フィードバックファイル
『フィードバックファイル』 | ||||
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ASIAN KUNG-FU GENERATION の コンピレーション・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | Ki/oon Records | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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ASIAN KUNG-FU GENERATION アルバム 年表 | ||||
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『フィードバックファイル』は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのコンピレーション・アルバム。シングルのカップリング9曲のほか、未発表音源2曲、ライブ音源5曲から構成される。2006年10月25日にキューンレコードから発売。
概要
- 自身初となるコンピレーション・アルバム。結成10周年を記念してのリリースである。いわゆるB面集。
- この「フィードバックファイル」というタイトルは、当初、喜多建介が考案したものを、後藤正文がタイトルにしては長いと言う理由で省略してこうなった。
- 後藤は自身の日記で、初期のシングルをレーベルゲートCD(CCCD)として発売されたことがこのアルバムの発売の理由の一つだと語っている。
- 編集盤なので実際は4thアルバムではないが、ジャケットには「AKG-0004」と書かれている(デザイン上のもので、品番ではない)。またジャケットの机の部分にはGKYI(Gは後藤、Kは喜多、Yは山田、Iは伊地知)と書かれている。
- 初回限定盤はライブ映像を収録したDVD付き。
収録曲
- さらに詳細な解説は各シングルを参照。
- エントランス (3:58)
(作詞・作曲:後藤正文)- メンバー自身は非常に完成度に満足し、「アルバムに全部入れよう」と言っていたが、何故か1stシングルのc/wになってしまい、これまでアルバム化の機会を逃していた。後藤が野球部に所属していたので野球の情景も歌われている。
- ロケットNo.4 (3:42)
(作詞・作曲:後藤正文)- 自身にとっての出世作となった2ndシングルのc/w。
- 絵画教室 (3:23)
(作詞・作曲:後藤正文)- 本作のリードトラックで、2ndアルバム「ソルファ」の頃に作られたアウトテイク。元々は『ソルファ』の1曲目になる予定だったが、後に「振動覚」が完成したためアルバムから溢れることになった。完全な未発表曲であり、本作において初のソフト化となる。当時の知識でいかにその曲を練っていくかを凝っていた頃であり、ブレイクサウンドが前面に押し出されている。また、曲自体の制作時期が「君繋ファイブエム」という、ロックの力のあった時期であったことも、曲調を左右している(このことは後藤自身も語っている)。伊地知曰く「ブリッジの歌メロとギターが聴き所」。ライブでは永らく演奏された事がない曲であったが、2009年7月6日のライブでついに演奏された。なお、この曲にはビデオクリップが存在する。また「リライト」同様、吉本興業のお笑いユニットキュートンが、ダンスパフォーマンス時のBGMとして採用している。
- サイレン (6:13)
(作詞:後藤正文、作曲:後藤正文・山田貴洋)- 3rdシングルのc/wとして収録されている、いわゆる「サイレン#」。
- 夕暮れの紅 (4:16)
(作詞・作曲:後藤正文)- 5thシングルc/w。
- Hold me tight (4:04)
(作詞・作曲:後藤正文)- 6thシングルc/w。この曲はメジャーデビュー前から存在していた。しかし、インディーズ時代は文法間違いが多数あったので、今とは少し歌詞が違う。
- ロードムービー (4:25)
(作詞・作曲:後藤正文)- 7thシングルc/w。2サビの前にアレンジが施されている、いわゆる「Al ver.」。
- 飛べない魚 (2:58)
(作詞・作曲:後藤正文)- 7thシングルc/w。
- 堂々巡りの夜 (2:27)
(作詞・作曲:後藤正文)- 3rdアルバム『ファンクラブ』収録予定だったが、アルバムのコンセプトと若干異なっていたため、収録を見送っていた。完全なアウトテイクであり、本作において初のソフト化となる。初期のアレンジでは疾走感のあるアレンジであったが、何かひねりたいということで、メロディを変えずに2周目からコード進行が変わるなどのアレンジを施される。
- 嘘とワンダーランド (2:28)
(作詞:後藤正文 作曲:喜多建介)- 8thシングルc/w。メインボーカルは喜多建介が担当。
- 永遠に (3:12)
(作詞・作曲:後藤正文)- 8thシングルc/w。
- 「嘘とワンダーランド」と「永遠に」の曲順は、シングル収録時と入れ替わっている。
ここまでのトラックが本編で、以下のライブ音源がボーナストラックである。
- 自閉探索(2004 SHIBUYA-AX) (3:22)
(作詞・作曲:後藤正文)- 2004年2月13日、SHIBUYA-AXでの「five nano seconds」における録音。
- フラッシュバック(2004 国営ひたち海浜公園) (2:24)
(作詞・作曲:後藤正文)- 2004年8月7日、国営ひたち海浜公園での「ROCK IN JAPAN FES. 2004」における録音。
- アンダースタンド(2004 国営ひたち海浜公園) (3:45)
(作詞・作曲:後藤正文)- 2004年8月7日、国営ひたち海浜公園での「ROCK IN JAPAN FES. 2004」における録音。
- N.G.S(2005 SHIBUYA-AX) (2:53)
(作詞・作曲:後藤正文)- 2005年5月3日、SHIBUYA-AXでのTour2005「Re:Re:」における録音。
- Re:Re:(2006 横浜アリーナ) (5:03)
(作詞:後藤正文、作曲:後藤正文・山田貴洋)
全編曲:ASIAN KUNG-FU GENERATION
DISC2(初回生産限定版のみ)
初回生産限定版は、ライブ映像を収録したDVDとの2枚組である。
- 遥か彼方(2003 渋谷クラブクアトロ)
- 2003年9月27日、渋谷クラブクアトロでの「酔杯(SUI CUP) 2003」におけるライブ映像。
- 未来の破片(2003 新宿リキッドルーム)
- 2003年12月6日、新宿リキッドルームでの「酔杯(SUI CUP) 2003 WINTER GALAXY」におけるライブ映像。
- 君という花(2004 国営ひたち海浜公園)
- 2004年8月7日、国営ひたち海浜公園での「ROCK IN JAPAN FES. 2004」におけるライブ映像。
- リライト(2005 SHIBUYA-AX)
- 2005年5月3日、SHIBUYA-AXでのTour2005「Re:Re:」におけるライブ映像。
- ループ&ループ(2005 横浜アリーナ)
- 2005年7月9日、横浜アリーナでの「NANO-MUGEN FES. 2005」におけるライブ映像。
参考資料
- 店頭配布のアルバム解説