中村好文

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中村好文
生誕 1948年(75 - 76歳)
日本の旗 日本千葉県九十九里町
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京都立品川職業訓練校 木工科
武蔵野美術大学 建築学科卒業
職業 建築家
受賞 吉岡賞(1987年)
吉田五十八賞(1993年)
所属 吉村順三設計事務所
レミングハウス
建築物 三谷さんの家
museum as it is
Lemm Hut
伊丹十三記念館
伊丹十三記念館(愛媛県松山市)

中村 好文(なかむら よしふみ、1948年 - )は日本建築家[1]日本大学生産工学部建築工学科居住空間デザインコース教授[2]多摩美術大学美術学部環境デザイン学科客員教授[3]

略歴[編集]

千葉県九十九里町出身。武蔵野美術大学建築学科卒業[1]。卒業制作では宇宙船内の無重力下を想定した住宅を設計するも評価は得られなかった[2]。小さな設計事務所に勤務するも数年で退職し、その後、都立品川職業訓練校木工科にて家具製作を学んだ[1]。1976年から1980年まで吉村順三設計事務所に勤務し、吉村の家具製作のアシスタントを務めた[2]。1981年に独立して設計事務所 レミングハウスを設立し、住宅建築を中心に活動し家具製作も行っている[1]。1993年に「一連の住宅作品」で第18回吉田五十八賞特別賞を受賞[1]伊丹十三のエッセイが好きで、2007年に開館した伊丹十三記念館の設計を担当している[4]

様々な建物を紹介するエッセイストとしても知られており[5]、建築家としての活動のみならず執筆活動も20年にわたって継続的に行っている[2]

作品[編集]

主な著書[編集]

出演[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f SUMU2 GUEST ROOM2 建築家 中村好文さん ジーンズのような家を作りたい”. パナソニック エコソリューションズ社. 2012年8月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 中村 好文 研究所教授”. 日本大学生産工学部建築工学科. 2012年8月23日閲覧。
  3. ^ http://faculty.tamabi.ac.jp/html/ja/100001313.html
  4. ^ 常設展十三の展示 5.エッセイスト”. 伊丹十三記念館. 2013年5月29日閲覧。
  5. ^ 竹内正浩の研究ノート 中村好文 普通の住宅、普通の別荘 中村 好文 (著)#202”. でんホーム株式会社. 2012年8月23日閲覧。
  6. ^ Report 第22回吉岡賞受賞者講演会”. 新建築社. 2012年8月21日閲覧。
  7. ^ とんぼの本 坂田和實 気になるDM”. 新潮社. 2012年8月23日閲覧。
  8. ^ 記念館の建築 建築データ”. 伊丹十三記念館. 2013年5月29日閲覧。
  9. ^ 心地よい家はこうして生まれる 建築家 中村好文”. NHK (2006年4月13日). 2024年3月8日閲覧。
  10. ^ 人と暮らしと、台所 (3)「建築家・中村好文〜遊び心を忘れない〜」”. NHK (2020年8月18日). 2024年3月8日閲覧。

外部リンク[編集]