pgrep

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2019年10月31日 (木) 19:52; Bcxfu75k (会話 | 投稿記録) による版 (→‎外部リンク: 外部リンクの修正 https://linuxjm.osdn.jp/html/procps/man1/pgrep.1.html)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

pgrep は、拡張正規表現パターンでプロセス名を検索し、デフォルトでは検索結果をプロセス識別子で示すコマンド。Solaris 7 で最初に導入されたコマンドであり、後に Linux および OpenBSD に再実装された。類似の機能を持つコマンドとして pidofps がある。

使用例[編集]

プロセス(タスク)名を指定してそのプロセス識別子を返すというデフォルトの動作をさせるには、以下のように入力する。

pgrep taskname

これは、次のコマンド行とほぼ等価である。

ps ax | grep taskname | grep -v grep | awk '{print $1}'

このように、pgrep は複雑なコマンド行を単純化できる。他にも次のような機能がある。

  • other というグループに属する全プロセスをロング形式(IDと名前)で表示する。
pgrep -l -G other
  • root というユーザーに属さない全プロセスを表示する。
pgrep -v -u root

関連項目[編集]

  • pkillシグナルをプロセス名などの属性を指定して送る。
  • ps – 現在動作中のプロセス群を表示する。
  • grep – 正規表現にマッチングする行を出力する。

外部リンク[編集]