チャン詠然

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本来の表記は「詹詠然」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。
詹詠然
Chan Yung-Jan at the 2010 US Open 02.jpg
詹詠然
基本情報
ラテン文字名 Yung-Jan Chan
国籍 台湾の旗 台湾
出身地 台湾・台北市
生年月日 1989年8月17日(24歳)
身長 170cm
体重 60kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2004年
ツアー通算 10勝
シングルス 0勝
ダブルス 10勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2009・13)
全仏 3回戦(2011)
全英 2回戦(2010)
全米 3回戦(2010)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 準優勝(2007)
全仏 ベスト8(2007・08)
全英 3回戦(2007)
全米 準優勝(2007)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全豪 準優勝(2011)
全仏 2回戦(2010・11)
全英 ベスト4(2011)
全米 ベスト8(2010)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 50位(2007年6月11日)
ダブルス 6位(2008年8月18日)
2013年2月5日現在

詹 詠然(チャン・ユンジャン、英語表記:Yung-Jan Chan, 1989年8月17日 - )は、台湾台北市出身の女子プロテニス選手。同僚の荘佳容とペアを組み、2007年全豪オープン全米オープン女子ダブルスで準優勝した選手である。ベースライン・プレーヤーで、バックハンド・ストロークのダウン・ザ・ラインを最も得意にする。身長170cm、体重60kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。これまでにWTAツアーでダブルス10勝を挙げる。自己最高ランキングはシングルス50位、ダブルス6位。日本では「チャン・ユンヤン」の表記も見られる。

来歴[編集]

6歳からテニスを始める。詹は10歳の時、1999年9月21日台湾大地震で被災した経験を持つ。ジュニア時代、2004年全豪オープン中国孫勝男とペアを組んで優勝したことがある。2004年8月にプロ入り。国際テニス連盟(ITF)主催のサテライト・サーキット(女子ツアー下部組織の大会群)で下積み生活を始めた初期の頃から、日本のトーナメントにも数多く参加してきた。2005年全米オープンでシングルスの予選3試合を勝ち上がり、4大大会の本戦に初出場を果たす。この大会では、詹は本戦1回戦で第8シードのセリーナ・ウィリアムズに 1-6, 3-6 で敗れた。

2006年度の4大大会では、詹はウィンブルドン全米オープンで予選会を通過した。この後、10月のジャパン・オープンでシングルスのベスト4に入り、ダブルスでは準優勝する。シングルスでは準々決勝で第2シードの杉山愛を 6-3, 6-4 で破ったが、続く準決勝で中村藍子に 6-7, 6-2, 4-6 で競り負けた。ダブルスでは荘佳容とのペアで出場し、準決勝で第1シードのビルヒニア・ルアノ・パスクアルスペイン)&パオラ・スアレスアルゼンチン)組を破ったが、決勝でバニア・キングアメリカ)&エレナ・コスタニッチクロアチア)組に敗れて準優勝になっている。

詹詠然と荘佳容は、2007年全豪オープンの女子ダブルスで躍進した。詹はシングルスでは1回戦でアリシア・モリクオーストラリア)に敗れたが、荘と組んだ女子ダブルス準決勝で前年度優勝の中国ペア、鄭潔&晏紫組を 6-3, 6-4 で破り、台湾出身のテニス選手として初の4大大会決勝戦に進出した。2人は決勝で第3シードのリーゼル・フーバー南アフリカ)&カーラ・ブラックジンバブエ)と対戦し、第2セットのタイブレークを奪う健闘を見せたが、結局 4-6, 7-6, 1-6 で敗れて準優勝になった。2人は2007年全米オープンでも女子ダブルス決勝に進んだが、ディナラ・サフィナロシア)&ナタリー・ドシーフランス)組に 4-6, 2-6 で敗れ、ここでも優勝を逃した。

詹は2007年10月のバンコク大会でツアー初のシングルス決勝に進んだがフラビア・ペンネッタイタリア)に 1–6, 3–6 で敗れている。4大大会のシングルス最高成績は2010年全米オープン2011年全仏オープンの3回戦進出である。

2011年全豪オープンの混合ダブルスではポール・ハンリーオーストラリア)とペアを組んで決勝に進出した。決勝ではダニエル・ネスターカナダ)&カタリナ・スレボトニクスロベニア)組に 3–6, 6–3, [7–10] で敗れ準優勝となった。

詹詠然の妹の詹皓晴英語版もプロテニス選手になり、2012年2月のパタヤ大会では2人で組んだダブルスで決勝に進出した。決勝ではサニア・ミルザ&アナスタシア・ロディオノワ組に 6–3, 1–6, [8–10] で敗れ準優勝となった。2013年シーズン開幕戦の深圳オープンでは決勝でイリナ・ブリャコク&バレリア・ソロビエワ組を 6–0, 7–5 で破りダブルスツアー10勝目を挙げた。

WTAツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 1回 (0勝1敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 4. 2007年10月14日 タイの旗 バンコク ハード イタリアの旗 フラビア・ペンネッタ 1–6, 3–6

