青梅 (大字)

青梅
青梅
	町丁
	青梅駅駅舎（2012年3月）
国	日本
都道府県	東京都
市町村	青梅市
人口（2021年（令和3年）3月1日現在）
• 合計	5,888人
等時帯	UTC+9 (日本標準時)
郵便番号	198-0045(廃止)
市外局番	0428
ナンバープレート	八王子

日本 > 東京都 > 青梅市 > 青梅 (大字)

青梅（おうめ）とは東京都青梅市にあった地名。郵便番号は198-0045^[2]。

概要[編集]

青梅市の中心部に位置する。青梅街道沿いはかつて宿場町として栄えていた。現在は大部分が住宅地になっており、青梅駅の周辺には商店が建ち並ぶ。

地理[編集]

北部は青梅丘陵、南部は多摩川に接する。

歴史[編集]

「青梅市の歴史」「青梅町の歴史」も参照。

1875年(明治8年) - 青梅村より青梅町に変更（大字青梅の範囲）。
1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行に伴い、青梅町、勝沼村、西分村、日向和田村が合併して神奈川県西多摩郡青梅町が発足（青梅市の青梅地区の範囲）。
1893年（明治26年）4月1日 - 東京府へ移管。
1943年（昭和18年）7月1日 - 東京都制施行。
1951年（昭和26年）4月1日 - 霞村、調布村との合併により青梅市が発足。同日青梅町廃止。大字青梅は青梅地区の一部となる。
1998年（平成10年）10月 - 青梅地区の大字青梅を天ヶ瀬町、裏宿町、大柳町、上町、住江町、滝ノ上町、仲町、本町、森下町に分割し、廃止。

分割後の地域は以下の通りである^[4]。

町丁	読み仮名	郵便番号
住江町	すみえちょう	198-0084
本町	ほんちょう	198-0083
仲町	なかちょう	198-0082
上町	かみちょう	198-0081
森下町	もりしたちょう	198-0089
裏宿町	うらじゅくちょう	198-0088
天ヶ瀬町	あまがせちょう	198-0087
滝ノ上町	たきのうえちょう	198-0085
大柳町	おおやなちょう	198-0086

世帯数と人口[編集]

2021年（令和3年）3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである（分割後）^[1]。

町丁	世帯数	人口
住江町	273世帯	513人
本町	437世帯	843人
仲町	210世帯	403人
上町	125世帯	220人
森下町	179世帯	409人
裏宿町	419世帯	849人
天ヶ瀬町	507世帯	1,052人
滝ノ上町	310世帯	581人
大柳町	504世帯	1,018人
計	2,964世帯	5,888人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなっていた^[5]。

町名	小学校	中学校
全域	青梅市立第一小学校	青梅市立第一中学校

公共機関[編集]

警察[編集]

警視庁青梅警察署（青梅市野上町）
- 青梅駅前交番（本町）
- かつては森下町・住江町にも交番があったが、2006年1月に廃止され、それぞれ「森下町安全安心ステーション」「住江町安全安心ステーション」として使われている^[6]。

消防[編集]

東京消防庁青梅消防署（青梅市師岡町）
- 第一分団（青梅地区）^[7]

郵便[編集]

青梅郵便局（青梅市東青梅）
- 青梅住江町郵便局
- 青梅上町郵便局

公園[編集]

永山公園（本町・勝沼）
釜の淵公園（駒木町） - 釜の淵大柳駐車場より柳淵橋を渡った所に位置する。青梅市郷土博物館も同地にある。
大柳公園（大柳町）
七兵衛公園（裏宿町）
天ヶ瀬公園（天ヶ瀬町）

国・都の機関[編集]

都の機関[編集]

東京都交通局早稲田自動車営業所青梅支所（森下町）
東京都水道局水源管理事務所（裏宿町）

主な医療機関[編集]

青梅三慶病院（大柳町）

経済[編集]

