ダイナマイトヘッディー

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ダイナマイトヘッディー
ジャンル アクションゲーム
対応機種 メガドライブ
Wiiバーチャルコンソール
開発元 トレジャー[1]
発売元 セガ
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 メガドライブ
日本の旗1994年8月5日
アメリカ合衆国の旗1994年8月4日
Wii バーチャルコンソール
日本の旗2007年7月24日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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ダイナマイトヘッディー』は、セガ1994年8月5日に発売したメガドライブアクションゲーム

概要

頭を飛ばすことのできる人形・ヘッディーを操作して、ダークデーモン皇帝一味に立ち向かうアクションゲーム。

あらすじ

人形だけの世界に、ダークデーモン皇帝がいきなり現れ、その世界にいる人形を次々に手下にしていき、残った人形をクズ人形として処分しようとしていた。クズ人形とみなされた者の一人であるヘッディーは、その皇帝の野望を打ち砕くために立ち上がった。

ステージ紹介

ステージ1
全1ステージ。処分されそうになったヘッディーの脱出劇がはじまる。ボスはマルヤマ。
ステージ2
全3ステージ。モックん、フックん、ヤックんの部屋がある。キーマスターはバウンティバウンディ。(ボス戦ではチャイコフスキー作曲「バレエ音楽「くるみ割り人形」より「行進曲」」が流れる。)
ステージ3
全4ステージ。マルヤマ、マリオ&ネットー、キーマスターであるジャックリン・ドレッシーとの戦いが待ち受ける。
ステージ4。
全4ステージ。中ボスにあたるレベッカこそ存在するが、このステージのキーマスターは存在しない。
ステージ5。
全4ステージ。搭を登っていくと、マルヤマとの3度目の戦いが待ち受ける。更に塔を登っていくと、キーマスターはモーターハンド。
ステージ6
全4ステージ。シューティングステージになっている。さらにマルヤマとの4度目の戦いが待ち受ける。キーマスターはミツル。 
ステージ7
全1ステージ。ヤヨイとイザヨイが待ち受ける。フィンギーが登場する。
ステージ8
全5ステージ。中ボスにあたるタロウ、サンダーキャプテン、最後に強敵リバーフェイスが待ち受ける。
ステージ9
全3ステージ。マルヤマとの最終決戦が待ち構える。最終ボスはキング・ダークデーモン。
ステージ10
ボーナスゲームを成功すれば手に入れられるシークレットナンバー4つを入力すれば進むことのできるステージ。

なお、裏技でステージセレクトが可能となっている。

登場人物

ヘッディー
主人公。勇気と正義の心を持った、頭を飛ばすことのできるボロ人形。17種類のパワーアップヘッドを切り替えて武器にすることが可能。
行動力と決断力があるが、失敗する事もしばしば。我慢ができず、やってみれば気が済まないようで、言い出したら後に引かないという。
好きなものはジェリービーンズ、嫌いなものは納豆。
マルヤマ
クズ人形扱いから逃れるため、自ら(自称)賞金稼ぎとしてヘッディーを追い掛け回す小賢しい熊のぬいぐるみ。猫などに間違われやすい。
ヘッディーに合う度にマシンを用意し、それに乗って戦う事が多い。
キング・ダークデーモン皇帝
今作の黒幕でラストボス。5種類の攻撃を仕掛けてくる。
フィンギー
キーマスターのキーを集めている。
モックん
本名:もっているのはおいしいアイテムだからとれば得するっすーダリアV世
ヘッディーの友人の一人。アタックするとパワーアップヘッドを手に入れることができる。
フックん
本名:フックのつもりでつかまればピョーンと上へのぼれるよーんダルクIII世
ヘッディーの友人の一人。フックとして使用し、上や横への移動の手がかりにできる。
ヤックん
本名:矢印をもって敵の弱点を教えてあげるからどこを狙えばいいかわかるんだックスIV世
ヘッディーの友人の一人。ボス戦時に相手の弱点を示してくれる。

