JR貨物19E形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。2001:ce8:114:9ee0:616f:587:d6c7:8a8a (会話) による 2022年11月18日 (金) 07:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎現状)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

JR貨物19E形コンテナ
上段が19E形19E-293 (2007年4月1日撮影)
上段が19E形19E-293
(2007年4月1日撮影)
基本情報
製造メーカー 日本車輌製造
製造初年 1997年平成9年)
製造数 500個
形式消滅年 2016年(平成28年)
主要諸元
外面色 赤紫色(JRFレッド)
全長(内寸法) 3,715mm (3,647mm)
全幅(内寸法) 2,450mm (2,277mm)
全高(内寸法) 2,500mm (2,232mm)
荷重t
内容積 18.5 m3
自重 1.6 t
扉位置 両側側面
テンプレートを表示

JR貨物19E形コンテナ(JRかもつ19Eがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が計450個を配備した12ftドライコンテナである。

19C形の後継であり、上部四隅に簡易隅金具が付いた点が違いである。荷崩れ防止のための機構があり、内部には仕切用のポリプロピレン製パネルが吊されている。妻面リブが広く、6本となっている。

製造は全て日本車輌製造が行った。

0番台

両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2,500mm、幅2,450mm、長さ3,715mm、自重1.6t。内容積は18.5m3。最大積載量は5t。

外観塗装は19B形から同様、赤紫色(JRFレッド)一色に白色でJRFのロゴが配されている。

現状

2007年平成19年)以降はエコレールマークシールを順次貼り付けた。 2012年(平成24年)度以降、先代の19C形が全廃した事や、老朽化したことから、19D形への置き換えが進み、2016年(平成28年)12月にて全廃となった。

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 

関連項目