRP)を立ち上げ、デモカー(S2000)まで存在している。監修ドライバーに織戸学谷口信輝の両選手が所属し、最近では全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)に出場中のHKSレーシングのスポンサーになっている。

新会社への移行

近年同社はオリジナルゲームの販売不振が続き、2006年3月期の決算で債務超過に転落。以後も売上に改善が見られないことから、大株主であるダイコク電機は2008年3月に会社分割の手法により営業の全てを新会社に継承した上で、旧法人(会社分割後に社名を「株式会社CLK」に変更)を清算することを発表した[1]。そのため現在の元気株式会社は、法的には2008年2月26日設立という扱いとなっている。その後はオリジナルゲームの自社販売を削減し、デベロッパーとして受託業務と、パチンコ・パチスロの受託業務に集中している。

なお営業を譲渡した後の旧法人(株式会社CLK)は、同年4月25日の株主総会で解散を決議した上で、同年7月1日付で東京地方裁判所より特別清算開始決定を受けている。負債は約14億6900万円[2]

主なゲーム作品

実施したARG(代替現実ゲーム)

関連項目

外部リンク


脚注

  1. ^ 子会社の会社分割(吸収分割)及び商号変更に関するお知らせ
  2. ^ http://nvc.nikkeibp.co.jp/report/company/shinyou/20080717_001296.html