チキン・ナゲット
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チキン・ナゲット(chicken nugget)は、鶏肉の小片または鶏ひき肉の塊に、バターやパン粉をまぶして調理した料理である。ウィスコンシン州のJ・J・K・ブース(JJK Booth: 1788年 - 1853年)によって考案されたとする説があるが、確かではない。
概要
ファーストフード店舗では油でよく揚げて提供することが多い。一般家庭では焼いて食べるのが普通であるが、本格的なレストラン料理の雰囲気を出すために家庭用の揚げ物器を用意している人もいる。バーベキューソース、マスタードソースなどをつけて食するのが一般的。
皮が無いとバラバラになってしまいやすいため、しばしば皮の部分を多く使って作られる。皮以外の部分は機械によって処理された肉が用いられることが多い。皮と肉で種類が異なる場合もありうるが、例えばアメリカ合衆国の食品の表示について定めた法律では、皮と身で違う肉を使ってはいけないことになっている。
このチキン・ナゲットの調理方法により、ナゲット用の鶏肉は他の用途の家禽類の肉よりも処理過程で丁寧に扱われないことがある。このため、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)などの団体はチキン・ナゲットの消費に難色を示している。