金融機関（預貯金取扱金融機関）[編集]

青梅信用金庫中町支店（仲町）
りそな銀行東青梅支店青梅プラザ出張所（同）
きらぼし銀行青梅支店（同）

地域[編集]

学校教育[編集]

認定こども園[編集]

四恩幼稚園(天ヶ瀬町・2021年4月1日幼稚園型認定こども園として開園)^[8]

保育園[編集]

私立

青梅保育園（滝ノ上町）

小学校[編集]

市立

青梅市立第一小学校（本町）

中学校[編集]

市立

青梅市立第一中学校（裏宿町）

高等学校[編集]

東京都立多摩高等学校（裏宿町）

社会教育[編集]

文化施設[編集]

青梅市文化交流センター（上町） - 旧・青梅市民会館。
釜の淵市民館（大柳町） - 2019年3月閉館^[9]。

図書館[編集]

青梅図書館（仲町） - 以前は中央図書館の名称だったが、河辺駅前の中央図書館に移行したため改称。

博物館[編集]

昭和レトロ商品博物館（住江町）
昭和幻燈館（同）

美術館[編集]

青梅市立美術館（滝ノ上町）
青梅赤塚不二夫会館（住江町・2020年 3月27日閉館）

運動施設[編集]

永山体育館（住江町）
天ヶ瀬体育館（天ヶ瀬町）
青梅市弓道場（仲町）

交通[編集]

鉄道[編集]

JR東日本青梅線 - 青梅駅（本町）

道路[編集]

一般国道

国道411号（滝山街道、青梅街道）

主要地方道

東京都道5号新宿青梅線（青梅街道・千ヶ瀬バイパス）
東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線（旧青梅街道）

一般都道

東京都道196号青梅停車場線

名所・旧跡・社寺[編集]

名所・旧跡[編集]

旧稲葉家住宅（森下町）

社寺[編集]

神社[編集]

住吉神社（住江町）
八坂神社（天ヶ瀬町）
熊野神社（森下町） - 境内にはかつて陣屋が設けられていた^[10]。
秋葉神社（仲町）
金刀比羅神社（本町）
稲荷神社（上町）
裏宿神社（裏宿町）

寺院[編集]

住吉山延命寺（住江町）
常保寺（滝ノ上町）
成田山清宝院（大柳町）
青梅山金剛寺（天ヶ瀬町）
瑞宝院（同）
梅岩寺（仲町）

出身人物[編集]

津雲国利（拓務政務次官、衆議院議員、農業^[11]）
平岡久左衛門（青梅町長、平岡商店社長、青梅銀行頭取）
根岸凉宇（俳人）

脚注[編集]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b “令和3年3月1日現在町丁別世帯と人口”. 青梅市 (2021年3月1日). 2021年5月23日閲覧。
^ ^a ^b “1998年度/日本全国郵便番号の更新情報”. Kani Sun Systems & Kanisoft. 2021年5月23日閲覧。(アーカイブ)
^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月11日閲覧。
^ 青梅市の郵便番号一覧 - 日本郵便HP 2021年5月25日閲覧。
^ “青梅市立小・中学校通学区域図”. 青梅市 (2014年4月8日). 2018年1月11日閲覧。
^ 地域安全安心ステーション事業 - 警察庁・自主防犯ボランティア活動支援サイト
^ 青梅市消防団の組織 - 青梅市HP
^ 認定こども園移行と乳幼児棟開園のご報告 - 学校法人四恩学園四恩幼稚園HP
^ Xmas Live concert　2018 - OJ-Suns(旧懐しBoys)HP 2021年7月7日閲覧。
^ 青梅市指定旧跡『森下陣屋跡』 - Monument HP 2021年5月23日閲覧。
^ 『人事興信録第20版下』つ1頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2024年2月6日閲覧。

参考文献[編集]

人事興信所編『人事興信録第20版下』人事興信所、1959年。