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bison

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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bison
開発元 GNUプロジェクト
最新版
2.5 / 2011年5月14日 (13年前) (2011-05-14)
リポジトリ ウィキデータを編集
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 パーサジェネレータ
ライセンス GPL
公式サイト http://www.gnu.org/software/bison/
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bison(バイソン)とは構文解析器を生成するパーサジェネレータの一種であり、CコンパイラとしてのGCCのサポートのために[要出典]開発されたフリーソフトウェアである。

概要

bison は flex と共にローレンス・バークレー国立研究所の Vern Paxson が作成した。その仕様としてはyaccとの上位互換を持っておりながら、多くの拡張機能が追加されておりリエントラントパーサの生成などが行える。 もともとは、CコンパイラとしてのGCCフロントエンド構文解析用に作成されたソフトであるが現在GCC(バージョン4以降)はフロントエンドの構文解析を独自で行っており、bison は主に単独のプログラミング開発ツールとして使用されている。

yacc との上位互換を持つソフトとしては他にbyacc(Berkeley yacc)がある。

通常、LALR法に基づく構文解析器を生成するが、曖昧な文法についてはGLR法に基づいた構文解析器を生成できる。

外部リンク