JR貨物U32A形コンテナ

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U32A形コンテナ(U32Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している20ft級・標準内容積32m3私有コンテナドライコンテナ)である。

概要

本形式の数字部位 「 32 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積32 m3の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積31.5 m3 - 32.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位「A」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が「普通品の輸送」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

日本国有鉄道時代に運用されていたUC5形の後継形式として全国的に使用されている。

番台毎の概要

0番台

  • 1・2 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 3・4 : (不明)
  • 5 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 6 - 12 : (不明)
  • 13 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 14 - 16 : (不明)
  • 17・18 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 19 : (不明)
  • 20 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 21・22 : (不明)
  • 23 - 26 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 27 : (不明)
  • 28 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 29 : (不明)
  • 30 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 31・32 : 日本石油輸送所有。総重量12.3t。
  • 33 : 日本石油輸送所有。後に 日本石油輸送所有(名鉄運輸借受)。総重量12.3t。
  • 34 : 日本石油輸送所有。総重量12.3t。
  • 35 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 36・37 : (不明)
  • 38 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 39 - 42 : (不明)
  • 43 - 45 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 46 : (不明)
  • 47 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 48 : (不明)
  • 49 - 51 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 52 : (不明)
  • 53・54 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 55・56 : (不明)
  • 57・58 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 59 - 61 : (不明)
  • 62 - 64 : 名鉄運輸所有。総重量10t。
  • 65 - 69 : 水島臨海鉄道所有。総重量11.5t。
  • 71 : (不明)
  • 72 - 74 : 水島臨海通運所有。総重量11.5t。

5000番台

  • 5001 - 5008 : 共和産業所有。総重量13.5t。
5009 · 5010
西尾レントオール所有。

レンタル資機材輸送用。

5011 - 5030
日本フレートライナー所有。

約22年振りにデザインが変更された。

5031 - 5050?
日本石油輸送所有、北越コーポレーション借受。

上部に白線(2021年度増備分の20D/20Gみたく両端のみで中央には線が無い)とエコレールマークが入った。背も高くなり高さ2641mmとなった。

8000番台

  • 8001 : センコー所有。総重量20.2t。※試作品の為、本体カラーと総重量が次番以降の量産形と違う。
  • 8002 - 8010 : センコー所有。総重量20t。

脚注

出典

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 

外部サイト

関連項目