モックん、フックん、ヤックん、の名前のモチーフはシブがき隊である。

レベッカ
大きな女の子の人形。口から音楽を出して攻撃する。
タロウ
太陽の形をしている。周りにはアイテムなどを回している。モデルは岡本太郎太陽の塔から。
ビーノ
大きな耳を持つ変人。ときどき現れるビーノを攻撃するとシークレット・ボーナスポイントが手に入る。
ヤックんにちょっと似ているので間違えないように。
リバー・フェイス
緑と赤の顔を持つ鬼のようなロボット。顔が緑の時しかダメージを与えられない。
ヤヨイ/イザヨイ
ダークデーモン城の護衛であるロボット。ヘッディーに優しくここから出て行くよう呼びかけるが、味方を装った敵である。腕による攻撃を得意とする。
スマイリー
世界で一番偉い人形に与えられる名誉あるバッジ。

キーマスター

バウンティバウンディ
ステージ2のキーマスター。犬の形をした人形。ジャンプを得意とする。
ジャクリーン・ドレッシー
ステージ3のキーマスター。木製の着せ替え人形。戦いでも衣装を変える事がある。
モーターハンド
ステージ5のキーマスター。攻撃力が高く、また、逆方向での戦いも強いられる。
ミツル
ステージ6のキーマスター。赤ちゃん→大人→親父→おじいちゃんの順に変身する。

なお、ステージ4のキーマスターは存在しない。

パワーアップヘッド

全部で17種類ある。ほとんどのパワーアップヘッドに時間制限があり、一度に2度使うことは不可能。Cボタンで途中キャンセルが可能。

トリプル・ドカンヘッド
頭が3つになり、3方向に飛んでいく。
ガンコ一徹ヘッド
頭がハンマー状になり、攻撃力がアップする。モデルはアニメ巨人の星星一徹から。
セクシィ・ボンバーヘッド
頭が爆弾になる。このヘッドを使用すれば簡単に倒せるボスもいる。
全てを飲み込む暗黒バキウムヘッド
頭が掃除機のようになり、あらゆるものを吸い込むことができる。このアイテムを使わないと吸い込めないアイテムもある。ただし、ボスの吸い込みは不可。
ファントムエアーヘッド
体が透明になり、敵からダメージを受けずに済む。
ボク子供だからワカンナイヘッド
体が小さくなるヘッド。これを利用しないと進めない場所がある。また、時間制限は存在しない。
エンジェルリングヘッド
光る輪が体を包むヘッド。その輪に触れた敵はダメージを受ける。
おっかけポーキィヘッド
頭がブタになるヘッド。鼻から追尾式の弾が出る。
おやすみベイベーヘッド
ヘッディーが眠り、その間体力を回復することができるヘッド。眠っている間はなにも行動できないが、効果が自動的に切れるまで眠り続ければ瀕死の状態から全快させることもできる。Cボタンで途中キャンセルも可能。
仏の顔も一度だけヘッド
顔が仏像のようになるヘッド。この状態のヘッディーは極端に動きが遅くなる。また、Cボタンで途中キャンセルができない。このヘッドを取るメリットはほとんど無く、いわゆるマイナスアイテムの一種と言える。
串刺しクライマーヘッド
頭にとげが生えるヘッド。壁に頭を刺して上に進むことが可能。
火を吹くバーベQヘッド
頭から弾が出るヘッド。8方向に攻撃が可能。
暴走オーバードライブヘッド
攻撃および移動速度が上がるヘッド。
ストップ・ザ・ワールドヘッド
デジタル時計状のゴーグルを装着するヘッド。ゴーグル装着時は時間が止まる。

時間制限のないパワーアップヘッド(ステージ6でのみ登場)

光の弾丸ヘッド
頭がロケット状になるヘッド。移動速度は暴走オーバードライブヘッドより速く、鼻先から強力なレーザーを発射することも可能。
紅の翼ヘッド
頭がプロペラ飛行機状になるヘッド。方向転換が可能であり、3方向に弾を打つことが可能。
黒いハヤブサヘッド
頭がハヤブサになるヘッド。移動速度は遅いが、下にヒヨコを落として攻撃することが可能。

スタッフ

移植版

『SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.25 ガンスターヒーローズ ~トレジャーボックス~』に『ガンスターヒーローズ』と『エイリアンソルジャー』ともに収録。2012年9月19日よりPlayStation 2アーカイブスにて配信開始。

脚注

関連項目

  • ゲームセンターCX
    • 第16シーズンで2週にかけて有野晋哉が挑戦。度々バグが発生し、ラスボス戦も撃破した瞬間にフリーズするという波乱の展開になった。

外部リンク