星天qlay

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星天qlay
HOSHITEN qlay
星天qlay Dゾーンのコワーキングスペース
地図
地図
店舗概要
所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町神戸町星川
座標 北緯35度27分22秒 東経139度35分50秒 / 北緯35.45611度 東経139.59722度 / 35.45611; 139.59722 (星天qlay)座標: 北緯35度27分22秒 東経139度35分50秒 / 北緯35.45611度 東経139.59722度 / 35.45611; 139.59722 (星天qlay)
開業日 2023年2月2日
施設所有者 相鉄ビルマネジメント
延床面積 25,000 m²
駐車台数 65台[1]
※第1駐車場 自動車36台・バイク2台
第2駐車場 自動車17台
第3駐車場 自動車8台
第4駐車場 自動車2台(身障者用)
駐輪台数 241台[1]
※第1駐輪場 97台
第2駐輪場 144台
最寄駅 天王町駅星川駅
最寄IC 峰岡IC星川IC
外部リンク www.hoshiten-qlay.com
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星天qlay(ほしてんクレイ)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区相鉄本線高架下に所在する商業施設である。スーパーマーケットや飲食店、クリエイター向けの住居やコワーキングスペースなどで構成される。

概要[編集]

相鉄本線天王町駅から星川駅北西の横浜新道交差部にかけての間約1.9kmは、2002年より連続立体交差事業が進められ、2017年3月5日に下り線[2]、2018年11月24日には上り線が高架に切り替えられた[3]。2022年3月31日には関連街路の開通をもって事業完了した[4]

相鉄アーバンクリエイツ相鉄ビルマネジメント相模鉄道は保土ケ谷区と協定を締結し、高架化で生じた1.4kmの空間を、二俣川駅寄りから順にA~Eの5つのゾーンに分けて開発を進めた[5]。そのうち、Bゾーンにあたる星川駅部分では2022年12月14日の開業を予定して商業施設の整備が進められていたが、2022年11月15日早朝に小火が発生[6][注釈 1]。このため当初予定より1か月半遅れて、2023年2月にBゾーンの店舗が順次オープン[注釈 2]。4月にはDゾーンが[注釈 3]、12月にはCゾーンが開業した[注釈 4]

施設名称の「qlay」は造語で、qは「play」のpの一つ先のアルファベットであることから、従来の価値観から一つ先の遊びを目指す意味が込められた。同音のclayは粘土を意味し、自在に形を変える粘土のように自由な創造性が生まれることへの願いが込められている。4つの幾何学模様を組み合わせ、qの文字を図案化したロゴマークが制定された[7]

店舗[編集]

Aゾーン[編集]

星川駅の北西側(二俣川駅寄り)に位置する。駐車場として使用されている[8]

Bゾーン[編集]

Bゾーンの2階部分

星川駅の1・2階に位置する。

Cゾーン[編集]

工事中のCゾーン。

「星川一丁目」~「帷子小学校南側」の間に位置する。2023年12月、2024年1月に順次開業[10]

  • Patisserie&Cafe PINEDE - スイーツ、焼菓子、カフェ
  • ばばほいくしつ星川 - 認可・小規模保育事業 A型
  • 手織工房じょうた 横浜星川工房 - さをり織りの教室。1日体験織り。糸、織機などの販売
  • YELLOW GYMNASTICS CLUB - 体操教室・レンタルスタジオ
  • PetPlus Trimming Salon Hoshiten qlay - トリミングサロン・ペットホテル
  • 惣ざいと土鍋ごはん 時々クラフトビール。SAI. - 惣菜・定食
  • ワオキッズ 星川園 - 学童保育

Dゾーン[編集]

Dゾーンのロバーツコーヒー

Cゾーンから岩間川辺線を挟んで横浜寄りに位置する。

  • HUBHUB - 貸切サウナ、パーティールーム
  • PILE-A collaborative studio- - コワーキングスペース
  • 横浜国立大学 総合学術高等研究院 共創革新ダイナミクス研究ユニット - 研究室[11]
  • Robert’s Coffee - コーヒー、ジェラート、ケーキ、サンドイッチ[12]
  • YADORESI - 住居

Eゾーン[編集]

天王町駅部分の高架下に位置する。2024年度以降開業予定[10]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 建設中の店舗バックヤードで天井10m2と台車3台を焼いた。けが人なし[6]
  2. ^ 相鉄ローゼン、ハックドラッグ、無印良品500は9日、その他の店舗は2日に開業。
  3. ^ 「YADORESI」は4月1日入居開始、その他の施設・店舗は4月26日開業。
  4. ^ ばばほいくしつ星川は12月4日、その他の施設・店舗は2024年1月18日開業。

出典[編集]

  1. ^ a b アクセス
  2. ^ "3月5日(日)初列車から相鉄本線(星川駅~天王町駅間)の下り線を高架化" (pdf) (Press release). 相模鉄道. 16 February 2017. 2023年4月18日閲覧
  3. ^ “相鉄線星川―天王町駅間 全線高架化を前に式典”. タウンニュース保土ケ谷区版. (2018年11月22日). https://www.townnews.co.jp/0115/2018/11/22/458311.html 2023年4月18日閲覧。 
  4. ^ "相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業" (Press release). 横浜市道路局. 10 February 2023. 2023年4月16日閲覧
  5. ^ "星川駅~天王町駅間 高架下空間の開発計画に着手【相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】" (Press release). 相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ビルマネジメント. 11 October 2021. 2023年4月18日閲覧
  6. ^ a b "「星天qlay」のオープン延期について" (pdf) (Press release). 相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ビルマネジメント. 22 November 2022. 2023年4月18日閲覧
  7. ^ 星天qlayとは
  8. ^ 相鉄本線・星川駅~天王町駅間の高架下開発「星天クレイ」A~Eゾーン通しで歩いてみた!建設現場の様子”. はまぴた (2023年2月18日). 2023年5月10日閲覧。
  9. ^ "新業態「無印良品 500」を開始" (Press release). 良品計画. 30 September 2022. 2023年5月10日閲覧
  10. ^ a b "星川駅~天王町駅間 高架下の施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」Cゾーンを12月4日(月)・1月18日(木)に開業" (Press release). 相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント. 28 November 2023. 2023年12月1日閲覧
  11. ^ “高架下空間の新施設「星天qlay」、Dゾーン(天王町駅西側エリア)に4施設を順次オープン”. 横浜WALKER. (2023年4月3日). https://lovewalker.jp/elem/000/004/131/4131214/ 2023年5月10日閲覧。 
  12. ^ ロバーツコーヒー 星天qray店”. 2023年5月10日閲覧。

外部リンク[編集]