コウライウグイス

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コウライウグイス
コウライウグイス
コウライウグイス Oriolus chinensis
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: コウライウグイス科 Oriolidae 
: Oriolus
: コウライウグイス O. chinensis
学名
Oriolus chinensis
Linnaeus, 1766
英名
Black-naped oriole

コウライウグイス(高麗鶯、Oriolus chinensis)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目コウライウグイス科に分類される鳥。

分布

種小名chinensisは「中国産の」の意。

インドインドネシアカンボジアシンガポール大韓民国中華人民共和国台湾朝鮮民主主義人民共和国バングラデシュフィリピンベトナムミャンマーラオスロシア

日本では主に日本海側に渡りの途中に稀に飛来する(旅鳥)例がある。

形態

全長26cm。嘴の基部から眼を通る筋模様(眼過線)が入る。眼過線は黒く、左右の眼過線が後頭部で繋がる。

オスは全身が黄色い羽毛で覆われ、メスは羽毛が緑がかった黄色の羽毛で覆われる。

生態

平地から山地にかけての森林に生息する。様々な鳴き声をあげる。

食性は雑食で、昆虫類節足動物果実等を食べる。

繁殖形態は卵生。

人間との関係

黄鳥等の名前で漢詩にも登場する。

関連項目

参考文献

  • 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、10頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、105頁。

外部リンク