ガートルード・ベインズ

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Gertrude Baines

ガートルード・ベインズ
(2009年4月6日、115歳の誕生日に)
生誕 (1894-04-06) 1894年4月6日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジョージア州シェルマン
死没 (2009-09-11) 2009年9月11日(115歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス
住居 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
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ガートルード・ベインズGertrude Baines1894年4月6日 - 2009年9月11日)は、かつて世界最長寿であったアメリカ合衆国女性2009年1月2日マリア・デ・イエスが死去したことに伴い世界最長寿になった。カリフォルニア州ロサンゼルス在住。アフリカ系アメリカ人関節炎を患っていたため歩くことは困難だが、病気に悩まされたことはなかったという。

来歴

1894年、アメリカ合衆国ジョージア州のシェルマンで生まれた。最初の記憶は、カナダにドライブに行ったことだと回想している。サム・コンリーと結婚し、娘アナベルをもうけたが18歳のときに腸チフスで亡くしている。ベインズは晩年、ロサンゼルスジェファーソンパークにある療養所で暮らした。105歳になるまでは一人で暮らしていた。

長寿の秘訣は何かと問われた際、彼女は、「神様ね。神様に訊いてください…私は神様がお望みのとおり、自分の体を大事にしました」と答えている。

ベインズは2008年アメリカ合衆国大統領選挙バラク・オバマに一票を投じた。大統領選への投票は、ジョン・F・ケネディに投票して以来2度目だった。

長寿記録

2008年11月11日、ベインズはキャリー・レイゼンビー(1882 - 1996年、114歳218日)の記録を抜き、ジョージア州で生まれた人物の中で最も長く生きた人物となった。さらに、15日後の11月26日、エドナ・パーカーが亡くなったためアメリカ人最長寿となった。

2009年1月2日、マリア・デ・イエスが亡くなり世界最長寿となった。現在、ベインズは歴代の長寿記録の中で上位30傑に入っている。2008年12月にミネソタ州の女性キャサリン・ハーゲルが亡くなったため、ベインズは1894年生まれの最後の生き残りとなった。

2009年9月11日、ロサンゼルスの療養所で死去。115歳と158日。これにより世界最高者は日本の沖縄県在住の女性、知念カマ1895年5月10日生まれ)となった。

記録
先代
マリア・デ・イエス
存命人物のうち世界最高齢
2009年1月2日 - 2009年9月11日
次代
知念カマ