カミング・ホーム (ライオネル・リッチーのアルバム)
『カミング・ホーム』 | ||||
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ライオネル・リッチー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
ジョージア州アトランタ ドップラー・スタジオ、サイレント・サウンド・スタジオ、サウスサイド・スタジオ、D.A.R.P.スタジオ ニューヨーク バッテリー・スタジオ、プラティナム・サウンド・レコーディング・スタジオ カリフォルニア州ノース・ハリウッド ブレイクスリー・レコーディング・カンパニー カリフォルニア州ノースリッジ ダ・クリブ・スタジオ | |||
ジャンル | R&B | |||
時間 | ||||
レーベル | アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループ | |||
プロデュース |
L.A.リード(エグゼクティブ・プロデューサー) ライオネル・リッチー、スターゲイト、ラファエル・サディーク、ケイク・アンド・ザ・ファットマン、チャッキー・ブッカー、ショーン・ギャレット、ジャーメイン・デュプリ、マニュエル・シール、ロドニー・ジャーキンス、Roberto Sam Screnci、トーン・デプス、ダラス・オースティン ワイクリフ・ジョン、ジェリー・デュプレシス(ボーナス・トラックのみ) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ライオネル・リッチー アルバム 年表 | ||||
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『カミング・ホーム』(Coming Home)は、アメリカ合衆国のR&B歌手ライオネル・リッチーが2006年に発表した、ソロ名義では8作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループ会長のL.A.リードがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、曲ごとに様々なサウンド・プロデューサーを立てる方法が取られた。
「アイ・コール・イット・ラヴ」のミュージック・ビデオには、リッチーの養女ニコール・リッチーが出演しており[10]、この曲をプロデュースしたスターゲイトは、リッチーの次作『ジャスト・ゴー』(2009年)でも引き続き起用された[11]。「ワット・ユー・アー」をプロデュースしたジャーメイン・デュプリは、この曲について、リッチーが1984年にシングル・ヒットさせた曲「ハロー」の現代版と説明し、「彼を第2のアッシャーとか第2のジャスティン・ティンバーレイクにすることには興味がない」とコメントしている[12]。
アメリカ盤は11曲入りだが[13]、日本盤やイギリス盤にはボーナス・トラックが2曲追加された。
反響・評価
[編集]母国アメリカではBillboard 200で6位に達し、自身20年ぶりの全米トップ10アルバムとなった[1]。『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは3位に達し、同チャートでのトップ10入りは14年ぶりのことである[1]。2007年2月にはRIAAによってゴールドディスクに認定された[14]。
シングル「アイ・コール・イット・ラヴ」はBillboard Hot 100で62位、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートで9位、R&B/ヒップホップ・チャートで19位を記録した[1]。
イギリスでは本作が全英アルバムチャートで15位[4]、「アイ・コール・イット・ラヴ」が全英シングルチャートで45位を記録している[15]。
収録曲
[編集]- アイ・コール・イット・ラヴ "I Call It Love'" (Mikkel S. Eriksen, Tor Erik Hermansen, Taj Jackson) – 3:20
- プロデュース:スターゲイト
- スウィート・バケーション "'Sweet Vacation" (Lionel Richie, Raphael Saadiq, Robert Ozuna) – 3:54
- プロデュース:ライオネル・リッチー、ラファエル・サディーク、ケイク・アンド・ザ・ファットマン
- WHY "Why'" (L. Richie, Chuckii Booker, Sean Garrett) – 4:01
- プロデュース:ライオネル・リッチー、チャッキー・ブッカー、ショーン・ギャレット
- ワット・ユー・アー "'What You Are" (Jermaine Dupri, Manuel Seal, Johntá Austin) – 4:13
- プロデュース:ジャーメイン・デュプリ、マニュエル・シール
- アップ・オール・ナイト "'Up All Night" (L. Richie, C. Booker, S. Garrett) – 3:36
- プロデュース:ライオネル・リッチー、チャッキー・ブッカー、ショーン・ギャレット
- アイム・カミング・ホーム "'I'm Coming Home" (L. Richie, C. Booker) – 4:18
- プロデュース:ライオネル・リッチー、チャッキー・ブッカー、ロドニー・ジャーキンス
- オール・アラウンド・ザ・ワールド "'All Around the World" (L. Richie, Roberto Sam Screnci) – 3:34
- プロデュース:ライオネル・リッチー、Roberto Sam Screnci、トーン・デプス
- アウト・オブ・マイ・ヘッド "'Out of My Head" (L. Richie) – 3:15
- プロデュース:ライオネル・リッチー、チャッキー・ブッカー
- リーズン・トゥ・ビリーヴ "'Reason to Believe" (L. Richie, Dallas Austin, Tony Reyes) – 4:46
- プロデュース:ダラス・オースティン
- スタンド・ダウン "'Stand Down" (L. Richie, D. Austin) – 4:02
- プロデュース:ダラス・オースティン
- アイ・ラヴ・ユー "'I Love You" (L. Richie) – 4:12
- プロデュース:ライオネル・リッチー、チャッキー・ブッカー
ボーナス・トラック
[編集]- アイ・アポロジャイズ "'I Apologize" (Wyclef Jean, Jerry Duplessis, Latavia Parker) – 3:39
- プロデュース:ワイクリフ・ジョン、ジェリー・デュプレシス
- アイム・ミッシング・ハー "'I'm Missing Her" (L. Richie) – 3:57
- プロデュース:ライオネル・リッチー、チャッキー・ブッカー
脚注・出典
[編集]- ^ a b c d “Lionel Richie - Awards”. AllMusic. 2015年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月13日閲覧。
- ^ Lionel Richie | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ Lionel Richie - Coming Home - hitparade.ch
- ^ a b LIONEL RICHIE | full Official Chart History | Official Charts Company - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ lescharts.com - Lionel Richie - Coming Home
- ^ Lionel Richie - Coming Home - dutchcharts.nl
- ^ italiancharts.com - Lionel Richie - Coming Home
- ^ Lionel Richie - Coming Home - austriancharts.at
- ^ ultratop.be - Lionel Richie - Coming Home
- ^ Silverman, Stephen M. (2006年9月8日). “Lionel Richie: 'Nerves' Make Nicole Thin”. People. Time Inc.. 2015年12月5日閲覧。
- ^ Kellman, Andy. “Just Go - Lionel Richie”. AllMusic. 2015年12月5日閲覧。
- ^ Ogunnaike, Lola (2006年9月12日). “Lionel Richie Gets His Groove Back”. New York Times. 2015年12月5日閲覧。
- ^ Lionel Richie - Coming Home (CD, Album) at Discogs
- ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"LIONEL RICHIE"と入力して検索すれば表示される
- ^ Lionel Richie |full Official Chart History | Official Charts Company