遺伝子型

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遺伝子型(いでんしがた[1]、いでんしけい、: genotype[1]、ジーノタイプ)は、ある生物個体が持つ遺伝子の構成のこと。

ある遺伝子が存在しても、その形質が発現しない場合もあり、表出する形質(表現型)と遺伝子型は必ずしも 1:1 に対応しない。例えば、ヒトのABO式血液型ならば、A型というひとつの表現型に対してAAとAOという二つの遺伝子型があり得る。

表記法[編集]

遺伝子がどのような構成で存在するかについて、通常は原則、機能を欠損した、もしくは特に記すべき遺伝子のみを表記する記法がある。例えば、大腸菌XL1-Blue株の遺伝子型は、

recA1 endA1 gyrA96 thi-1 hsdR17 supE44 relA1 lac [F' proAB lacIqZΔM15 Tn10(tet r)]

などと表記される。

2倍体の動植物(2倍体でない植物もある)で、ひとつの遺伝子座における遺伝子型を表記するには、AA、Aa、aaのように対立遺伝子を並べて書く。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 文部省日本遺伝学会学術用語集 遺伝学編』 丸善1993年、増訂版。ISBN 4-621-03805-2

関連項目[編集]