丹治愛

丹治 愛（たんじ あい、男性、1953年1月20日 - ）は、日本の英文学者。専門は、ヴィクトリア朝・モダニズムの英国小説。東京大学名誉教授。法政大学教授。北海道出身。

略歴

• 札幌北高等学校卒業
• 1975年　東京大学文学部卒業（第三類　英語英米文学）
• 1978年　東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専門課程博士課程中退
• トロント大学（カナダ）留学
• 北海道大学言語文化部助教授
• 埼玉大学教養学部助教授
• 1989年　東京大学教養学部助教授
• 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授
• 2010年　日本英文学会会長　
• 2012年　法政大学文学部英文学科教授　

受賞歴

• 日本英文学会新人賞受賞（1985年）

著書

• 『神を殺した男 ダーウィン革命と世紀末』（講談社選書メチエ、1994）
• 『モダニズムの詩学 解体と創造』（みすず書房、1994）
• 『ドラキュラの世紀末 ヴィクトリア朝外国恐怖症の文化研究』（東京大学出版会、1997）

編著

• 『書物の言語態　シリーズ言語態』 宮下志朗共編（東京大学出版会、2001）
• 『批評理論　知の教科書』（講談社選書メチエ、2003）ISBN 4062582821
• 『二〇世紀「英国」小説の展開』 高橋和久共編（松柏社 2020）

翻訳

• ジュリアン・バーンズ『10.1/2章で書かれた世界の歴史』丹治敏衛共訳（白水社、1991）（のち白水Uブックス）
• ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』（集英社、1998）（のち文庫）
• ブラム・ストーカー『ドラキュラ』新妻昭彦共訳（水声社、2000）

参考文献

• 駒場2001