さくら剛

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さくら 剛
(さくら つよし)
誕生 (1976-03-11) 1976年3月11日(48歳)
静岡県浜松市
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2006年 -
ジャンル 旅行記科学書小説
主な受賞歴 キノベス!2013 第20位(2012年)
デビュー作 『インドなんて二度と行くかボケ!!・・・でもまた行きたいかも』
公式サイト http://www.sakusha.net/indoryokouki/hon.htm
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さくら 剛(さくら つよし、1976年3月11日[1] - )は、静岡県浜松市出身の作家。

静岡県立浜松北高等学校卒、中京大学中退。元々お笑い芸人を目指し上京したものの、すぐに挫折し引きこもりの生活を送っていた。作家デビュー後も日々「三國無双」に興じるなど、相変わらず引きこもり生活を送っている。
これまで、インド旅行、アフリカ大陸から中華人民共和国への横断の試みなど、自身の海外体験を扱った旅行記を執筆。

経歴

中京大学中退後、お笑い芸人を目指し上京。すぐに挫折し、シナリオライターを目指したものの、困窮しすぐに派遣社員となる。その後は引きこもりながら、生活が苦しくなるとバイトで食いつなぐ生活を送っていた。
その後、交際していた女性に振られ、自棄になりアメリカ合衆国へ旅行した経験を自身のサイトで執筆。そして2002年2月に、後に最初の著書となるインド旅行へ出かける。

インドから帰国後、再び付き合っていた彼女に「中国へ留学してきます」ともう一度振られてしまう。その失恋の勢いで、彼女を追いかけるのと共に「自分を鍛える」の名目のもと、南アフリカ共和国から中華人民共和国までほぼ陸路で旅行し、自身のサイトに旅行記を書き連ねる。

最終地の北京から帰国後、サイトで公開していたインド旅行記を加筆・修正の上出版。

インド旅行記に引き続き、アフリカや三国志遺跡関連等、上記の旅での経験を基にした旅行記を数冊を執筆した後、物理学の解説や小説等、幅広いジャンルに挑戦している。

2012年12月、『感じる科学』が「キノベス!2013」第20位に選ばれた。[2]

インターネット上での活動

元々がサイト上での旅行記を出版した経緯から、インターネット上での活動にも積極的で、ブログやtwitterで著作や自身の出演情報を発信する他、2011年からは自身でポッドキャスト「さくら通信」を運営。「週の始めに元気の出る、馬鹿馬鹿しい話をお届けする」をコンセプトに「ひきこもり旅作家」 「元ひきこもり旅作家」「八流作家」(順不同)を経て「六流作家」を自称し、現実的な視点からテーマトークを繰り広げる他、自身の経歴や著書について、以下のような逸話を披露している。

  • 自身のペンネームについて、さくらももこ由来としている(剛は本名であることが著作から窺い知れる)。
  • 著書の出版に至った経緯について、知人の紹介によるもの、持ち込みにことごとく失敗したのでコンテストに応募した、と複数の説明をしている。
  • インターネット上での評価を気にしていると公言しており、Amazonでの低い評価について愚痴を述べている。
  • 自身のポッドキャスト「さくら通信」は編集作業(約6時間)が本業である作家活動に支障が出ているとして、更新頻度が不定期となっている。

作品リスト

旅行記に関しては「海外旅行に行くべきではない」との考えを持ち執筆している。

バックパッカー旅行に対しての思考

  • 金銭を節約するために人としての尊厳を捨てる旅
  • 魂を貧乏神に売り渡した命知らずの人間がすること
  • 海外に行くことはひどい目にあうこと(ジンバブエにて100万円を盗まれ、アメリカでは盲腸の手術を受けている)

脚注・出典

外部リンク