ヌーペディア

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Nupedia
Nupediaのロゴ
URL
http://www.nupedia.com/
(オフライン)
タイプ オンライン百科事典
分野 学術分野全般
使用言語 英語
項目数 査読済み:25本[1]
査読中:74本
閲覧 無料
著作権 初期:Nupedia Open Content License
2001年1月-:GFDL
資金 Bomisが出資
設立 2000年3月設立[2]
(2003年9月に休止)
設立者 ジミー・ウェールズ
執筆者 博士号取得者
編集委員 ラリー・サンガー(編集長)
査読制度 あり
現状 閉鎖

ヌーペディア(Nupedia)は、ウィキペディアの前身であるウェブ上のオンライン百科事典プロジェクトであり、専門家による執筆とフリーコンテントライセンスという特徴を持っていた。2000年3月[2]ジミー・ウェールズが創設し、出資・Bomis社、編集長・ラリー・サンガーの体制で始まり、2003年9月に休止した。

歴史[編集]

ヌーペディアはウィキではなく、専門家による査読制度を導入することで既存の百科事典に匹敵する質の確保を図った。執筆者には自由なコンテンツを寄稿したいボランティア研究者を募ったが、基本的に博士号取得者に限ったため、参加者の数は少なかった。査読プロセスには7段階もの過程を要した。その7段階とは,

  1. 割り当て
  2. リード・レビュアーの選定
  3. リード・レビュー
  4. オープン・レビュー
  5. リード・コピー・リーディング
  6. オープン・コピー・リーディング
  7. 最終承認とマークアップ

である[1]

ヌーペディアはNupeCodeという共同作業用のソフトウェアで動いている。ヌーペディアのコードの新しいバージョンが現在開発中で(別のサイトで実験的に使われている)、それはNuNupediaと名付けられている。

ウィキペディアプロジェクトが開始されると、参加者のほとんどはウィキペディアに参加し、ヌーペディアは自然休眠状態に陥った。ヌーペディアで最初の1年間で承認されたのはわずか21項目で、ウィキペディアが最初の1ヶ月で200項目、1年間で18000項目が加わったのとは対照的だった。サンガーは資金難から給与の支払いを停止されたのを期に、プロジェクトを離れた。ヌーペディアは2003年に活動を停止し、サイトは閉鎖された。

運用を停止するまでに査読プロセスを通過したのは25項目で、74項目が査読中となっていた。

承認された25項目[編集]

  • Atonality
  • Bacteria
  • BASIC - Programming Language
  • Case-based reasoning
  • Charles Sanders Peirce
  • Classical Era
  • Donegal's tradition of fiddle playing
  • Foot-and-mouth disease
  • Functional programming
  • Genotype
  • Herodotus of Halicarnassus
  • Hydatius
  • Imperative programming
  • Irish traditional music
  • Karl Popper
  • New Zealand
  • Plasmids
  • Polymerase Chain Reaction
  • Procopius of Caesarea
  • Publius Vergilius Maro
  • Pylos
  • Quasispecies
  • SNOBOL 4
  • Source code
  • Theory of computation

脚注[編集]

  1. ^ a b Chen Shun Ling. Self-governing online communities in Web 2.0: privacy, anonymity and accountability in Wikipedia.
  2. ^ a b Poe, Marshall (September 2006). The Hive. The Atlantic. Retrieved on 2007-01-01

関連項目[編集]

ホームページ[編集]