ダンシング・デイズ

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ダンシング・デイズ
レッド・ツェッペリン楽曲
収録アルバム聖なる館
リリース1973年3月28日
録音1972年
スターグローヴス
ジャンルロック
時間3分43秒
レーベルアトランティック
作曲者ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
プロデュースジミー・ペイジ
聖なる館収録順
クランジ
(4)
ダンシング・デイズ デジャ・メイク・ハー
(6)

ダンシング・デイズ」(Dancing Days) はイギリスロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1973年、彼らの第5作アルバム聖なる館』のB面1曲目に収められて発表された。作詞作曲はジミー・ペイジロバート・プラントレコードでの演奏時間は約3分40秒。

概要

ミドルテンポの明るいロックナンバー。ギターソロは無く、単一のリフを、微妙に変化させつつ延々と繰返すことで一つの楽曲を成立させてしまうという、ペイジの才能がよく発揮された曲である。

『聖なる館』所収の他の曲と同様、スターグローヴス(ミック・ジャガーの別荘)でエディ・クレイマーによって録音された。クレイマーの回想によれば、レッド・ツェッペリンのメンバーは、スターグローヴスの庭で、この曲のプレイバックを聞きながら楽しそうに腕を組んで踊っていたという。

ステージ・パフォーマンス

レコーディングに先立って、1971年11月20日ロンドンエンパイア・プールでの「Electric Magic」ショーで試奏された。1972年前半のアメリカツアーで本格的にセットリストに加えられ、6月19日シアトル公演ではコンサート本編で演奏した後、アンコールでもプラントが「2時間前に演奏した曲だが、好きな曲なのでもう一度演奏する」と紹介した上で演奏している。その後のツアーではレパートリーから外れたが、1977年のアメリカツアーで、アコースティックセットの中に時折取り入れられている。

参考文献

  • 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