ダブルス: 23回 (10勝13敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2005年10月2日 韓国の旗 ソウル ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 南アフリカ共和国の旗 ナタリー・グランディン
アメリカ合衆国の旗 ジル・クレイバス
6–2, 6–4
準優勝 1. 2006年10月8日 日本の旗 東京 ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 アメリカ合衆国の旗 バニア・キング
クロアチアの旗 エレナ・コスタニッチ
6–7(2), 7–5, 2–6
準優勝 2. 2007年1月27日 オーストラリアの旗 全豪オープン ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 ジンバブエの旗 カーラ・ブラック
南アフリカ共和国の旗 リーゼル・フーバー
4–6, 7–6(4), 1–6
準優勝 3. 2007年2月11日 タイの旗 パタヤ ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 オーストラリアの旗 ニコル・プラット
イタリアの旗 マラ・サンタンジェロ
4–6, 6–7(4)
優勝 2. 2007年2月18日 インドの旗 バンガロール ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 ロシアの旗 アーラ・クドゥリャフツェワ
チャイニーズタイペイの旗 謝淑薇
6–7(4), 6–2, [11-9]
準優勝 4. 2007年3月18日 アメリカ合衆国の旗 インディアンウェルズ ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド
オーストラリアの旗 サマンサ・ストーサー
3–6, 5–7
準優勝 5. 2007年5月26日 トルコの旗 イスタンブール クレー インドの旗 サニア・ミルザ ポーランドの旗 アグニエシュカ・ラドワンスカ
ポーランドの旗 ウルシュラ・ラドワンスカ
1–6, 3–6
優勝 3. 2007年6月17日 イギリスの旗 バーミンガム チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 中華人民共和国の旗 孫甜甜
アメリカ合衆国の旗 メイレン・ツー
7–6(3), 6–3
優勝 4. 2007年6月22日 オランダの旗 スヘルトーヘンボス チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 スペインの旗 アナベル・メディナ・ガリゲス
スペインの旗 ビルヒニア・ルアノ・パスクアル
7–5, 6–2
準優勝 6. 2007年9月9日 アメリカ合衆国の旗 全米オープン ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 フランスの旗 ナタリー・ドシー
ロシアの旗 ディナラ・サフィナ
4–6, 2–6
準優勝 7. 2007年10月7日 ドイツの旗 シュトゥットガルト ハード ロシアの旗 ディナラ・サフィナ チェコの旗 クベタ・ペシュケ
オーストラリアの旗 レネ・スタブス
7–6(5), 6–7(4), [2–10]
優勝 5. 2008年2月10日 タイの旗 パタヤ ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 チャイニーズタイペイの旗 謝淑薇
アメリカ合衆国の旗 バニア・キング
6–4, 6–3
準優勝 8. 2008年3月9日 インドの旗 バンガロール ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 中華人民共和国の旗 彭帥
中華人民共和国の旗 孫甜甜
4–6, 7–5, [8–10]
優勝 6. 2008年5月18日 イタリアの旗 ローマ クレー チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 チェコの旗 イベタ・ベネソバ
スロバキアの旗 ヤネッテ・フサロバ
7–6(5), 6–3
準優勝 9. 2008年5月24日 フランスの旗 ストラスブール クレー チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 中華人民共和国の旗 晏紫
ウクライナの旗 タチアナ・ペレビニス
4–5, 7–6(3), [6–10]
優勝 7. 2008年7月27日 アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 チェコの旗 ブラディミラ・ウーリロバ
チェコの旗 エバ・ハルディノバ
2–6, 7–5, [10–4]
準優勝 10. 2009年8月2日 アメリカ合衆国の旗 スタンフォード ハード ルーマニアの旗 モニカ・ニクレスク アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ
アメリカ合衆国の旗 ビーナス・ウィリアムズ
4–6, 1–6
優勝 8. 2009年9月27日 韓国の旗 ソウル ハード アメリカ合衆国の旗 アビゲイル・スピアーズ アメリカ合衆国の旗 カーリー・ガリクソン
オーストラリアの旗 ニコール・クリッツ
6–3, 6–4
準優勝 11. 2010年1月16日 オーストラリアの旗 ホバート ハード ルーマニアの旗 モニカ・ニクレスク チャイニーズタイペイの旗 荘佳容
チェコの旗 クベタ・ペシュケ
6–3, 3–6, [7–10]
優勝 9. 2010年2月28日 マレーシアの旗 クアラルンプール ハード 中華人民共和国の旗 鄭潔 オーストラリアの旗 アナスタシア・ロディオノワ
ロシアの旗 アリーナ・ロディオノワ
6–7(4), 6–2, [10–7]
準優勝 12. 2010年8月1日 アメリカ合衆国の旗 スタンフォード ハード 中華人民共和国の旗 鄭潔 アメリカ合衆国の旗 リンゼイ・ダベンポート
アメリカ合衆国の旗 リーゼル・フーバー
5–7, 7–6(8), [8–10]
準優勝 13. 2012年2月12日 タイの旗 パタヤ ハード チャイニーズタイペイの旗 詹皓晴 インドの旗 サニア・ミルザ
オーストラリアの旗 アナスタシア・ロディオノワ
6–3, 1–6, [8–10]
優勝 10. 2013年1月5日 中華人民共和国の旗 深圳 ハード チャイニーズタイペイの旗 詹皓晴 ウクライナの旗 イリナ・ブリャコク
ロシアの旗 バレリア・ソロビエワ
6–0, 7–5

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 通算成績
全豪オープン A LQ 1R 1R 2R 1R LQ A 2R 2–5
全仏オープン A LQ 1R 1R A 1R 3R 2R A 3–5
ウィンブルドン A 1R 1R 1R 1R 2R LQ LQ A 1–5
全米オープン 1R 1R 1R 2R LQ 3R 1R LQ LQ 3–6

外部リンク[編集]