モニカ・ニクレスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Rain night (会話 | 投稿記録) による 2012年1月30日 (月) 01:38個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎4大大会シングルス成績: 全豪結果)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

モニカ・ニクレスク
Monica Niculescu
モニカ・ニクレスク
基本情報
国籍  ルーマニア
出身地 同・スラティナ
居住地 同・ブカレスト
生年月日 (1987-09-25) 1987年9月25日(36歳)
身長 168cm
体重 63kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2002年
ツアー通算 2勝
シングルス 0勝
ダブルス 2勝
生涯獲得賞金 6,883,299 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2011・12)
全仏 1回戦(2008・09・11)
ウィンブルドン(英) 2回戦(2008・10・11)
全米 4回戦(2011)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト8(2012)
全仏 ベスト8(2010)
ウィンブルドン(英) 3回戦(2009)
全米 3回戦(2009・10)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 29位(2011年10月24日)
ダブルス 24位(2010年6月7日)
2012年1月30日現在

モニカ・ニクレスクMonica Niculescu, 1987年9月25日 - )は、ルーマニアスラティナ出身の女子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス29位、ダブルス24位。これまでにWTAツアーでダブルス1勝を挙げる(シングルス優勝はない)。身長168cm、体重63kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

来歴

ニクレスクは5歳でテニスを始め2002年にプロに転向した。5年間ITFサーキットのサーキット大会に出場して、シングルスで15勝、ダブルスで21勝を挙げている。

2007年から4大大会の予選に挑戦し始め、2008年全豪オープンで初めて予選を勝ち上がり4大大会に初出場する。8月のニューヘイブン大会のダブルスでソラナ・チルステアと組み初めての決勝に進出したが、クベタ・ペシュケ&リサ・レイモンド組に 6–4, 5–7, [7–10] で敗れ準優勝となった。

2009年7月のブダペスト大会のダブルスでアリサ・クレイバノワと組みツアー2回目の決勝に進出する。決勝ではアリョーナカテリナのボンダレンコ姉妹に 6–4, 7–6(5) で勝利し初のツアータイトルを獲得した。

2011年全豪オープンで第32シードのツベタナ・ピロンコバに 6-4, 6-1 で勝利し、4大大会では初の3回戦に進出した。3回戦では第6シードのフランチェスカ・スキアボーネに 0-6, 6-7(2) で敗れた。全米オープンでは全豪に続き3回戦に進出し、第27シードのルーシー・サファロバに 6-0, 6-1 で完勝し、初の4回戦に進出を果たした。4回戦ではアンゲリク・ケルバーに 4-6, 3-6 で敗れた。

10月の北京大会では予選から勝ち上がり、1回戦で地元の全仏優勝者李娜に 6-4, 6-0 で勝利して勢いに乗り、ベスト4に進出した。続くルクセンブルク大会はツアー初のシングルス決勝に進出。ビクトリア・アザレンカに 2-6, 2-6 で敗れたが、後半3大会の好成績により世界ランキングを自己最高の29位とし、トップ30入りを果たした。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 1回 (0勝1敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ツアー選手権 (0–0)
プレミア (0–0)
インターナショナル (0–1)


結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2011年10月23日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク ハード (室内) ベラルーシの旗 ビクトリア・アザレンカ 2–6, 2–6

ダブルス: 7回 (2勝5敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2008年8月17日 アメリカ合衆国の旗 ニューヘイブン ハード ルーマニアの旗 ソラナ・チルステア チェコの旗 クベタ・ペシュケ
アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド
6–4, 5–7, [7–10]
優勝 1. 2009年7月12日 ハンガリーの旗 ブダペスト クレー ロシアの旗 アリサ・クレイバノワ ウクライナの旗 アリョーナ・ボンダレンコ
ウクライナの旗 カテリナ・ボンダレンコ
6–4, 7–6(5)
準優勝 2. 2009年8月2日 アメリカ合衆国の旗 スタンフォード ハード チャイニーズタイペイの旗 詹詠然 アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ
アメリカ合衆国の旗 ビーナス・ウィリアムズ
1–6, 4–6
準優勝 3. 2010年1月16日 オーストラリアの旗 ホバート ハード チャイニーズタイペイの旗 詹詠然 チェコの旗 クベタ・ペシュケ
チャイニーズタイペイの旗 荘佳容
6–3, 3–6, [7–10]
準優勝 4. 2010年7月18日 チェコの旗 プラハ クレー ハンガリーの旗 アグネシュ・サバイ スイスの旗 ティメア・バシンスキー
イタリアの旗 タチアナ・ガルビン
5–7, 6–7(4)
準優勝 5. 2011年7月23日 アゼルバイジャンの旗 バクー ハード カザフスタンの旗 ガリナ・ボスコボワ ウクライナの旗 マリヤ・コリツェワ
ベラルーシの旗 タチアナ・ポウチェク
3–6, 6–2, [8–10]
優勝 2. 2012年1月14日 オーストラリアの旗 ホバート ハード ルーマニアの旗 イリーナ=カメリア・ベグ チャイニーズタイペイの旗 荘佳容
ニュージーランドの旗 マリナ・エラコビッチ
6–7(4), 7–6(4), [10–5]

4大大会シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2007 2008 2009 2010 2011 2012 通算成績
全豪オープン LQ 1R 2R 1R 3R 3R 5–5
全仏オープン LQ 1R 1R LQ 1R 0–3
ウィンブルドン LQ 2R 1R 2R 2R 3–4
全米オープン LQ 1R 1R 1R 4R 3–4

外部リンク