300 〈スリーハンドレッド〉

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300 〈スリーハンドレッド〉
300
監督 ザック・スナイダー
脚本 ザック・スナイダー
マイケル・E・ゴードン
カート・ジョンスタッド
原作 フランク・ミラー
製作 ジャンニ・ヌナリ
マーク・キャントン
バーニー・ゴールドマン
ジェフリー・シルバー
製作総指揮 フランク・ミラー
デボラ・スナイダー
クレイグ・J・フローレス
トーマス・タル
ウィリアム・フェイ
スコット・メドニック
ベンジャミン・ワイスブレン
出演者 ジェラルド・バトラー
レナ・ヘディ
音楽 タイラー・ベイツ
撮影 ラリー・フォン
編集 ウィリアム・ホイ
製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
バーチャル・スタジオズ
Atmosphere Pictures
Hollywood Gang
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2007年3月9日
日本の旗 2007年6月9日
上映時間 117分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $65,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $456,068,181[1]
次作 300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜
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300 〈スリーハンドレッド〉』(原題: 300)は、2007年アメリカ映画フランク・ミラー原作のグラフィックノベル300』を元にペルシア戦争テルモピュライの戦いを描いた作品。

日本ではR15+指定

ストーリー

紀元前480年、スパルタレオニダスの元にペルシア帝国からの使者が訪れ、スパルタに服従を要求した。レオニダスはこれを拒否し、使者を殺害した。

レオニダスはスパルタ全軍での迎撃を考えていたが、デルポイの神託によって非戦と決定されてしまった。王と言えども神託には従う義務があり、スパルタ評議会も非戦の方針を支持した。

このままではスパルタは戦わずしてペルシア帝国の支配下に入ってしまう。レオニダスは「散歩」と称して300名の親衛隊を率い、ペルシア王クセルクセス率いる100万のペルシア軍の迎撃に向かった。兵力差は圧倒的であったが、スパルタ軍は峻険な山と海に挟まれた狭い街道に布陣して、ペルシア軍が大軍の利を生かし切れないようにした。

ここに、壮絶な死闘となるテルモピュライの戦いが始まる。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
レオニダス ジェラルド・バトラー 中田譲治
王妃ゴルゴ レナ・ヘディ 湯屋敦子
セロン ドミニク・ウェスト 内田直哉
ディリオス デビッド・ウェナム 山野井仁
隊長 ヴィンセント・リーガン てらそままさき
ステリオス マイケル・ファスベンダー 桐本琢也
アスティノス トム・ウィズダム 加瀬康之
ダクソス アンドリュー・プレヴィン 世古陽丸
エフィアルテス アンドリュー・ティアナン 佐々木睦
クセルクセス ロドリゴ・サントロ 咲野俊介
ペルシャの使者 ピーター・メンサー 乃村健次

ソフト化

日本ではワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりブルーレイ、DVDが発売。

  • 300 〈スリーハンドレッド〉 特別版(DVD2枚組、2007年9月26日発売)
  • 300 〈スリーハンドレッド〉 ブルーレイ(1枚組、2007年9月26日発売)
  • 300 〈スリーハンドレッド〉 リミテッド・コレクターズ・エディション(3枚組、2009年2月21日発売・限定生産)
  • 300 〈スリーハンドレッド〉 コンプリート・エクスペリエンス(ブルーレイ1枚組、2009年11月3日発売)

備考

  • この映画に対し、イラン政府がイラン人の先祖であるペルシア人を激しく冒涜しているとして非難している。これに対して、映画製作関係者達は、「この映画は、単にイラン人とスパルタ人の戦争物語を、史実と異なる形で語っているもので、歴史を正確に伝えるものではない。」と説明している。
  • ごく一部を除いてすべてスタジオで撮影され、背景などもCGで編集したものが多い。そのため一部の評論家からは「あのスパルタ人たちの立派な腹筋もCGじゃないか」と揶揄されたが、制作関係者達は「制作費を削るために鍛えるようにと指導していた」とコメントしている。
  • 予告編で使用された曲はナイン・インチ・ネイルズのアルバム『ザ・フラジャイル』収録の「ジャスト・ライク・ユー・イマジンド」。
  • 2010年5月9日に日曜洋画劇場枠で地上波初放映。首を刎ねるシーンなど一部の残虐な描写がカットされているものの、R-15指定された作品では非常に珍しい(ただし、北野武監督作品の『座頭市』の前例もある)。なお、視聴率は12.8%であった。
  • 2014年には続編にあたる映画『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』が制作されている。

脚注

  1. ^ a b 300 (2007)”. Box Office Mojo. 2009年12月9日閲覧。

関連項目

外部リンク