すず風にゃん子・金魚

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Suzukaze Nyanko& Kingyo
すずかぜ にゃん金魚きんぎょ
メンバー すず風にゃん子
すず風金魚
結成年 1990年
事務所 トービック
漫才協会
落語協会
活動時期 1990年5月5日 -
師匠 レオナルド熊
東八郎(金魚)
五代目鈴々舎馬風
旧コンビ名 みどりのおばさん(1990年 - )
じゅんこと金魚( - 1995年)
現在の活動状況 活躍中
芸種 漫才
同期 千原兄弟
FUJIWARA
なだぎ武
バッファロー吾郎など
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すず風にゃん子・金魚(すずかぜ にゃんこ・きんぎょ)は、日本の女性漫才師。トービック漫才協会落語協会に所属。出囃子「どんぐりころころ」。

1990年にデビュー。1995年に落語協会に加入した際、五代目鈴々舎馬風門下に入り、現在のコンビ名となった。「すず風」の屋号は鈴々舎のサブブランドである。「にゃん子・金魚」は新作落語の「猫と金魚」から名付けた。

メンバー

すず風にゃん子 (1962年 1月19日–[1])

ツッコミ担当。本名:高田順子[2]
神奈川県横須賀市出身。高校時代に、劇団ひまわりに所属。その後「笑劇座」という小劇団を旗揚げ、解散後レオナルド熊コントを演じるようになる。コンビ解消後あき竹城の付き人となる。
1983年に映画『楢山節考』の松やん役で女優デビュー。
1985年に「おわかれ」(日本クラウン)で歌手デビュー

すず風金魚 (1952年 11月7日–[3])

ボケ担当。本名:吉本春代[4]
北海道恵庭市出身。短大卒業後、幼稚園保育士を経て芸能界入り。
3年間勤めた幼稚園を辞め、フリーのアナウンサーをしていた同郷の女友達とコンビを組む。
23時ショーの新人漫才で優勝。以前は「クィーン号」というコンビで活動しており、「夏野金魚」という芸名を名乗っていた。
東八郎に心酔していたため弟子入りを志願したが「女の弟子は取らない」と断られるものの、1年近くかけて懇願しようやく1978年東八郎門下になる[1]1986年よりレオナルド熊の付き人。
ゴリラの物真似が得意。色黒。
生年非公開だが、「マイナンバー制度が施行された際に、漫才協会会員はマイナンバーカードを提出することが義務付けられ、一発で年齢がバレた」ことをナイツの塙に暴露された。
年金受給者だと自ら認めるネタがある(実際にはその年齢には達していない)。
2019年7月12日放送の『全力!脱力タイムズ』には本名で出演。73歳の主婦という設定であったが、ゴリラのマネをしたあとテロップで「金魚師匠」と明かされた。

経歴

  • 1990年5月5日 - 「みどりのおばさん」のコンビ名でデビュー。
  • 1994年 - 「じゅんこと金魚」とコンビと改名。
  • 1995年 - 「にゃん子と金魚」とコンビと改名し落語協会加入。
  • 2003年11月 - 漫才協会真打昇進。

芸風

漫才。主なボケに金魚がにゃん子をニューハーフとして紹介するパターンや金魚がゴリラの真似をするパターンがある。

浅草演芸ホール8月中席で毎年行われる住吉踊り連に所属している。

出演番組

脚注

参考文献

  • 「東京漫才列伝」(東京新聞出版局)

外部リンク