下保谷

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下保谷
保谷山福泉寺(下保谷三丁目)
保谷山福泉寺(下保谷三丁目)
下保谷の位置(多摩地域内)
下保谷
下保谷
下保谷の位置
下保谷の位置(東京都内)
下保谷
下保谷
下保谷 (東京都)
下保谷の位置(日本内)
下保谷
下保谷
下保谷 (日本)
北緯35度44分57.16秒 東経139度33分58.76秒 / 北緯35.7492111度 東経139.5663222度 / 35.7492111; 139.5663222
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 西東京市
地域 保谷地域
設置年月日 2001年1月21日
住居表示実施年月日 1968年11月1日
面積
 • 合計 0.72 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 8,143人
 • 密度 11,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
202-0004[3]
市外局番 042[4]
ナンバープレート 多摩

下保谷(しもほうや)は、東京都西東京市町名住居表示実施済み区域である。

現行行政地名は下保谷一丁目から下保谷五丁目。郵便番号は202-0004[3]

地理[編集]

西東京市の北東部に位置する。町域は概ね平坦で、主に商業地住宅地及び農地として利用される。
北は北町、東は練馬区南大泉、南は西武池袋線を挟んで東町、西は栄町に隣接する。南西から時計回りに下保谷一~五丁目が設置されている。

河川[編集]

面積と人口[編集]

丁目毎の面積 [1]、人口と世帯数[2]、および人口密度は以下の通りである。(2018年(平成30年)1月1日現在)

丁目 面積 人口 世帯数 人口密度 備考
下保谷一丁目 0.11km2 431 人 439 人 870 人 412 世帯 7,909.1 人/km2
下保谷二丁目 0.10km2 818 人 930 人 1,748 人 828 世帯 17,480.0 人/km2
下保谷三丁目 0.19km2 926 人 1,094 人 2,020 人 915 世帯 10,631.6 人/km2
下保谷四丁目 0.15km2 654 人 763 人 1,417 人 813 世帯 9,446.7 人/km2 保谷駅に隣接。
下保谷五丁目 0.17km2 1,023 人 1,065 人 2,088 人 1,062 世帯 12,282.4 人/km2
0.72km2 3,852 人 4,291 人 8,143 人 4,030 世帯 11,309.7 人/km2

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

丁目 街区 小学校 中学校
下保谷一丁目 全域 西東京市立保谷第一小学校 西東京市立青嵐中学校
下保谷二丁目 全域
下保谷三丁目 全域
下保谷四丁目 全域
下保谷五丁目 全域

地価[編集]

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、下保谷2-8-37の地点で23万8000円/m2となっている[6]

歴史[編集]

中荒屋敷遺跡(縄文時代前期 - 弥生時代の遺跡)が発見されており、古代からヒトが居住していたことが確認されている。 明治以前には武蔵国新座郡下保谷村に属していた。旧保谷市内である。下保谷村の初期の村域は白子川沿岸の当町域及び北町町域だったと考えられており、村の惣鎮守の三十番神社(現天神社)は当町域からほど近い北町六丁目に、その別当寺の福泉寺は当町域(下保谷三丁目)にある。

旧保谷市では住居表示の際に多くの地名が失われている。当町域付近に存在した荒屋敷、宮ノ脇、松ノ木と言った名も町丁名としては全て消失しており、現在では、はなバスの停留所名(南宮ノ脇、東松ノ木)、遺跡名(中荒屋敷遺跡)などとして僅かにその名残を留めているのみである。しかしながら、旧村名・大字名の下保谷は当町名として現在まで引き継がれている。旧保谷市のもう一方の旧村名・大字名である上保谷が消失したこととは対照的である。

地名の由来[編集]

旧保谷村成立以前にこの地に存在した下保谷村、および保谷村成立後住居表示実施まで存在した大字名に由来する。なお、町名の案として、「松宮町」「三音町」「白子町」「新木町」が挙がっていた[7]

沿革[編集]

  • 1968年(昭和43年)11月1日 保谷市が町名整理を実施。
    • 大字下保谷の小字中荒屋敷、南荒屋敷(一部)、北宮ノ脇(一部)、南宮ノ脇、上前(一部)、坊ヶ谷戸(一部)、東松ノ木、西松ノ木(一部)、南松ノ木(一部)をもって下保谷を設置する。
  • 2001年(平成13年)1月21日 保谷市と田無市が合併して西東京市発足。西東京市下保谷となる。

交通[編集]

鉄道[編集]

町域南端に西武池袋線保谷駅がある。(駅の住所は東町3丁目)

バス[編集]

町域内を西東京市はなバス第1ルートが通る。

道路[編集]

施設[編集]

史跡[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『角川日本地名大辞典 13.東京都』角川書店、1978年
  • 『新旧対照町名 - 東京市町名沿革史 -』明治文献、1974年
  • 赤木ぼく他『多摩の歴史1 』武蔵野郷土史刊行会/有峰書店 1976年
  • 保谷市図書館『ホウホウほうやこどもちいきしりょう』 2000年

脚注[編集]

  1. ^ a b 平成22年 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2014年12月25日). 2018年1月22日閲覧。
  2. ^ a b 人口・世帯数”. 西東京市 (2018年1月10日). 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
  5. ^ 市立小・中学校通学区域”. 西東京市 (2017年9月7日). 2018年1月15日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ 保谷町広報第62号 1964年7月30日

外部リンク[編集]