FLASH (写真週刊誌)
フラッシュ | |
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FLASH | |
ジャンル | 写真週刊誌 |
刊行頻度 | 毎週火曜日 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 420円(2015年現在) |
出版社 | 光文社 |
発行人 | 井上晴雄 |
編集長 |
山内俊明 (2010年11月 - 現在) |
前編集長 | 青木宏行( - 2010年10月) |
刊行期間 | 1986年11月5日 - 現在 |
『FLASH』(フラッシュ)は、光文社発行の写真週刊誌。毎週火曜日発売(合併号を除く)。創刊は1986年11月5日。
同ジャンルの写真週刊誌『FOCUS』(新潮社)、『FRIDAY』(講談社)と共に「3F」、創刊当初は『Emma』(文藝春秋)、『TOUCH』(小学館)と合わせて「3FET」と呼ばれていた[注 1]。
当項目では、『FLASH』が主催する「ミスFLASH」についても扱う。
概要
1986年の創刊。
2000年春、電子書籍販売サイト「Bitway-books」でインターネットの事業展開を開始。2005年から表紙デザインを一新しイメージチェンジを図る。『FLASH』のロゴをポップなものに変え、担当の写真家を篠山紀信から松田忠雄へと変更した[1]。
同じく光文社が発行していた『週刊宝石』が2001年に廃刊となり、その機能を統合して現在に至る。
公式のマスコットキャラクターは「写写丸(しゃしゃまる)」。ちなみに2000年には、写写丸も登場するパズルゲーム「FLASH 恋人クン」がワンダースワン用ソフトとして発売されている[2]。
記事・グラビアでは、30歳未満の女性タレントを「クン」(30歳以上は「サン」)付けする。
FLASH EXCITING
年6回不定期に発売された増刊号『FLASH EXCITING』(フラッシュ・エキサイティング)は、2000年代に入り、コラムや発掘写真など内容の濃さで人気を博した。しかし、他社がこぞって「EX系雑誌」と呼ばれる類似誌を発行するようになったことでシェア拡大が困難となり、2008年に休刊となった[3]。
FLASH スペシャル
『FLASH EXCITING』の別系統の増刊号『FLASHスペシャル』も2008年1月から不定期に発売。 『FLASH増刊号』『FLASHスペシャル グラビアBEST』『FLASH+』などと誌名を変えることもある。 また、2011年以降の表紙または巻頭はAKB48グループのメンバーのみ(乃木坂46を含む)となっている。
写写丸
「写写丸」(しゃしゃまる)は、創刊当初から2011年現在も紙面に登場する忍者装束に身を包んだマスコットキャラクター。『FLASH』の各記事の文末に写写丸のマークが入るなどの形が見られる[注 2]。巻末には「写写丸クイズ」があり、正解者の中から抽選でプレゼントを実施。また近年は、「写写丸世代」と銘打った記事もある[4]。
『FLASH』の記者が「写写丸」の名義で体験取材や突撃取材を行うことがある[5]。
ミスFLASH
ミスFLASH Miss FLASH | |
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受賞対象 | グラビアアイドル |
国 | 日本 |
主催 | 光文社『ミスFLASH』実行委員会 |
初回 | 2006年 |
最新回 | 2016年 |
最新受賞者 | 川崎あや 豊田瀬里奈 中野杏 |
公式サイト | http://miss-flash.jp/ |
『FLASH』が主催するミス・コンテスト。同誌の創刊20周年を記念して2006年に創設された。
受賞者
特記
- 第1回〜第4回大会は(ファイナリストの)10名がエントリーし、グランプリ1名、準グランプリ1〜2名が選ばれた。回によっては審査員特別賞もあった。
- 第5回大会(2011年)は2年ぶりの開催(2010年は未開催)となり、「セミファイナリスト30名 → ファイナリスト10名 → 4名選出」という形式だったが、準グランプリ・審査員特別賞はなかった。グランプリの発表はニッポン放送のイマジンスタジオで行われ、その模様は『サタデーキューティナイト アイドルスタジオNo.1』で録音放送された。また、上記4名とこの回のエントリー者のうちの5名(椎名歩美、しづか、堀口アンナ、石原美優、大津琴子)がアイドルユニット「G☆Girls」(ジー・ガールズ)を結成。2011年9月にデビューシングルをリリースし、メンバーを変更しながら活動を続けている[7]。
- 第6回大会(2012年)は「セミファイナリスト30名 → ファイナリスト12名[注 3] → 3名選出」という形式だったが、第5回大会同様、準グランプリ・審査員特別賞はなかった。グランプリの発表は同じくイマジンスタジオで行われた。また、グランプリを受賞した葉加瀬マイはそれまで本名である「袴田真衣」で活動していたが、これを機に芸名「葉加瀬マイ」と改名した[8][9]。
脚注
注釈
- ^ 「3F」、「3FET」の読み方は、英語読みの他、「さんえふ」、「さんふぇっと」など、諸説ある。
- ^ 定型記事の場合、タイトル側のデジタル時計の上にも写写丸のマークが入っている。写写丸のポーズは100種類以上あり、記事の内容によって使い分けられる。
- ^ ファイナリスト10名と、セミファイナリスト20名の中の敗者復活枠としての2名を合わせた計12名。
出典
- ^ “写真週刊誌「FLASH」イメチェンで脚光のワケ”. ZAKZAK. 産業経済新聞社 (2006年3月31日). 2013年9月5日閲覧。
- ^ “FLASH 恋人クン”. バンダイナムコゲームス. 2014年2月5日閲覧。
- ^ “「フラッシュEX」休刊決定! 写真週刊誌一掃の前触れか!?”. excite.ニュース. 日刊サイゾー (2008年9月29日). 2013年9月5日閲覧。
- ^ 「写写丸世代なつかしのボクらの『ロボダッチ』大全153」、『FLASH EXCITING』、2007年9月10日増刊号 / 「写写丸世代必見! 憧れのヒロイン23人に会ってきた!」、2010年8月17日・24日合併号 / 「写写丸世代34〜47歳に聞いた、仕事、住い、家族…被災者108人『俺の本音』PART1」、2011年5月17日号 など。
- ^ 「写写丸探検隊 地球の裏側 ガラパゴスに行ってみた!」、『FLASH』1134号、2011年 など。
- ^ “ミスFLASH2016 グランプリ発表”. ミスFLASH (2016年1月11日). 2016年1月11日閲覧。
- ^ “DISCOGRAPHY”. G☆Girls. 光文社. 2013年9月5日閲覧。
- ^ “ミスFLASHに個性派美女3人…利きワインに一発芸も”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2012年2月6日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “元「あいのり」ミスFLASHに「葉加瀬」へ改名したのは…”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2012年2月6日). 2012年2月6日閲覧。