川のぬし釣り3

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川のぬし釣り3
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ゲームボーイ (GB)
開発元 トーセ
発売元 パック・イン・ソフト
プロデューサー 宮沢徹
石川真理子
デザイナー 有田和博
プログラマー まつもとしん
音楽 水田陽子
シリーズ ぬし釣りシリーズ
人数 1人
メディア 4メガビットロムカセット
発売日 日本 199709191997年9月19日
アメリカ合衆国 1998年
対象年齢 アメリカ合衆国 ESRBE(6歳以上)
ヨーロッパ PEGI3
デバイス スーパーゲームボーイ対応
その他 型式:日本 DMG-A7KJ-JPN
アメリカ合衆国 DMG-AFHE-USA
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川のぬし釣り3』は、1997年9月19日に日本のパック・イン・ソフトから発売されたゲームボーイロールプレイングゲーム。北米では『Legend of the River King GB』のタイトルで発売された。

同社による『ぬし釣りシリーズ』の第3作目。病に倒れた主人公の妹を助けるために川の主を釣り上げる事を目的としている。同シリーズでは初のゲームボーイ対応ソフトとなった。本作には4つのステージがあり、魚の種類は40種類となっている他、釣った魚を育てる「うぉっちモード」が新たに登場した。

開発はトーセが行い、プロデューサーはPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフト『秘宝伝説 クリスの冒険』(1991年)を手掛けた宮沢徹および石川真理子、音楽はゲームボーイ用ソフト『ゲームボーイギャラリー』(1997年)を手掛けた水田陽子が担当している。

1999年にはゲームボーイカラー対応ソフトとして北米にて発売、2000年にはニンテンドウパワーの書き換え用ソフトとして発売、2006年にはゲームボーイアドバンス用ソフト『川のぬし釣り3&4』にて『川のぬし釣り4』(1999年)と同時収録され発売された。ゲームボーイカラー版は2013年に北米と欧州のみでニンテンドー3DSバーチャルコンソール対応ソフトとして配信された。

ストーリー[編集]

ある日、主人公の妹は病気になって倒れてしまう。病気を治すには、ぬしを釣らなければならなかった。主人公は妹の病気を治すためぬしを釣りに行く旅に出る。

キャラクター[編集]

  • 主人公:このゲームの主人公。自分でつけた名前が主人公の名前となる。
  • 妹:主人公の妹。病気になって倒れる。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考 出典
1 Legend of the River King GB アメリカ合衆国 1999111999年11月
ゲームボーイカラー トーセ ナツメ ロムカセット DMG-ARKE-USA
2 川のぬし釣り3 日本 200003012000年3月1日
ゲームボーイ トーセ パック・イン・ソフト フラッシュロムカセット
ニンテンドウパワー
-
3 川のぬし釣り3&4 日本 200602092006年2月9日
ゲームボーイアドバンス ビクターインタラクティブソフトウェア マーベラスインタラクティブ ロムカセット AGB-BN4J-JPN
4 Legend of the River King GB アメリカ合衆国 201303072013年3月7日
ヨーロッパ 201303282013年3月28日
ニンテンドー3DS トーセ ナツメ ダウンロード
バーチャルコンソール
- ゲームボーイカラー版の移植
5 川のぬし釣り3&4 日本 201605112016年5月11日
Wii U ビクターインタラクティブソフトウェア マーベラス ダウンロード
(バーチャルコンソール)
ゲームボーアドバンス版の移植 [1]

スタッフ[編集]

  • エグゼクティブ・プロデューサー:木津精一
  • プロデューサー:宮沢徹、石川真理子
  • 原作:有田和博(有限会社 遊遊)
  • ゲームコーディネーター:ちけんつりゆき、マメさま
  • プログラマー:まつもとしん
  • デザイン:GAPS.、スタジオSCREW
  • ストーリー:まどかっち★
  • 音楽:BOOING BOO(水田陽子)

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通23/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine21.3/30点[3]

ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、21.3点(満30点)となっている[3]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.6 3.4 3.4 3.4 3.7 3.6 21.3

脚注[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]