patool

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patool
開発元 Bastian Kleineidam[1]
最新版
1.12 / 2016年1月17日 (8年前) (2016-01-17)[2]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Python
対応OS クロスプラットフォーム
種別 コマンドラインファイルアーカイバ
ライセンス GNU GPL v3+
公式サイト patool
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patoolは、複数のアーカイブファイル圧縮ファイルに対応したコマンドラインファイルアーカイバである。Pythonで書かれており、GNU GPL v3+の下で配布されている。

概要[編集]

patoolはtargzipなどのフロントエンドであり、共通のUIでこれらのコマンドが扱うファイルフォーマットを操作することができ、ファイルフォーマットによって異なるコマンドやそのオプションを覚える手間を省くことができる[1][3]

アーカイブの展開 (patool extract)・アーカイブ内のファイルの一覧を表示 (patool list)・アーカイブの作成 (patool create)・アーカイブのテスト (patool test)・アーカイブの比較 (patool diff)・アーカイブ内のファイルの検索 (patool search)・アーカイブの再作成 (patool repack)・アーカイブの再圧縮 (patool recompress) を行うことができる[4]

ファイルフォーマットはfile拡張子によって判断され、ファイルフォーマットに対応するコマンドが実行される。それぞれのアーカイブを扱うには、対応するコマンドがインストールされている必要がある[注釈 1]

実行例[編集]

カレントディレクトリ以下のファイルとディレクトリをまとめて『foo.tar.xz』を作成
patool create foo.tar.xz *
『foo.tar.xz』を展開 (複数のファイルを含む場合、アーカイブと同名のサブディレクトリが作成され、その中に展開される)
patool extract foo.tar.xz
『bar.7z』内のファイルの一覧を表示
patool list bar.7z
『bar.7z』のファイルフォーマットを7zからZIPに変更して『bar.zip』を作成
patool repack bar.7z bar.zip

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ tar・ZIPbzip2・gzipはネイティブサポートされており、別途対応するアプリケーションをインストールする必要はない。

出典[編集]

  1. ^ a b patool - portable archive file manager”. 2018年9月28日閲覧。
  2. ^ Releases”. GitHub. 2019年3月14日閲覧。
  3. ^ patool”. Freecode. 2018年9月28日閲覧。
  4. ^ patool/patool.txt at master”. 2018年9月28日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]