クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦

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クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦
USS Dubuque (LPD-8)
艦級概観
艦種 ドック型輸送揚陸艦
艦名 都市名。一番艦はオハイオ州クリーブランドに因む。
建造期間 1964年 - 1971年
就役期間 1967年 - 2014年
前級 オースティン級ドック型輸送揚陸艦
次級 トレントン級ドック型輸送揚陸艦
性能諸元
排水量 軽荷:9,734 t
満載:17,326 t
全長 173.7 m
全幅 30.4 m
吃水 6.7 m
機関 蒸気タービン(24,000hp 2基
推進器 2軸
速力 最大21ノット
航続距離
乗員 士官24名、下士官396名
兵装 Mk 38 25mm単装機関砲 2基
ファランクスCIWS 2基
M2 12.7mm機銃 8丁
輸送能力
搭載機 CH-46 6機
人員 海兵隊:900名

クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦(クリーブランドきゅうどっくがたゆそうようりくかん、Cleveland class of amphibious transport dock)は、アメリカ海軍ドック型輸送揚陸艦

概要

クリーブランド級はオースティン級の改良型であり、いくつかの資料では次のトレントン級と併せて同一艦種に分類される場合もある。

当初案では LPD-7 から LPD-16 までの10艦が建造される予定であったが、実際は7隻が建造された。「トレントン」と「ポンセ」は本級に含まれる予定であったが、ほとんど同一ではあるがトレントン級として完成した。

とオースティン級の大きな違いは艦橋部分の上部構造と初期建造艦が指揮統制施設を有する点にある。クリーブランド級は、指揮設備を有するために、オースティン級よりも乗艦兵員数が90名ほど少なくなっている。

2014年9月に退役したデンバーを最後に、本級はサン・アントニオ級と交代した。

同型艦